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散財日記

2016年01月23日 | CD批評
フォープレイ(Fourplay) Live at Blue Note NYC
セントラルパークから、徒歩にて散策しながら1 時間ほど南下してNYのブルーノートへ。この日のみ夜がフリーのため、事前にネットにて予約のみをして参上するも超満員。アポ無しでなくて良かったと思うも、ブルーノート特有の”超満員すし詰め商法”には東京、NY問わずに辟易閉口。フォープレイを見るのは初めてというGeorgeと相席になる。NYは東京対比で料金も格段に安い($45...ちなみに東京では8500円)一方で、東京以上のすし詰め状態で夕食を採る気も全くに失せ、ドリンクのみ。超有名メンツにて構成されるので、逆に新味もなく事前から殆ど期待していなったのだが、期待値が低かったせいか予想以上の内容。そもそも25周年ということだが、何といってもリー=リトナー、ラリー=カールトンと変遷したギターのチャック=ローブが良すぎる! 見た目は”ふつーのオッサン”で衣装も他メンバー対比ダントツ気取りが無いが、ギターは当然巧いし、表情やアクションもコミカル。汗でギターのストラップ跡がバッチリ、というオッサン臭がここまで漂ってくるようで同性からみても何ともイイ歳のとり方をしているが、一方でチューニングをする時のチューナーを見遣る目は異様に鋭い...。フォープレイの曲は、レコーディング終了直後ということで演奏された新曲を除くと、意外に知っている曲が多かったが、少しは練習しなくては合わないようなチャレンジングなギミックやキメ等も譜面なしでリスクテイクした演奏しており、バンド感が充分。アンコールも勿体ぶって控え室に戻ることもなく、時間のセーブと云って演奏する等重鎮が多いわりにはライトな感じが好感。
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