この本の著者、小池義孝氏は気功治療院の院長だそうです。
猫背をなおす方法として述べられていることは、
身体の真実を知り、使い方のイメージを持つことです。
例えば P.25~32で <肺の大きさ>と<使い方>をイメージし、
自分の肺の、ごく一部しか使っていないことを知り、
結果として筋肉が酸欠になり、
体力不足や疲労感・倦怠感の原因になっていたことを理解。
P.37 胸とおなか、両方を同時に使う「全体呼吸」こそが、
人間の身体に一番いい呼吸法なのです。
(図説のあと)横隔膜を上下させる全体呼吸で、
全身の細胞に酸素を行き渡らせ、身体が本来持っているはずの
エネルギーを思いっきり取り戻しましょう。
私の経験では、著者がいうような「背中まで膨らませる呼吸法」は、
実際にやっている人(先生)の背中に手を触れて、
「へえ~~! こんなに膨らむの??」と実感し、
自分でやってみて、できているのかどうか、先生に確認して貰い、
初めて出来るようになるのだと思います。
でも、ま、「知ること」が第一歩ですね。