主の昇天(マルコ16:15-20)洗礼式は、すべての造られたものに伝えられた福音
当ブログをお読みくださり、ありがとうございます。
■■YouTubeチャンネル登録はこちら■■
https://www.youtube.com/channel/UCYRgrlA29PNjJmB0gngYQqA
↓↓聖週間の説教一覧はこちらから↓↓
ご覧ください。
http://ss104313.stars.ne.jp/
(参考)実際の声を確かめながら読みたい方はこちらをクリック
↓↓説教者の意図が、より自然に伝わます。↓↓
http://ss104313.stars.ne.jp/voice/240512.mp3
(音声ファイルは、MP3形式です。再生ソフトをを用意してください。)
‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2024/5/12(No.1296)
‥‥‥†‥‥‥‥
主の昇天(マルコ16:15-20)
洗礼式は、すべての造られたものに伝えられた福音
‥‥‥†‥‥‥‥
今日、浜脇教会に大きな喜びが与えられました。教会としては大きくないかも知れません。けれども神様は、浜脇教会家族にも大きな喜びを与えてくださるのです。典礼は、主の昇天を祝っています。天に昇られたイエス様は、私たちに大きな喜びを与える力を持つお方です。
復活したイエス様が、天に上げられる前に弟子たちに語ったことは、三年間一緒に暮らす中で語られたどの言葉よりも大胆なものでした。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」(16・15)福音とは、神がイエス・キリストを通して私たちのためにおこなってくださったすべてのことです。
それは、聖霊によっておとめマリアから生まれ、ことばと行いで神の国を告げ知らせ、十字架にかけられて死に、三日目に復活し、天に昇り、聖霊を送って、生者と死者を裁くために来られる。これらのことです。この福音を全世界で、すべての造られたものに宣べ伝えるのです。
ではどのようにして「全世界に」宣べ伝えるのでしょうか。すべての国の言葉で福音を知らせるとき、全世界に宣べ伝えることになります。現代ではすでに、あらゆる国のあらゆる言葉で、イエス様の救いの働きが宣べ伝えられています。私たちは私たちの言葉で、宣べ伝えます。
もう一つ、どのようにして「すべての造られたものに」福音が宣べ伝えられるのでしょうか。一つの例が、今日行われる洗礼式です。人間の命は、小さな命ですが、すべての造られたものの中で最も複雑で神秘的です。これほど複雑で神秘的な命に洗礼の恵みを注ぐことは、すべての造られたものに向けてのすばらしい福音宣教だと思います。
こうして私たちは、現代にあって、全世界に福音を宣べ伝え、すべての造られたものに福音を宣べ伝えています。いただいた恵みを大切に守っていきましょう。「守る」方法は二通りあります。誰にも見つからないように隠しておくか、恵みを育んでいくかです。洗礼の恵みを守るとはどちらを意味しますか?もちろん育んでいく方法のことです。
幼児洗礼は初めのうちは、御聖体をいただくことも、聖書の言葉を味わうこともできません。しかし聖体拝領の列に並んで、頭に司祭の手を置いてもらい、祝福をいただきます。これは立派な「恵みを育む道」です。徐々に恵みに近づき、イエス様から養ってもらう準備になります。
教会に近づいて恵みを育むことは、天に昇ったイエス様に近づいて育んでもらうことでもあります。今や「天と地の一切の権能を授かっている」(マタイ28・18)イエス様が、私たちとともに働き、宣教の使命を続けさせてくださいます。
先週浜脇教会からの帰りぎわ、洗礼を控えたご家族のお子さんが私を見て「アーメン、アーメン」と言っていました。「彼らは新しい言葉を語る。」(マルコ16・17)十分に、この子は「信じる者には次のようなしるしが伴う」(同)とのイエスの予言を実行していると思いました。
天に行かれるイエス様が、これからも聖霊を通して恵みを注ぎ続けてくださいます。その恵みを、あなたは誰にも見つからないように隠して守り続けますか、育んで守っていきますか。どんなことでも、隠し続けることはできません。個人で、家庭で、教会家族で恵みを育んで、守っていきましょう。天に昇られたイエス様もそれを望んでおられます。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
聖霊降臨の主日(ヨハネ15:26-27;16:12-15)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼木曜日にカトリックのミッション校が井持浦教会とルルドに巡礼に来て、前もってお願いされていたので教会案内とルルドの説明をしようと待機していた。2班に分かれていて、昼前の班は私が説明をしたが、昼からの班は私が聖堂で待っているとガイドの人がルルドに誘導して、ガイドが説明をし始めた。「じゃあ必要ないじゃん」と思った。
▼修学旅行生は中学3年生だったが、聖堂内でよく話を聞いてくれた。感心だった。話の終わり、「5月12日にルルド祭125周年行事があります。天気を心配しています。良かったら、君たちからも行事が無事にできるように祈ってもらえないだろうか?」そう言って今回の125周年のために用意した祈りのカードを配り、祈ってもらった。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第903回目。この画像を見た人、ぜひダウンロードしてお祈りしてください。
ホームページもご覧ください。
http://ss104313.stars.ne.jp/
† 神に感謝 †
