Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

散財日記

2005年08月09日 | CD批評
暑い日にわざわざ、お茶の水。しかも、秋葉原(でオーディオを)を物色して、そこから徒歩で坂を登って来た。汗だく。しかし、秋葉原の日中はスゴイ。プロ・サウンド=ショップとオーディオ屋の入っているラジオ会館は完全にアニメ系・フィギュア系に占拠されつつあり、”ラジオ”会館ではなくなっている。最近はこの駅に良く降り立つ人を「アキバ君」と言うようで、その意味では当方もアキバ君ながら、音楽=オーディオ系アキバ君なので、ちょっとは甘目に見てほしい。。。
●MARLENA SHAW 「The Spice of Life」
ソウル=ジャズの女王、マリナ=ショウの1969年の作品。これまでの新作と勿論35年程度も経っているのだが、現在はちょっとオバさん声なるも、当時の声はまだ「若者」声で、シワ枯れ成分が少ない。人の声って35年も経てばかなり変わるのね...と認識。余談だが、当方の会社の電話はすべて録音されており、トラブル時等に聞き返したことがこれまで数度あったが、いずれも1)自分で聞いているより"高い"声で話しており(これは骨振動のせいか)、2)物凄いスピードで話しているという事実。とても自分とは思えない(先日、ブローカーに”声が非常によく通るので、日本語が分からない外人ブローカーも声ですぐに”○○の岩井さんだ”と分かると言っていた...)。「もっと落ち着けよ...」と自己嫌悪。CDに戻ると、内容はエレクトリックでかなりソウル。
●THE FRINGE「Live at Zeitgeist」
フリンジ。テナー、ドラム、ベースの3人でジョー=ロバーノ(テナー)がスぺゲ(スペシャル=ゲスト)にて参加。”激しい演奏”との評に期待して購入するも、内容は「かなりフリージャズ」(笑。しかし、フリージャズってこれまでは機器の関係でヘッドフォンで聴いていたが、スピーカーで聴くとそれはそれでなかなか聴けるものだというのが今回の発見、呪術ではないが、トランスする気持ちもちょっとは分かるような気が...。フリーにハマるか?(そういえば大学3年当時には随分ジョン=ゾーンを聴き込んだな~)
●f!uge!sch!ag
"Music for 3 grand pianos, 3 composers, 3 pianists"という内容、つまり3台のピアノによる連弾(性格には三連弾?)でそれ以外はなし。ジャズというよりは完全に現代音楽(っていうんですか?あまり聴かないので不明)。音を聴いていると、pianoという楽器ほど、人工的にシミュレーションできない楽器、つまりサンプリング等ではとても表現しきれない奥深さを持った楽器と痛感。
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