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玉肌日記

2007年11月19日 | 玉肌日記
【滑川温泉(山形)】
米沢八湯の一つ。姥湯に向かう道をちょっと脇に入ったところにある温泉で、姥湯の枡形屋とは一転してかなり鄙びた感のある福島屋旅館(ちなみに場所は山形)のみの一軒宿。中は大正昭和の雰囲気充分なるつくりでかなりシブいものの、温泉をウリにしているだけあり、温泉設備はなかなか立派。露天は泉質は姥湯同様に白濁しているが、白濁具合は姥湯対比でも濃厚。姥湯が酸性度が高い一方で、こちらは比較的中性に近い。温度もちょうど良く、温泉勝負派と見た。露天2つ(岩風呂1と檜風呂1で時間によりどちらかが混浴で他方が女性専用)と内湯(混浴1と女性専用1)。露天はかなり開放感があるも、山奥なので問題なし。訪問時間に依り、檜風呂に入ったが、風呂底にイボイボなる触感、どうやらスベる檜のためか、風呂底に滑り止めが張ってあり、やや幻滅。滑って転倒事故でもあったのかもしれないが、やや過剰反応か。川沿いのかなり無理なる場所に設置しているためか、湯船形状がデルタ(Δ)状となっており、4~5人程度が限度ながらその分、掛け流しの循環が良く、鮮度も高くて満足感あり。内湯にも入ったが、こちらはなかなかに温度高いものの、これこそ本来の温泉の姿であって、最近に登場したという露天に比較するとその地味さから入浴客はほとんど居らず、その分、シブさと鮮度を満喫。最近の嗜好として”露天より内湯”を感じるようになってきているか。
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