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北海道全線阿房列車(23)

2021年10月09日 | 畸観綺譚
北海道全線阿房列車(23)
第四日目(火曜日)
ちょうど旅程の折り返しだが、長時間の乗車にも身体的異変は無し。今朝はゆっくり0740富良野行き普通に乗車。朝はゆっくりだが今日は乗り換えが非常に多く、乗り誤ると行程が破綻するため気が抜けない。0740富良野行きは二両編成ながら実質は通学列車であり、沿線での学生の出入りがかなり激しいがそれも美瑛(びえい)くらいまで。美瑛を越えると二両目には乗客なし(ワンマン運転のため一両目に客が集中しがちになる)。美馬牛(びばうし)で0829ー0836とすれ違いの停車をしたのちに0901富良野着。途中、車窓左には大雪山系の雪山が綺麗だが、4割ほどの冠雪か。富良野では慌てて0909快速(滝川行き)に乗り換える。地図上では旭川から富良野に南下した後に滝川まで北上してV字を描く形になる。乗り換えた普通滝川行きは一両のみだが、車内も超閑散にて2名のみ。この後途中の芦別から地元客が1名加わって結局3名のみという寂しさ。しかも富良野を出て程なくかなり長いトンネル(滝里トンネル5595m)に入る。このままトンネルに入ったままどこかに拉致されそうな感覚に陥る。0940芦別着。車窓右手にレンガ色のホテル「アシントン」なるものが見え、一瞬「ワシントン」の誤植かとも思うが、恐らくは芦別(あしべつ)に掛けた粋なお名前。

【写真】第四日目の行程。北海道中心部をクネクネとアップダウンする。
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