40~50年も自己流でシナリオを書き、拙い素人ミュージカルを
職場で上演してきました。それゆえ、主張や曲が多過ぎて、
脈絡が定まらないストーリーは<ダラダラと冗長>で、
正直な学生さんからは「終わるのが待ち遠しかった」と
言われたほど (-_-;)
苦節(?)40年。
今、素晴らしいプロの演出・振り付け・役者である牛頭奈緒美先生の
お陰で少しずつ勉強の機会をいただき、まともになりつつあります。
その一つが「プロットをつくること」
先日の打ち合わせの際、
「慌てて脚本を書き上げるより、プロットを書いて俯瞰してみる」ように
言われたのです。「プロットって何ですか?」から始まる体たらくでした。
でも、ネットを見ると懇切丁寧な解説が。
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プロットとは
プロットは、あらゆる創作物の下書きのようなものです。
映画、ドラマ、ラジオ、マンガ、小説など、各媒体ごとの
書き方や形式が存在します。ただし、ジャンルは違えど本質は
かけ離れていないはず。
以下では、映画やドラマ脚本のプロットを想定して解説します。
プロットはシナリオの設計図
シナリオは映画の設計図であり、プロットはシナリオの設計図です。
そのため、プロットの書き方が理解できないと、シナリオ執筆も
ままなりません。
例えば、執筆中のシナリオに破綻があると気付きます。精緻に
書き込まれたト書きやセリフを書き直すのは大変です。プロットを
作り込んでおけば、シナリオを書き出す前に破綻に気づけます。
また、シナリオ執筆中の脚本家は、物語にのめり込みすぎて
視野狭窄になりがち。定期的に俯瞰してストーリ ー のバランスを
取ることも必要です。そのような場面では、ストーリーの全体像を
見渡せるプロットが重宝します。
なぁ~るほど・・・・・ 以前の私の書き方は、
①その年に起きた、衝撃的な事件・思いを盛り込んだテーマを決める。
②その年に感銘を受けた曲と、チャレンジしたかった曲をStoryにこじつける。
③その時に周囲にいて、協力してくれそうな人のキャラクターを生かして
④手持ちの衣装や小道具を嵌め込んで、
モザイク模様のような荒唐無稽なシナリオが完成!
これをチェックして整理してくれる人は居なかったので、
冗長になるのは当たり前だったのですね。
来年からは、すごく楽に(?)なるような気がしてワクワクドキドキです。