こうじ神父今週の説教

日曜日の福音メッセージをお届けします。

待降節第1主日(マルコ13:33-37)気を抜かずに祈り、救い主を待つ

2023-12-02 | Weblog
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こうじ神父
「今週の説教」
2023/12/3(No.1267)
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待降節第1主日(マルコ13:33-37)
気を抜かずに祈り、救い主を待つ
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待降節、イエス様の誕生を心待ちにして過ごす季節が始まりました。朗読の最初と最後に、「目を覚ましていなさい」とあります。気を抜かずに、待ち構えている人のようにして過ごす必要がありますが、私たちはどれくらいの時間だったら、気を抜かずにいられるのでしょうか。30分でしょうか。

11月15日から、司祭団マラソン大会に向けてトレーニングに入りました。今は、福江教会から片道30分で3.4キロ先のバス停、南河原口(なんごうらぐち)まで行って往復しています。最終的には、堂崎天主堂から福江教会まで約9キロ、1時間でゴールしたいと思っています。

中田神父は、本来は運動嫌いです。トレーニングに行くのもおっくうなのですが、一つのことを組み合わせて外に出る動機づけにしています。それは、ある三人の人の健康回復を願って祈りながら往復することです。三人のうち一人は大腸がんです。あと二人は病気の親子です。

祈りながら、トレーニングも緩めずに往復できるか。気を抜かずにいるのは難しいです。気分転換でなくトレーニングですから、楽に歩くわけにはいきません。平坦な道も上りも下りも速度に気を配ります。それでいて、気になる三人の健康回復の為、「AさんとBさんとCさんの健康回復をどうかお願いいたします」とイエスに繰り返し願っています。

好きではない運動も、お祈りと結びつけて続けられるようになりました。しかしすぐに気が緩み、どちらかを忘れてしまいます。歩く速さが緩んできて、「ペースを上げなければ」と考えるし、さっきまで祈っていたのにしばらくお祈りが止まって「お祈りを続けなければ」となります。呼吸するようにお祈りできたらなぁと願っています。

途中、私を知っている人ともすれ違います。福江教会の信者なのか、「神父様」と声をかける人と会います。ただどこで会うのか分かりません。調子が出ているときに会えば、「さっそうと歩いている。さすが」と思うでしょうが、トボトボと歩くときに出会うかも知れません。

同じく私の祈りにいつイエスが耳を傾けてくださるかも分かりません。意識しているときなら良いですが、景色に気を取られたり、トレーニングに気を取られているときに耳を傾けているかも知れません。せっかくなら、いつ耳を傾けてくださってもよいように、目を覚まして祈り続けたいです。トレーニングしながらでも、目を覚まして祈ることができるようになれば、生活のどんな場面でも気をつけて、目を覚まして祈り続けることができるかも知れません。いちばん難しいときに祈れたら、どんな時にも祈ることができるでしょう。

皆さんも生活のどこかで、「気をつけて、目を覚ましていなさい」このイエスの呼びかけを体験してほしいと願っています。でも本当に忙しい生活の中にあって、ゆっくりとイエスの呼びかけを体験する時間は取れないかも知れません。

そうであるなら、いっそのこと必ずしなければならないことと組み合わせて、「気をつけて、目を覚ましていなさい」この呼びかけを体験するのが良いと思います。中田神父は、今はマラソン大会のための練習をどうしてもしなければならないので、これと組み合わせてみました。

皆さんの生活でも、どうしてもしなければならないこと(買い物とか、掃除、洗濯、通勤の行き帰りなど)があって、その時間と、「気をつけて、目を覚まして」イエスの誕生に備えることを組み合わせたらと思っています。

イエスの誕生を、ただ待つのではなく、その時に備える、気をつけて、目を覚ましてその日を迎える。このための日々として、これからの待降節を過ごしていきましょう。

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‥次の説教は‥‥
待降節第2主日(マルコ1:1-8)
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ちょっとひとやすみ
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▼司祭団マラソン大会のトレーニングが始まった。二週間過ぎて、疲労も溜まってきていると思うが、外に出るのは苦痛ではなくなった。戻ってきたときの気持ちよさがあって、「今日も出かけて良かった」と思えるくらいになってきた。
▼欲を言えば、見た目に変化が出て来たり、目標タイムを持ったり、ただ行って帰ってくるトレーニング、それ以上の効果があればと願っている。当日の大会は、今のレベルをどれだけ上げても表彰を受けることは叶わないので、せめて納得のいく結果になれば。

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今週の1枚
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第874回目。修道院ミサ後祭服着用前にまとうケープを司祭館まで着けて帰った

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† 神に感謝 †
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