このHPを書いている方は演劇のプロだと思いますが、
「なぁ~るほどね~」ということが満載です。
とにかく、私自身がいつでも見返せるように、ひたすらコピペします。
プロットを書くコツ
プロットは、ストーリーとは異なります。
ストーリーでは魅力を集約しますが、プロットは
要所の魅力を余すところなく伝えなければなりません。
桃太郎のストーリーは「桃太郎が仲間を引き連れて鬼を
退治しに行く話」です。プロットでは、更に詳しく個別の魅力を
浮き彫りにします。
犬猿雉を仲間に引き入れるシーンを例にしましょう。
• 凶悪な鬼に打ち勝つには桃太郎一人では難しい
• しかし鬼を恐れる人々は力を貸さない
• そんな時、頼りになったのは犬猿雉という動物たち
• 報酬はきび団子のみ
きび団子には、食べたものを強制的に従わせる麻薬のような
効果があるかもしれません。しかし、それではドラマになりません。
たかがきび団子一つに命をかける理由。登場人物同士の間に友情や
信頼といった感情がなければ成立しません。
感情は論理的に通らないことを通す要素です。
そこに葛藤が生じてドラマとなります。
• 人間に襲われ命を失いかけた犬は、桃太郎を命の恩人として従う
• 群れからはぐれた猿は、親切にしてくれた桃太郎を親のように慕う
• キジはメスで、桃太郎に恋をする
プロットには、シナリオ化(映像化)した際に見せ場となるポイントを
簡潔に書きます。ストーリーを具体的に展開して、見所やイメージを
伝えるよう心がけることがコツです。