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‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2024/6/2(No.1299)
‥‥‥†‥‥‥‥
キリストの聖体(マルコ14:12-16,22-26)
私たちの準備を用いて世界に一つだけのものを
‥‥‥†‥‥‥‥
主の昇天から続く祝祭日も、今日のキリストの聖体、金曜日のイエスのみ心をもって終わります。いつものことですが、主の昇天・聖霊降臨・三位一体・キリストの聖体・イエスのみ心、この連続する祝祭日はよく覚えておきましょう。
キリストの聖体の祭日に用意された福音朗読は、最後の晩餐の場面です。イエス様は、弟子たちの準備を最大限用いて聖体の秘跡を制定する主の晩さんをおこないました。
イエス様は、世界に一つだけの食事の席を用意してくださいました。パンを用いてご自分の身体を与え、ぶどう酒を用いてご自分の血を与えてくださいます。私たちを養う食べ物、永遠に生きる食べ物となってくださいました。
イエス様の指示を受けて都に行った弟子たちは、席が整って用意のできた二階の広間に、過越の食事を用意しました。食卓のパンとぶどう酒は、おそらく弟子たちが用意したのでしょう。弟子たちが準備したものを、イエス様は確かに用いられたのです。
こう言って良いのではないでしょうか。イエス様は、私たち人間の準備を用いて世界に一つだけの食卓を用意してくださった。では私たちの時代にあって、この準備はどんなものでしょうか。単に祭壇上に整えられたパンとぶどう酒だけが、私たちの準備でしょうか。
それ以上のものだと、中田神父は考えました。祭壇上に供えられたパンとぶどう酒を支えているのは、本日お集まりの皆さんであり、皆さんの祈りと献金のおかげでしょう。今日ここに集まることのできなかった方々の祈りと犠牲も、祭壇上のパンとぶどう酒を支えています。
また、聖体の秘跡をこの祭壇上で続けていく司祭も、パンとぶどう酒がイエス様の御体と御血になるために長い時間をかけて用意されたものと言えます。さらに、司祭を助けてくれている助祭も、キリストの聖体を届けてくれるために長い間準備して用意されました。すると、ここに集められたすべてのものが、イエス様に受け入れられて、世界に一つだけの食事の席となっているわけです。
おとといの午後、教会前で草取りをしている方を見つけました。「ご苦労さまです」と声をかけました。すぐその後に石垣に張り付いた蔦(つた)を取り除いている方にも会いました。感謝の気持ちでお辞儀をして行きました。こうした方々の奉仕も、キリストの聖体の祭日を成り立たせている隠れた準備だと思っています。ありがとうございます。
教会に集い、聖体祭儀を祝うすべての準備が、イエス様に用いられて今日キリストの聖体の祭日となりました。さらに、目には見えませんが、私たちの心も、パンとぶどう酒とともにささげられ、イエス様に用いられ、キリストの聖体に変えられていきます。
感謝の気持ち、赦しを願う気持ち、平和を願い求める気持ち。私たちの心もパンとぶどう酒とともにささげられ、イエス様はそれを受け取って御聖体に変えて与え返してくださいます。悲しみが悲しみで戻って来るのではなく、悲しみも喜びも、愛の形見・御聖体として戻って来るのです。
私たちも、キリストの聖体の祭日に、受け取ったものを愛でお返しする人に変わりましょう。私たち自身が、愛の形見・キリストの聖体を受けた証しに、イエス様のなさり方を世に示していきましょう。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第10主日(マルコ3:20-35)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼日焼けをする季節になった。郵便局までの往復三分でも、紫外線を浴びた、そう感じる。この前は油断して長袖と手袋の間を日焼けでやけどしてしまった。なぜそうなったか?手袋と長袖シャツのあいだの隙間。ご想像にお任せする。
▼田平教会時代、「ふくれまんじゅう」でたいへんお世話になった高齢のシスターがお亡くなりになった。シスターが作ったふくれまんじゅうを食べて、心もお腹も膨れた。教会の信徒からも慕われ、ミサに来た人と行き帰りに語らっているのをよく見かけた。永遠の安息を心からお祈り申し上げます。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第906回目。バンドの留め輪がちぎれ、マジックテープ自作。火傷が痛々しい。
ホームページもご覧ください。
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† 神に感謝 †
