自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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若く見える人は …… 老化を防ぐ食事法 その②

2013-02-02 05:24:36 | 推薦図書






今回は第2章 老化の仕組み ---歳をとるとはどういうこと? からの抜粋です。

P.73 酸素で老化が早まる
  老化を起こす原因の一つは、活性化された反応しやすい酸素が
  細胞成分と結合(酸化)するためである。
  この反応は年齢とともに起こりやすくなる。

P.74 活性酸素の処理能力は加齢とともに落ちていく。
P.75 たばこ・大気汚染、放射線、水質汚染、農薬、殺虫剤、漂白剤なども活性酸素の原因に。
   空気中や水中の有害な物質は体内で活性酸素を発生させ、DNAを傷つけ、
   がんの発生に結びつくこともある。

P.77 糖化による老化

  糖尿病になると絶えず血液中に大量の糖が流れ、その結果、血管がもろくなり、
  神経や眼や腎臓の細い血管を詰まらせたり、出血させたりするほか、
  脳や心臓の太い血管さえも詰まらせる。

  そのため、糖尿病になると神経麻痺、失明、腎不全、脳卒中、心筋梗塞に
  なりやすくなる。
P.78
  対策として、<腹八分目
  血糖値を食後2時間以内に食事前と同じ状態にもどせるから。
  血液の糖化が進むと、
  皮膚の張りがなくなり、しわが増え、骨がもろく折れやすくなる。
  
P.80
  <GI値が低い食べ物を!>glycemic indexとは
  同じカロリーを持つ炭水化物でも消化・吸収により血糖値の上がり具合に違いがあるので、
  この指数が小さい食品を食べると良い。(という概念)

  砂糖は消化・吸収が良く、GI値が最も高いもの。
  低いのは未精製の穀物類や野菜。

P.81 <炭水化物の量を1日50~150gとする食事
ロバート・アトキンス博士が考案したダイエット法で、ローカーボダイエットと呼ばれている。
これは江部医師の<ゆるい糖質制限食>に近いものです。


P.84 <女性ホルモン
  卵巣から分泌されるエストロゲン(卵胞ホルモン)には素晴らしい力があります。

  1.みずみずしい、つややかな肌やコシのある髪の毛を維持し、
  2.動脈硬化を防ぎ、
  3.骨粗しょう症を防ぎ、
  4.生命や若さを保つ

その働き方は、
  1.血液中の悪玉(LDL)コレステロールを減らし、血管壁の肥厚化や詰まりを防ぐ。
  2.血管内で一酸化窒素というガスを作り、血管を柔らかくしなやかにする。
  3.骨からカルシウムが抜け出るのを防ぎ、骨の固さ(密度)を保つ。
  4.自律神経を安定させ、気分を明るくする。
  5.記憶力を維持
  6.皮膚の皺を抑える。

  このように素晴らしい力を持っているのがエストロゲンですが、
  40歳を過ぎると女性の卵巣の機能が低下し始め、エストロゲンが減少。

そしてご利益もなくなる……
近年、更年期障害の軽減のため、ホルモンを補充する療法が広まっていますが、
若返り・骨粗しょう症対策として取り入れている人も多いそうです。

乳癌のリスクが上がるといわれていましたが、5年以内に中止すれば大丈夫だそうな。
最近では月経が起こらないようにSERM(選択的エストロゲン受容体モジュレータ)を
併用する方法もあるそうです。

P.89
ま、<エストロゲン作用のある食事>というのが一番安価で、安全なようです。
しかも、大豆に含まれるイソフラボンだそうなので、
そんなの、とっくに毎日摂ってるワ!ってなもんです。

我が家では味噌を作ったときの大豆の煮汁を煮詰めてキューブにし、
味噌汁やポタージュスープに入れて飲んでいます。
   





  



コメント (1)
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