ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

関東大学対抗戦 明治vs早稲田

2012年12月02日 | ラグビー
国立競技場で伝統の早明戦が行われました。
ここまで明治は帝京に破れ5勝1敗。対する早稲田は帝京と筑波に破れ4勝2敗。
昨日の筑波対帝京の一戦で筑波が勝利したため両校が6勝1敗で対抗戦の優勝が
決まっています。今日明治が勝てば同じく6勝1敗となり明治を含めた3校同時
優勝となります。
優勝も大事ですが兎に角早稲田に勝つことが大事です!

試合開始直後、明治は積極的に前に出て早稲田の反則を誘いアドバンテージを得
たところでSO染山が絶妙なキックパス。これがWTBの斉藤の胸にすっぽりと
収まり、あっさりと先制します。幸先の良いスタートです。

早稲田が1PGを返したあと明治は再び相手陣に攻め込み、ラックから周到に準
備されたサインプレーを使い走りこんだCTBが鮮やかにトライを奪います。

その後、早稲田も中つるの見事なランでトライ。
明治がさらに1トライを追加した後の前半残り10分ほどは早稲田に一方的に攻
められ何度も危ない場面にさらされました。反則を犯しながらもトライラインを
明渡すことなく、1本のPGで凌ぎ前半を19-13で終了しました。
この時間をトライを取られることなく守りきったことは非常に大きかったと思い
ます。


そして後半、開始早々に早稲田が中つるの個人技でトライ。ゴールも決まりこの
ゲームで始めて早稲田が20-19とリードを奪います。
早稲田に傾いた流れはさらに加速。
明治陣10mと22mの中間くらいでの早稲田ボールラインアウトで早稲田は意
表を付くサイン攻撃でHO→PR→HOと繋ぎトライ。

こうなると試合は完全に早稲田ペース。
相手のキックに対してカウンターで応酬する明治ですが、早稲田の組織的で激し
く前に出るディフェンスにあい、ボールを奪われてそのままトライ。
一気に3トライを奪われ19-32と一方的な展開になってしまいました。

この後、明治は早稲田ゴール前に攻め込みますがあと一歩の所で得点することが
できません。ここが勝負所。時計の針も既に70分を回り、13点差をひっくり
返すことは難しく、もはや勝負あったかと思われました。

しかし、70分過ぎ、再び早稲田ゴール前に攻め込んだ明治はFWがしつこく前
に出て早稲田の反則を何度も誘います。
ゴール前5mライン上での相手反則からスクラムを選択し、再び早稲田がコラプ
シングの反則を犯したところで平林レフリーが認定トライを宣告しました。

残り時間7分で26-32の6点差。
トライとゴールが決まれば逆転ですが時間が足りません。
イーブンボールはすべて早稲田ボールとなってしまい流れはまだ早稲田にあるよ
ウニ思われました。
早稲田もボールをキープしながら必死に攻めますが、両校とも細かなミスが多く
ハラハラする時間が続きます。

早稲田の反則で22mライン付近でのマイボールラインアウトを得るものの、こ
のラインアウトをミスしてボールを失ってしまいます。
早稲田は自陣ゴール前ながらボールキープに入りもはや勝負あったかと思われま
した。しかし、ラックへ反応良くプレッシャーをかけ相手ボールを奪うと、最後
のそして渾身の力を込めた攻撃を仕掛けます。

ゴールポスト右にできたモールから出たボールはSHからSO染山へ。早稲田の
ディフェンス3人が襲い掛かり孤立した染山が苦し紛れに投げたボールは誰もい
ないグランドにポトリと落ちました。
あーあ終わった。と思った次の瞬間、途中出場のLO古屋がボールを拾い上げ
ゴールポスト左へ力強くグラウンディングしました。
ゴールが決まり33-32となった瞬間に試合終了の笛が鳴らされました。

やったぁぁぁ~~~!!!
選手以上に自宅で何度もガッツポーズ!
決して最良の出来ではありませんでしたが、途中で完全に早稲田に傾いた流れの
中で最後まで諦めずに攻めた姿勢は立派でした。
兎に角勝ったことが大きい。

5年ぶりに早稲田から勝利。そして1998年以来14年ぶりに優勝した意義は
とても大きい。


おまけ
勝利が決まった瞬間、あまりにも喜びすぎてガッツポーズをしたため左の肋骨を
痛めてしまいました。どんだけ弱い身体なんだ・・・。

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