フォアグラ日記

キングタコス（タコライス／沖縄県国頭郡金武町）
タコライス創造の店。なお、非常に奇しくも”ランチはタコライス”と決定後、何気に現地紙(琉球新報)を読んでいると訃報欄に「タコライス発案者死去」の報あり、葬儀日程は丁度同店に訪問しようと予定していた時間。なんだか運命的なものを感じて早速に訪問。いくつか店舗を持っているようだが、訪問するのは当然ながら本店。それは金武町にあり、米軍基地キャンプ-ハンセンの至近。周囲は米兵向けの怪しい店多く、異様なる雰囲気ながら昼はそれらすべてが閉店。デフォルトしているものも多く、夜もデンジャラスな場所と聞くが、ここキングタコスだけは綺麗なる外観。一階で買い求め、テイクアウトまたはごく簡素なる二階客席で食するのだが、後者には当然米兵らしき客あり。追悼の日のため、来客が多いとも予想していたが、まずまずの客の入りで客は発案者の葬儀が本日であることも知らない様子でごく平素なる雰囲気。結構なる量のライスにタコスの具が乗っており、非常にシンプルで想像通りの味ながら、辛みの違う2種類のケチャップソースで各自味付けるも、辛い方は相応に辛い。価格(600円)の割には満腹でCP良しながら、ジャンク感もあり、食後にはちょっとした罪悪感。店名は当初「パーラー千里」だったようだがタコライスが売れて「金武(きん)タコス」としたのが由来か(勝手な想像)？　発案者には合掌。