自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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腰・肩・ひざは「ふたりで」治す  山内英雄+島 泰三・著  2015/9

2021-11-05 06:02:31 | 健康法


私は自力整体のナビゲーターなので、
他力整体に頼らず、自分自身で身体をケアできるように
ナビゲートしてきました。

でも、自分でほぐしきれない箇所は、人にやってもらう方が
簡単で、しかも気持ちが良いことは事実です。もちろん、
任せっぱなしではなく、施術者と自分が協力して、快癒点を
探り、フィートバックできることが重要ですが。

という訳で、最近は二人で行う整体やマッサージの研究を
楽しんでいます。その第一弾がこの本。
その第一コンセプトである「リセット」とは?
p.23 (人は)決まりきった動きが続くとき、特定の筋肉や
   関節しか動かさなくなり、そうなると、体に癖がつき、
   疲労がたまり、ひきつれを起こし、ゆがんで、動きが
   だんだん悪くなり、その果てに痛みを感じるほどになる

   リセットとは、この癖、ゆがみ、ひきつれの生じた体を
   素の状態に戻そうということ。

「ふたりで」する意味は、
p.25 リセット整体では、受け手はだらっとねそべっているのでは
   なく、能動的に自分の不具合のある個所を動かそうとします。
   そこにそえた整体者の手は、その動きに外から支点を与える
   支えとなります。

   しかも、受け手の体が動き、筋肉も腱も活動するので、
   整体者の手による支点は「生きた体の動き」に合わせて
   遊動します。

   受け手は支えられて、具合の悪いところを動かそうとし、
   整体者はその動きを感じて、ポイントを探そうとする。
   こうして、具合の悪い箇所は外から支えられ、体にかかる
   力を分散することで、痛みも分散させて軽くし、今より
   動くようになる。さらによく動かすことで、
   その筋肉や腱を鍛えることができるのです。

ただし、一般的な指圧や整体の場合、
受け手は力を抜いて、何も考えず、何もしないのが基本だと思います。


コメント
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