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こうじ神父
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2024/6/2(No.1299)
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キリストの聖体(マルコ14:12-16,22-26)
私たちの準備を用いて世界に一つだけのものを
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主の昇天から続く祝祭日も、今日のキリストの聖体、金曜日のイエスのみ心をもって終わります。いつものことですが、主の昇天・聖霊降臨・三位一体・キリストの聖体・イエスのみ心、この連続する祝祭日はよく覚えておきましょう。
キリストの聖体の祭日に用意された福音朗読は、最後の晩餐の場面です。イエス様は、弟子たちの準備を最大限用いて聖体の秘跡を制定する主の晩さんをおこないました。
イエス様は、世界に一つだけの食事の席を用意してくださいました。パンを用いてご自分の身体を与え、ぶどう酒を用いてご自分の血を与えてくださいます。私たちを養う食べ物、永遠に生きる食べ物となってくださいました。
イエス様の指示を受けて都に行った弟子たちは、席が整って用意のできた二階の広間に、過越の食事を用意しました。食卓のパンとぶどう酒は、おそらく弟子たちが用意したのでしょう。弟子たちが準備したものを、イエス様は確かに用いられたのです。
こう言って良いのではないでしょうか。イエス様は、私たち人間の準備を用いて世界に一つだけの食卓を用意してくださった。では私たちの時代にあって、この準備はどんなものでしょうか。単に祭壇上に整えられたパンとぶどう酒だけが、私たちの準備でしょうか。
それ以上のものだと、中田神父は考えました。祭壇上に供えられたパンとぶどう酒を支えているのは、本日お集まりの皆さんであり、皆さんの祈りと献金のおかげでしょう。今日ここに集まることのできなかった方々の祈りと犠牲も、祭壇上のパンとぶどう酒を支えています。
また、聖体の秘跡をこの祭壇上で続けていく司祭も、パンとぶどう酒がイエス様の御体と御血になるために長い時間をかけて用意されたものと言えます。さらに、司祭を助けてくれている助祭も、キリストの聖体を届けてくれるために長い間準備して用意されました。すると、ここに集められたすべてのものが、イエス様に受け入れられて、世界に一つだけの食事の席となっているわけです。
おとといの午後、教会前で草取りをしている方を見つけました。「ご苦労さまです」と声をかけました。すぐその後に石垣に張り付いた蔦(つた)を取り除いている方にも会いました。感謝の気持ちでお辞儀をして行きました。こうした方々の奉仕も、キリストの聖体の祭日を成り立たせている隠れた準備だと思っています。ありがとうございます。
教会に集い、聖体祭儀を祝うすべての準備が、イエス様に用いられて今日キリストの聖体の祭日となりました。さらに、目には見えませんが、私たちの心も、パンとぶどう酒とともにささげられ、イエス様に用いられ、キリストの聖体に変えられていきます。
感謝の気持ち、赦しを願う気持ち、平和を願い求める気持ち。私たちの心もパンとぶどう酒とともにささげられ、イエス様はそれを受け取って御聖体に変えて与え返してくださいます。悲しみが悲しみで戻って来るのではなく、悲しみも喜びも、愛の形見・御聖体として戻って来るのです。
私たちも、キリストの聖体の祭日に、受け取ったものを愛でお返しする人に変わりましょう。私たち自身が、愛の形見・キリストの聖体を受けた証しに、イエス様のなさり方を世に示していきましょう。
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ちょっとひとやすみ
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▼日焼けをする季節になった。郵便局までの往復三分でも、紫外線を浴びた、そう感じる。この前は油断して長袖と手袋の間を日焼けでやけどしてしまった。なぜそうなったか?手袋と長袖シャツのあいだの隙間。ご想像にお任せする。
▼田平教会時代、「ふくれまんじゅう」でたいへんお世話になった高齢のシスターがお亡くなりになった。シスターが作ったふくれまんじゅうを食べて、心もお腹も膨れた。教会の信徒からも慕われ、ミサに来た人と行き帰りに語らっているのをよく見かけた。永遠の安息を心からお祈り申し上げます。
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