当ブログをお読みくださり、ありがとうございます。
■■YouTubeチャンネル登録はこちら■■
https://www.youtube.com/channel/UCYRgrlA29PNjJmB0gngYQqA
↓↓聖週間の説教一覧はこちらから↓↓
ご覧ください。
http://ss104313.stars.ne.jp/
(参考)実際の声を確かめながら読みたい方はこちらをクリック
↓↓説教者の意図が、より自然に伝わます。↓↓
http://ss104313.stars.ne.jp/voice/240512.mp3
(音声ファイルは、MP3形式です。再生ソフトをを用意してください。)
‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2024/5/12(No.1296)
‥‥‥†‥‥‥‥
主の昇天(マルコ16:15-20)
洗礼式は、すべての造られたものに伝えられた福音
‥‥‥†‥‥‥‥
今日、浜脇教会に大きな喜びが与えられました。教会としては大きくないかも知れません。けれども神様は、浜脇教会家族にも大きな喜びを与えてくださるのです。典礼は、主の昇天を祝っています。天に昇られたイエス様は、私たちに大きな喜びを与える力を持つお方です。
復活したイエス様が、天に上げられる前に弟子たちに語ったことは、三年間一緒に暮らす中で語られたどの言葉よりも大胆なものでした。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」(16・15)福音とは、神がイエス・キリストを通して私たちのためにおこなってくださったすべてのことです。
それは、聖霊によっておとめマリアから生まれ、ことばと行いで神の国を告げ知らせ、十字架にかけられて死に、三日目に復活し、天に昇り、聖霊を送って、生者と死者を裁くために来られる。これらのことです。この福音を全世界で、すべての造られたものに宣べ伝えるのです。
ではどのようにして「全世界に」宣べ伝えるのでしょうか。すべての国の言葉で福音を知らせるとき、全世界に宣べ伝えることになります。現代ではすでに、あらゆる国のあらゆる言葉で、イエス様の救いの働きが宣べ伝えられています。私たちは私たちの言葉で、宣べ伝えます。
もう一つ、どのようにして「すべての造られたものに」福音が宣べ伝えられるのでしょうか。一つの例が、今日行われる洗礼式です。人間の命は、小さな命ですが、すべての造られたものの中で最も複雑で神秘的です。これほど複雑で神秘的な命に洗礼の恵みを注ぐことは、すべての造られたものに向けてのすばらしい福音宣教だと思います。
こうして私たちは、現代にあって、全世界に福音を宣べ伝え、すべての造られたものに福音を宣べ伝えています。いただいた恵みを大切に守っていきましょう。「守る」方法は二通りあります。誰にも見つからないように隠しておくか、恵みを育んでいくかです。洗礼の恵みを守るとはどちらを意味しますか?もちろん育んでいく方法のことです。
幼児洗礼は初めのうちは、御聖体をいただくことも、聖書の言葉を味わうこともできません。しかし聖体拝領の列に並んで、頭に司祭の手を置いてもらい、祝福をいただきます。これは立派な「恵みを育む道」です。徐々に恵みに近づき、イエス様から養ってもらう準備になります。
教会に近づいて恵みを育むことは、天に昇ったイエス様に近づいて育んでもらうことでもあります。今や「天と地の一切の権能を授かっている」(マタイ28・18)イエス様が、私たちとともに働き、宣教の使命を続けさせてくださいます。
先週浜脇教会からの帰りぎわ、洗礼を控えたご家族のお子さんが私を見て「アーメン、アーメン」と言っていました。「彼らは新しい言葉を語る。」(マルコ16・17)十分に、この子は「信じる者には次のようなしるしが伴う」(同)とのイエスの予言を実行していると思いました。
天に行かれるイエス様が、これからも聖霊を通して恵みを注ぎ続けてくださいます。その恵みを、あなたは誰にも見つからないように隠して守り続けますか、育んで守っていきますか。どんなことでも、隠し続けることはできません。個人で、家庭で、教会家族で恵みを育んで、守っていきましょう。天に昇られたイエス様もそれを望んでおられます。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
聖霊降臨の主日(ヨハネ15:26-27;16:12-15)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼木曜日にカトリックのミッション校が井持浦教会とルルドに巡礼に来て、前もってお願いされていたので教会案内とルルドの説明をしようと待機していた。2班に分かれていて、昼前の班は私が説明をしたが、昼からの班は私が聖堂で待っているとガイドの人がルルドに誘導して、ガイドが説明をし始めた。「じゃあ必要ないじゃん」と思った。
▼修学旅行生は中学3年生だったが、聖堂内でよく話を聞いてくれた。感心だった。話の終わり、「5月12日にルルド祭125周年行事があります。天気を心配しています。良かったら、君たちからも行事が無事にできるように祈ってもらえないだろうか?」そう言って今回の125周年のために用意した祈りのカードを配り、祈ってもらった。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第903回目。この画像を見た人、ぜひダウンロードしてお祈りしてください。
ホームページもご覧ください。
http://ss104313.stars.ne.jp/
† 神に感謝 †
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます