自由劇場、2010年9月30日マチネ。
19世紀と20世紀の境い目、カナダ、プリンス・エドワード島の村アヴォンリー。内気で普段はめったに家を離れないマシュー・カスバート(日下武史)が馬車で出かけるのを見て、レイチェル・リンド夫人(中野今日子)たちは大騒ぎ。しかしマシューの妹マリラ(木村不時子)から、畑仕事を手伝う男の子を孤児院から引き取るのだと聞いて、みんなの疑問は解決します。しかし、ブライト・リバーの駅で人待ち顔にしていたのは、赤毛でそばかすの少女アン・シャーリー(この日は笠松はる)だったのです…
原作/L・M・モンゴメリー、音楽/ノーマン・キャンベル、台本/ドナルド・ハーロン、歌詞/ドナルド・ハーロン、ノーマン・キャンベル、翻訳/吉田美枝、梶賀千鶴子、訳詞/岩谷時子、演出/浅利慶太、振付/山田卓。全2幕。
もちろん私はテレビアニメの大ファンで、原作小説も愛読し、最近テレビアニメの冒頭部分を再編集した劇場版アニメも観ました。そのイメージはやはり大きい。
このところ宝塚づきすぎていたので、やたらとゆっくりで明晰な四季特有の台詞回しがわざとらしく感じられたし、とにかくスタイルのいい美男美女というものがいないので(ダイアナの山西里奈よりブリシーの桜小雪が美人でした。あとダイアナのママ、横山幸江。ギルバートはこの日は斎藤准一郎でしたが、うーん…)目が淋しく感じたりしました…
しかしなんと言ってもマシューとマリラがすばらしいので、泣かされて、満足だったんですけれどね。
でも、マシューがアンをグリーン・ゲイブルズまで連れ帰る道中は、もうちょっと長くてもよかったんじゃないかなあ。いい歌も欲しかった。ここのおしゃべりの楽しさが、あのマシューをしてマリラに逆らわせ、男の子ではなく女の子を、このアンを、うちに置こうと思うにいたるのですから…
新訳版の小説は未読です。手にしてみたくなりました。
19世紀と20世紀の境い目、カナダ、プリンス・エドワード島の村アヴォンリー。内気で普段はめったに家を離れないマシュー・カスバート(日下武史)が馬車で出かけるのを見て、レイチェル・リンド夫人(中野今日子)たちは大騒ぎ。しかしマシューの妹マリラ(木村不時子)から、畑仕事を手伝う男の子を孤児院から引き取るのだと聞いて、みんなの疑問は解決します。しかし、ブライト・リバーの駅で人待ち顔にしていたのは、赤毛でそばかすの少女アン・シャーリー(この日は笠松はる)だったのです…
原作/L・M・モンゴメリー、音楽/ノーマン・キャンベル、台本/ドナルド・ハーロン、歌詞/ドナルド・ハーロン、ノーマン・キャンベル、翻訳/吉田美枝、梶賀千鶴子、訳詞/岩谷時子、演出/浅利慶太、振付/山田卓。全2幕。
もちろん私はテレビアニメの大ファンで、原作小説も愛読し、最近テレビアニメの冒頭部分を再編集した劇場版アニメも観ました。そのイメージはやはり大きい。
このところ宝塚づきすぎていたので、やたらとゆっくりで明晰な四季特有の台詞回しがわざとらしく感じられたし、とにかくスタイルのいい美男美女というものがいないので(ダイアナの山西里奈よりブリシーの桜小雪が美人でした。あとダイアナのママ、横山幸江。ギルバートはこの日は斎藤准一郎でしたが、うーん…)目が淋しく感じたりしました…
しかしなんと言ってもマシューとマリラがすばらしいので、泣かされて、満足だったんですけれどね。
でも、マシューがアンをグリーン・ゲイブルズまで連れ帰る道中は、もうちょっと長くてもよかったんじゃないかなあ。いい歌も欲しかった。ここのおしゃべりの楽しさが、あのマシューをしてマリラに逆らわせ、男の子ではなく女の子を、このアンを、うちに置こうと思うにいたるのですから…
新訳版の小説は未読です。手にしてみたくなりました。