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‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2023/10/15(No.1260)
‥‥‥†‥‥‥‥
年間第28主日(マタイ22:1-14)
救いを成し遂げてくださった方を証明する生き方が必要
‥‥‥†‥‥‥‥
私たちの教会は、定期的に巡礼団が来てミサをささげますが、今月特別な方がおいでになります。大阪高松大司教区の教区長となられた前田万葉枢機卿様が28日(土)巡礼団と一緒においでになって、午後3時50分から福江教会でミサをささげてくださいます。浜脇教会でも、29日夕方4時からミサをささげてくださいます。特に浜脇教会では主任司祭を務められた方です。可能でしたらそれぞれ参加してください。
今週の福音朗読は、天の国を「王子の婚宴」にたとえています。「王子」は、イエス・キリストでしょう。ただ、イエス様のご生涯のどの部分を「婚宴」と言っているのでしょうか。イエス・キリストのとても大事な場面に、招いておいた人々は来ようとしなかったのです。
また、見かけた人はだれでも集められたと言うのですが、どの場面が当てはまるのでしょうか?中田神父は、「婚宴」が王子の生涯の決定的な場面であるなら、それはイエス・キリストの十字架の場面なのではないか、と考えました。
たとえ話の「招いておいた人々」は、おそらくユダヤ人です。先に、ユダヤ人が救われるはずでしたが、彼らは心を開くことなく、イエスを死に追いやったのです。
一方で、町の通りで見かけた人はだれでも婚宴に連れて来られました。当時の習慣では、貧しくて礼服を持たない人がいれば、招いた側が礼服も用意してあげることになっていました。しかし客の中に、礼服まで調えたのにそれを拒んだ人がいたのでしょう。その人は目の前にあったチャンスをみすみす逃しました。
これは、イエスの十字架上の出来事を振り返るとよく当てはまります。イエスの十字架のそばには、犯罪人も十字架にかけられていました。そして一人は回心して救われ、一人はそれをみすみす逃したのです。
ここで私たちは考える必要があります。「礼服」とは一体何だったのか、ということです。中田神父はこの「礼服」を、「救いを成し遂げてくださったイエスを証明する生き方」と受けとめました。「救い」そのものはイエスが十字架上で成し遂げてくださいました。しかしその救いは、私たちが生き方で証してこそ、一人ひとりに実現するものなのです。「イエス様が救ってくださったのだから、私たちは堕落した生き方をしても構わないのだ」ではない、ということです。
あらたまった場所に紺のスーツとネクタイをして出席すれば、ふだんは汚れが付いても気にしない人も、スーツにブラシをかけたりして常に良い状態を保とうとします。それはその人が、招かれていることを態度で証しているわけです。そのように、自分がイエスによって救われていることを忘れず信仰の良い状態を保とうとする時、私たちの救いは確かなものとなるのではないでしょうか?
私たちは一人残らず、イエスの十字架によって救いの宴に招かれたのです。私たちにできる生き方で、救いに招かれた者であることを証しましょう。あなたがどこででも十字架の印ができる。その一つ取っても、礼服を身につけているのだとすべての人の前で証明することになります。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第29主日(マタイ22:15-21)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼健康診断。内視鏡検査でポリープができていないか、毎年チェック。必要があればメスで切る。年に一度だが、しっかり診てもらう。それが5万円かかっても、健康診断は必要だ。肺がんで父を亡くしてから、ようやく人間ドックを受けることにした。
▼司祭団は小さな集団の割には重大な病気になる確率が高い。何と言っても検診。健康診断。命あっての物種である。絶対に過信してはいけない。あなたが先送りにしたことが引き金になって、命を落とすことになりかねない。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第867回目。大司教館玄関の聖母像前にロザリオが趣ある形で置かれていた。
ホームページもご覧ください。
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† 神に感謝 †
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こうじ神父
「今週の説教」
2023/10/15(No.1260)
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年間第28主日(マタイ22:1-14)
救いを成し遂げてくださった方を証明する生き方が必要
