Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

玉肌日記

2006年10月25日 | 玉肌日記
【蔦温泉(青森)】
東北地方は素晴らしい温泉の宝庫、まずは青森八甲田山付近ではかなり有名なる同温泉。この付近での有名度合いでは酸ケ湯→蔦ともなるが、酸ケ湯が前出「五色の湯」のような硫化水素系であるのに対して、蔦は単純泉であり、インパクト系とマイルド系が付近(車で20分程度の距離)に同居。ここの特徴は”風呂底から湧き出る温泉”であり、ブナの木で出来た風呂床からブクブクとお湯が湧き出てくる。風呂の下に源泉がある、というより、源泉の上に風呂を作ったという格好になるのであろうが、なんとも不思議な感触。ちなみに上からは湧き水を加水して温度調整をしている模様だが、殆どを木を使用している風呂場は情緒があり、遠くの東北の温泉場に来たのだと改めて実感(なお、前夜22時に東京を出発して夜通し東北道を700キロ程度走行し、早朝に青森着、観光を敢行←オヤジギャグ)。温泉は無色透明で目立った特徴はないものの、旅館の人曰く、入浴後、風呂周囲を囲う簀(す)の子状の洗い場で横になって体を休め、また入浴するというのがその楽しみ方の模様(当方実践せず)。なお、男女時間制の内風呂1つと、24時間男女別の内風呂2つがあり、露天風呂は存在しない。同旅館はかなり昔からある模様で、風情にある旧館は厳冬期の雪の重みのせいか、建物が拉(ひしゃ)げており、廊下からみるに妙な錯覚にも捕われるほどに傾斜しているが、新館はそれなりの団体にも対応できるような設備があり、静謐さを欠きはしないかとちょっと敬遠もしたが、一軒宿のせいもあり、周囲を含めて、かなり静かなる環境。
この記事についてブログを書く
« 2006年仙台ジャズフェス遠征... | トップ | 2006年仙台ジャズフェス遠征... »
最新の画像もっと見る

玉肌日記」カテゴリの最新記事