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北海道全線阿房列車(24)

2021年10月16日 | 畸観綺譚
北海道全線阿房列車(24)
滝川までは意外に発展した街並みを通るため、今晩の宿を確保すべく検索するが、第一候補かつ最安値のホテル名を検索すると「XXXホテル 心霊」という自動的に検索候補が表示されて凍りつく。しかし安さには変えがたく、また苫小牧随一のホテルのようでもあり、そのまま予約。1012滝川着。ここで1052特急ライラック(旭川行き)に乗り換えるまで40分あり、駅前を散策するも何も無し。駅待合所にある「滝川駅のあゆみ」等を熟読するも、アイヌ語ソーラプチにて「ソー=滝」+「ラプチ=並んで懸る、上から落ちる」から滝川と和訳されたとのこと。駅は明治31年(1898年)に開業。1052着の緑色一色の特急ライラックに1駅だけ乗って深川1106着(乗車14分)へ。北海道の鉄道事情に無知な身として、札幌・旭川間は大動脈であり列車頻度も多いと思っていたが、特急中心でかなり本数が少なく意外。またこの区間は雪害の影響を受けやすい地域でもある。最近も岩見沢付近で23時半に列車が立ち往生し、翌朝7時過ぎに救出される事件が起きている。1106深川着後には速やかに反対ホームの留萌線1110留萌行きに乗り換える。留萌線は今回の目玉の一つではあったが、深川発留萌行きは1日に7本しかなく、留萌に行ってすぐ帰ってこれるのはこの一本しかない。留萌行きは当然一両のみ。ホームにも雪が残っていてローカル感十分で俄に興奮。

【写真】深川に停車中の留萌本線の留萌行き。ホームの除雪されておらず、乗り換え時の駆け込み→スリップ転倒には要注意。
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