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私たちの教会は、定期的に巡礼団が来てミサをささげますが、今月特別な方がおいでになります。大阪高松大司教区の教区長となられた前田万葉枢機卿様が28日(土)巡礼団と一緒においでになって、午後3時50分から福江教会でミサをささげてくださいます。浜脇教会でも、29日夕方4時からミサをささげてくださいます。特に浜脇教会では主任司祭を務められた方です。可能でしたらそれぞれ参加してください。
今週の福音朗読は、天の国を「王子の婚宴」にたとえています。「王子」は、イエス・キリストでしょう。ただ、イエス様のご生涯のどの部分を「婚宴」と言っているのでしょうか。イエス・キリストのとても大事な場面に、招いておいた人々は来ようとしなかったのです。
また、見かけた人はだれでも集められたと言うのですが、どの場面が当てはまるのでしょうか?中田神父は、「婚宴」が王子の生涯の決定的な場面であるなら、それはイエス・キリストの十字架の場面なのではないか、と考えました。
たとえ話の「招いておいた人々」は、おそらくユダヤ人です。先に、ユダヤ人が救われるはずでしたが、彼らは心を開くことなく、イエスを死に追いやったのです。
一方で、町の通りで見かけた人はだれでも婚宴に連れて来られました。当時の習慣では、貧しくて礼服を持たない人がいれば、招いた側が礼服も用意してあげることになっていました。しかし客の中に、礼服まで調えたのにそれを拒んだ人がいたのでしょう。その人は目の前にあったチャンスをみすみす逃しました。
これは、イエスの十字架上の出来事を振り返るとよく当てはまります。イエスの十字架のそばには、犯罪人も十字架にかけられていました。そして一人は回心して救われ、一人はそれをみすみす逃したのです。
ここで私たちは考える必要があります。「礼服」とは一体何だったのか、ということです。中田神父はこの「礼服」を、「救いを成し遂げてくださったイエスを証明する生き方」と受けとめました。「救い」そのものはイエスが十字架上で成し遂げてくださいました。しかしその救いは、私たちが生き方で証してこそ、一人ひとりに実現するものなのです。「イエス様が救ってくださったのだから、私たちは堕落した生き方をしても構わないのだ」ではない、ということです。
あらたまった場所に紺のスーツとネクタイをして出席すれば、ふだんは汚れが付いても気にしない人も、スーツにブラシをかけたりして常に良い状態を保とうとします。それはその人が、招かれていることを態度で証しているわけです。そのように、自分がイエスによって救われていることを忘れず信仰の良い状態を保とうとする時、私たちの救いは確かなものとなるのではないでしょうか?
私たちは一人残らず、イエスの十字架によって救いの宴に招かれたのです。私たちにできる生き方で、救いに招かれた者であることを証しましょう。あなたがどこででも十字架の印ができる。その一つ取っても、礼服を身につけているのだとすべての人の前で証明することになります。
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‥次の説教は‥‥
年間第29主日(マタイ22:15-21)
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ちょっとひとやすみ
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▼健康診断。内視鏡検査でポリープができていないか、毎年チェック。必要があればメスで切る。年に一度だが、しっかり診てもらう。それが5万円かかっても、健康診断は必要だ。肺がんで父を亡くしてから、ようやく人間ドックを受けることにした。
▼司祭団は小さな集団の割には重大な病気になる確率が高い。何と言っても検診。健康診断。命あっての物種である。絶対に過信してはいけない。あなたが先送りにしたことが引き金になって、命を落とすことになりかねない。
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今週の1枚
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第867回目。大司教館玄関の聖母像前にロザリオが趣ある形で置かれていた。
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† 神に感謝 †
世界文化遺産登録5年を記念 久賀島クリーンウォーク 五島市
10月16日 12時22分
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20231016/5030019228.html
「世界遺産で清掃しながら観光」と題して、久賀島の話題です。
牢屋の窄教会の外観とキリシタンが弾圧され12畳分の牢屋に閉じ込められたエピソード、旧五輪教会の外観と聖堂内が紹介されました。
三つの小教区に巡回教会はいくつあるのでしょうか。地区長も兼ねて重責ですね。ネットメディアを通じた情報発信が宣教・司牧に寄与し、より定着しますように。
22日は、牢屋の窄殉教祭にも思いを寄せながら祈るつもりです。
(私事ながら、母も安らかに旅立ちました)