先日現地調査をさせて頂いたお客様より、地デジアンテナの新設のご依頼を頂きお伺いしてきました。
ご連絡頂き有り難うございます。
先日の訪問時に立っていたアンテナは、ハウスメーカーさんとの話し合いの結果「無かったことになった」そうで、
全て撤収されていました。
他社様の作品に中途半端に手を加えるのは気が進みませんので、一から立てさせて頂けて良かったというのが本音です。
アンテナの準備をして、金具に錆止めを塗って乾くまでの間に他の作業をします。
MXを受信するためにスカイツリーを狙うので、アンテナの素子は水平になっています。
支線はこの金具からとります。
この金具は「しなる」ので、四方からの支線をバランスよく張るのが意外と難しかったりします。
昔よりも「太く」なっている金具なので、しなりは少なく抑えられているようでした。
それでは立て始めます。
折角立て直すので、以前とはちょっと違う風にしたいと思います。
違うといっても本当にちょっとだけですが・・・
こんどはここに立てます。
少しは目立ちにくいんじゃないかなと期待を込めて。。。
ブースターの出力を見ながら調整します。
このブースターに目一杯の仕事をさせると、キー局が定格オーバーしてきます。
今回はMXの受信がメインテーマなので、テレビ端子までの損失を予測しながら合わせておきます。
最終的に1階のテレビ端子で、MXが15dB減衰していて60dBμとなっていました。
アンテナ直下では52dBμだったので、ブースター無しだと37dBμということになりますね。
これで完成です。
足元はこんな風に。
立てる際の手間は増えていますが、少しは目立ちにくくなったでしょうか。。。
引き込みの同軸がなぜか短くなってしまっていたので、雨が当たらないところでジョイントしておきました。
情報ボックス内に電源部を取り付け、分配器の空き端子を処理。
各テレビ端子でも問題ないことを確認して作業完了となりました。
ご新居での快適なテレビライフをお過ごしください。^^
今後ともよろしくお願いいたします。
ご依頼有り難うございました。