朝食抜き、夕食抜きで老化して太る理由とは?
p.79 (食事をすると)胃腸の筋肉が動き、
体内でエネルギーを燃焼させている。
運動して、カロリーを燃焼させるのと同じ状態。
「食べる=太る」ではなく、
「胃腸を動かして食べたものを燃焼させる」こと。
つまり、食事は運動(体内エクササイズ)なのです。
1日3食きっちり食べて胃腸の筋肉を使って初めて、
しっかりカロリーを燃焼させるサイクルが生まれます。
あ~らら、こらら・・・・
私の周囲の「超健康オタク」的、カッコイイ人達の殆どが
1日2食。または1食プラスα・・・・
この本の著者は1973年生まれの中年世代ですから、
高齢者の食欲とか必要量との乖離があるのかも?
自力整体整食法でも、「午前中は排泄の時間帯だから食べない」
むしろ、「不食」がイイみたいな時代もありました。
まさに百花繚乱の食べ方博覧会を見ているようです。
私自身の変遷を振り返ると、
①若くて丈夫で元気だった時代は玄米+普通のおかず。
②職場の昼休み(中年時代)に、やりたいことが多すぎて、
昼は粉ミルクのみの時期も。
③百名山踏破挑戦中に膝を傷め、自力整体に出会い、
整食法をきっちりやって快癒した初老期。
④痛いところがなくなり、何でも在りの現在。
ジムのクラスが朝から午後まで続く時は3時過ぎまで
何も食べなくてもお腹は空きません。
それでも、血糖値の急激アップを避けるため、
クルミやアーモンドを持ち歩いて、少しはつまみます。
⑤ご飯は山行時におにぎりを持参するくらいしか食べなくなり、
M先生に言われて急に食べだしたののが、この1週間くらい。
前にも書いた通り、急にご飯量が増えても体調は良好。
一応、柏原さんの理論をまとめておくと、
p.80 1日3食お米をたべて太らない人:総摂取カロリー 2163kcl
それでも、毎食お米をしっかり食べているので、
炭水化物60%、たんぱく質15%、脂質20~25%の、
カロリーを燃焼させやすいバランスを保っているので
太らない。
p.81 1日2食で太っていく人:総摂取カロリー 936kcl
カロリーは抑えているけれど、お米が少なく、おかずが
多すぎて、たんぱく質や脂質の割合が大きい。つまり
カロリーを燃焼しにくいので、太りやすい食べ方。
p.119 腹八分目では、「ちょっとガマン」のストレスが溜まり、
すぐに小腹が空いて何かをつまみたくなります。
(中略)「物足りないくらいがちょうどいい」という
八分目ではなく、食後に「あ~、美味しかった! 幸せ!」と
満足を感じるぐらいが痩せる食べ方の目安です。
「あ~、苦しい。マンプクだ!」は食べ過ぎ。
著者の執筆意図は、
p.211 「食べたら太る」神話を壊したかった。
食べて胃腸を動かして、身体の中から活性化するから、
健康的にやせるられのです。
食べなければ体重は減りますが、胃腸を使わず、
細胞をつくる栄養も足りないので、身体の中から老化し、
どんどん代謝力が落ちて、太りやすい体質に変わります。