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飛行機受難劇(5)

2020年04月11日 | 時事批評

飛行機受難劇(5)

毎回受難劇に遭遇しているため、今回はどんな受難劇が待っているのか、と搭乗前から早くも身構えてしまう習性に。と、思っていれば、今回も受難劇に遭遇。それは意外であったものの「空港での断水」。航空機でなく、空港ときたか…。「塩分味の強い水が出ている」との通報を受けて空港管理会社が確認し、念のために羽田の国内線ターミナル全館で断水という事態に。数日前から報道されていたが、乗る日には復旧しているだろうと思いきや、数日経過した搭乗当日でも未だに断水状態が継続。しかも当方搭乗の第二ターミナルのみ(余談ながら色々な意味で第二ターミナルは被虐的と思うこと屡々)。ターミナルには飲食店が多くあるが、どれも断水のために営業は休止。唯一盛況なのは弁当店で、この時とばかりに増員して販売意欲も旺盛。保安検査場通過後でも羽田で取り扱う弁当は画一的な内容であり、当方もやむなくゲート前で軽食を購入。滅多に普段見ないが、チェックインカウンター前のシートで既にお弁当を広げている方も相応あり、周囲は弁当臭にてちょっと異様な雰囲気。食事以外への影響といえばトイレだが、事前報道通り、トイレの手洗いは使用不可となるも大量のペットボトルが置かれており、これを用いて手洗い等せよという具合。ちなみに気になるのはトイレの洗浄用水だが、羽田では洗浄用水に別系統の飲料不適な水源を充てているのか、それともトラブルで塩分味の強い水をそのまま使っているのか不明だが、トイレは問題なく流れていて衛生面での問題はなし。ただ、水源が限定的なためか、一部のトイレはトイレ自体が閉鎖されている。ペットボトルで手を洗うというのはなんだか非常に勿体ないと感じる人が多いのか、手洗いの際も最小限の水にて手を洗い、残ったペットボトルの水は使い切ったり、残りを流してしまったりはせずに、次の人のためにキャップをして置いておく、という日本人の美徳は十二分に発揮されており、トラブルの中にも理性あり。

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