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玉肌日記

2007年11月12日 | 玉肌日記
【姥湯温泉(山形)】
米沢八湯の一つ。米沢-福島の街道から道一本南に入って、車一台がなんとか行き違い可能なる道を10キロあまり進んだ末にある温泉。秘湯として有名だが、有名なあまり人が多いようで、”秘”感はあまりなし。ガケにへばりつく格好で枡形屋なる旅館があるが、ここも自家発電しており、非常に快適。まず、温泉までのアクセスだが、道は細いものの、舗装。しかしクネクネはしていて結構なるスピードですると同乗者は車酔い(当方の激走に問題有)。最後の最後でダートになるが、これは数百メートル程度。楽勝で到着すると、駐車場に車を停め、そこからは徒歩5分程度で枡形屋到着。風呂は露天2つ(混浴1と女性1)、内湯2つ(男女別)。ガレ山を見ながらの露天が絶景露天で自然冷却した源泉掛け流しで、硫黄泉。色は天候や時期で異なるも、訪問時初日(天気晴れ)は白濁、翌日(雨)は透明ながら微弱白濁という具合。山を隔てた向こうにある高湯温泉が白濁であることを考えれば到って納得だが、比較的に白濁具合は弱い。露天混浴は10人程度は入れるものの、湯量をセーブしているのか、浮遊物等も多く、あまり鮮度はよろしくないのが一目瞭然。水深も(堆積物のためか)浅く、ゆったりと浸かれないことに加え、天候次第ではやや温(ぬる)く感じるか。その点では内湯が良し。ここは日帰り温泉客を受け入れているが、満喫には宿泊は必須。翌朝に帰ろうとすると駐車場から登ってくる夥しい数の日帰り客と遭遇。それだけ入れば露天の衛生状態も、とは思うが、V字渓谷奥にあって更なる拡大は難しく、有名なる秘湯故の困難に直面しているか。
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