ぼちぼちいこか

私の大好きな登山や水泳、ラグビーを中心に私が感じたことを書いていきます。

ラグビーワールドカップ 準々決勝

2011年10月13日 | ラグビー
ラグビーワールドカップもいよいよ決勝トーナメントへ突入。
時期を逃さないように準々決勝4試合をダイジェストで報告します。

ウェールズ22-10アイルランド
非常に若いメンバーを中心として予選から好調を維持するウェールズ対
過去になどもはね返されてきたオーストラリアの壁を予選で乗り越えた
魂のラグビー、アイルランド。
経験豊富でオーストラリアを破り勢いに乗るアイルランドが一方的に勝
利するのかと思いきやウェールズが相手の足首を刈るような見事なディ
フェンスで終始ペースを握り安定した戦いで第1回大会以来の4強へ一
番乗りをあげました。
アイルランドはオーストラリアに勝利したことで燃え尽きてしまったの
かもしれません。アイルランドを応援していただけに個人的には残念な
結果でした。


フランス19-12イングランド
強力FWが好調のイングランドと予選プールでトンガによもやの敗戦を
喫し、チームの歯車が狂ったままのフランス。過去、ワールドカップで
イングランドはフランスに一度も負けていません。この試合も一方的に
イングランドが勝つかと思いましたが・・・。
フランスは今までの不振が嘘のようにゲーム開始から一方的に攻め、2
つのトライを奪い前半を16-0とリードします。イングランドも後半
盛り返し、特に残り10分はフランスゴール前に攻め込みましたがあと
一歩届かず無念の敗退。
一方フランスはここ一番の集中力を発揮し見事な勝利でした。
イングランドの一方的な勝利を予想していただけに意外な結果となりま
した。
やはりワールドカップは何があるか分かりません。


オーストラリア11-9南アフリカ
オーストラリアが予選プールでアイルランドに負けたため準々決勝でぶ
つかることとなりました。準々決勝にはもったいないカードです。
試合は開始早々にオーストラリアがトライ、その後PGを奪い先制しま
すが、その後は南アフリカが一方的にオーストラリアゴール前に攻め立
てます。スクラム・ラインアウトも南アフリカが優位に立ち一方的にゲ
ームを支配します。しかしオーストラリアはポーコックの素晴らしい活
躍などがありしぶとくゴールラインを死守します。
後半、PGを積み重ね9-8と南アフリカがとうとう試合をひっくり返
しますがその後、ラインアウトでの南アフリカのダニーロッソーが不用
意な反則を犯し、オーストラリアのオコナーがこのPGを慎重に決め、
これが決勝点となりました。
両チームの意地と意地がぶつかり合ったまさに死闘を繰り広げた素晴ら
しいゲームでした。


ニュージーランド33-10アルゼンチン
優勝候補筆頭、地元開催で第1回大会以来の優勝を全国民が願っている
ニュージーランドが前回大会に続きベスト4進出を狙うアルゼンチンを
危なげなく破り準決勝進出を決めました。
ニュージーランドは開始早々からゲームを支配し終始リードを奪う展開
でした。後半途中に一度は逆転を許しアルゼンチンの地力の強さにヒヤ
リとさせられる場面もありましたが最後は連続トライで33-10と突
き放し優勝に向けて一歩近づきました。
ニュージーランドにとっては次のオーストラリア戦が勝負となります。
一方、敗れたもののフィジカルの強さを証明したアルゼンチンは来年か
らトライネーションズでニュージーランド、オーストラリア、南アフリ
カと戦うことになり、よりレベルの高いチームへと成長していくことで
しょう。

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