日本青年館、2012年12月7日ソワレ(初日)。
ニューヨークのとあるマンションの一室。煙草の煙にまみれ、汚れた皿や空き缶、雑誌や新聞などが散らばった足の踏み場もないリビングで、スポーツライターのオスカー(轟悠)がポーカー仲間たちとポーカーに興じている。そこへ、ポーカー仲間のフィリックス(華形ひかる)が12年連れ添った妻に離婚を切り出され、遺書を残して家を出て行方不明、との知らせが飛び込んでくる…
原作/ニール・サイモン、脚色・演出/石田昌也、翻役/酒井洋子。
1965年ブロードウェイ初演、68年には映画化もされた作品。2011年に轟悠・未沙のえるで上演された公演が、配役を変更して東上。
有名な作品ですが、だいたいの設定しか知らない作品でした。
ぶっちゃけラストは「えっ、これで終わり?」と思ってしまいました。でもオスカーのあの行動がミソなんだよね。それがもっとくっきりわかるよう、もう少し丁寧にやってくれてもよかったのに…とは思いました。
でもとにかく楽しかったし可愛らしかったし笑ったし、歌もダンスもなくてもみんな生き生きキラキラしていました。
みつるはホントに芸達者だなあ。エプロンは日替わりなんだそうですね、細かいわ!
そしてさあやとゆきちゃんという私得のピジョン姉妹がたまらんわー。可愛かったわー。
フィナーレも素敵でした。ザッツ花娘!なふたりの場面のあと、イシちゃんがさすがのカッコ良さで見せ、加わった花男四人がそれぞれ気障で素敵で(がりんちゃんのダンスはやっぱり上手い)、さてイシちゃんとみつるでデュエダンが始まったらどうしようと思っていたら、フィリックスのまんまで「関白宣言」もどきを歌い出し、爆笑させられました。
ちなみに歌詞が変わっているしメロディラインも似せてあるだけでまんまじゃないのは、著作権的にアレなんですかね、別の歌ってことにしておきたいんですかね?(^^;)
それはともかく楽しく「がんばれ!」唱和しました。
…ら、揺れ始め、でもみつるが気づいていないふうだしみんなおとなしく固唾を呑んでいたら、場面終わりで地鳴りがして大きく揺れて…
すぐに客席に明かりがつき、係り員が非常口に立ち、幕が一度下りました。
地震があった旨アナウンスがされ、すぐに避難の必要はないようなので安全確認ののち再開するのでそのままお待ちください、と言われました。
結局20分ほど中断しましたかね、あとはパレードだけでした。
晴れやかな笑顔で出てきた柚カレーにほっとさせられました。
イシちゃんのご挨拶はことさらなものではなく、
「おかしな下級生七人と共に、地震に負けずにがんばります!」
でした。
でもちょっと、待っている間、震災当日のことを思い出してしまいました…
あれから観劇中に地震を感じることなんて何度も何度もあったけれど、舞台が中断されたのは今回が初めてだったし、あの時も今回も、自分もドキドキしながら、楽屋で控えているのであろう生徒さんのことも案じたりしていました。
そのときの不安な想いが、けっこうフラッシュバックしましたね…
余震が続かないといいのですが。
昨夜に引き続きみわっちめおちゃんが客席にいて、花組も募金活動したり大変だったよね、とか考えるともうそれだけでちょっと泣きそうでした。
ところで「カップル」という英単語には「二人組」という意味しかないのでしょうか? 日本ではどうしても恋人同士である二人組にのみ言われる言葉な気がするのだけれど…昔の作品だし、別に゜オッド・カップル」がゲイを示唆しているわけではない…の、かな?
ニューヨークのとあるマンションの一室。煙草の煙にまみれ、汚れた皿や空き缶、雑誌や新聞などが散らばった足の踏み場もないリビングで、スポーツライターのオスカー(轟悠)がポーカー仲間たちとポーカーに興じている。そこへ、ポーカー仲間のフィリックス(華形ひかる)が12年連れ添った妻に離婚を切り出され、遺書を残して家を出て行方不明、との知らせが飛び込んでくる…
原作/ニール・サイモン、脚色・演出/石田昌也、翻役/酒井洋子。
1965年ブロードウェイ初演、68年には映画化もされた作品。2011年に轟悠・未沙のえるで上演された公演が、配役を変更して東上。
有名な作品ですが、だいたいの設定しか知らない作品でした。
ぶっちゃけラストは「えっ、これで終わり?」と思ってしまいました。でもオスカーのあの行動がミソなんだよね。それがもっとくっきりわかるよう、もう少し丁寧にやってくれてもよかったのに…とは思いました。
でもとにかく楽しかったし可愛らしかったし笑ったし、歌もダンスもなくてもみんな生き生きキラキラしていました。
みつるはホントに芸達者だなあ。エプロンは日替わりなんだそうですね、細かいわ!
そしてさあやとゆきちゃんという私得のピジョン姉妹がたまらんわー。可愛かったわー。
フィナーレも素敵でした。ザッツ花娘!なふたりの場面のあと、イシちゃんがさすがのカッコ良さで見せ、加わった花男四人がそれぞれ気障で素敵で(がりんちゃんのダンスはやっぱり上手い)、さてイシちゃんとみつるでデュエダンが始まったらどうしようと思っていたら、フィリックスのまんまで「関白宣言」もどきを歌い出し、爆笑させられました。
ちなみに歌詞が変わっているしメロディラインも似せてあるだけでまんまじゃないのは、著作権的にアレなんですかね、別の歌ってことにしておきたいんですかね?(^^;)
それはともかく楽しく「がんばれ!」唱和しました。
…ら、揺れ始め、でもみつるが気づいていないふうだしみんなおとなしく固唾を呑んでいたら、場面終わりで地鳴りがして大きく揺れて…
すぐに客席に明かりがつき、係り員が非常口に立ち、幕が一度下りました。
地震があった旨アナウンスがされ、すぐに避難の必要はないようなので安全確認ののち再開するのでそのままお待ちください、と言われました。
結局20分ほど中断しましたかね、あとはパレードだけでした。
晴れやかな笑顔で出てきた柚カレーにほっとさせられました。
イシちゃんのご挨拶はことさらなものではなく、
「おかしな下級生七人と共に、地震に負けずにがんばります!」
でした。
でもちょっと、待っている間、震災当日のことを思い出してしまいました…
あれから観劇中に地震を感じることなんて何度も何度もあったけれど、舞台が中断されたのは今回が初めてだったし、あの時も今回も、自分もドキドキしながら、楽屋で控えているのであろう生徒さんのことも案じたりしていました。
そのときの不安な想いが、けっこうフラッシュバックしましたね…
余震が続かないといいのですが。
昨夜に引き続きみわっちめおちゃんが客席にいて、花組も募金活動したり大変だったよね、とか考えるともうそれだけでちょっと泣きそうでした。
ところで「カップル」という英単語には「二人組」という意味しかないのでしょうか? 日本ではどうしても恋人同士である二人組にのみ言われる言葉な気がするのだけれど…昔の作品だし、別に゜オッド・カップル」がゲイを示唆しているわけではない…の、かな?