ホームページからご依頼頂き、横浜市瀬谷区にお伺いしてきました。
ご依頼ありがとうございます。
午前中にお電話いただいたのですが、着手中の作業が早く終わりそうでしたので午後からお伺いさせていただきました。
数日前の風が強かった日から映りが悪くなってしまったそうです。
ご挨拶の後さっそくテレビ端子で現状を見させていただきましたが、電波が「悪い」というよりも「弱すぎて」測定器では
調べられません。。
アンテナ直下で駄目なのか、それとも配線経路に不具合があるのか・・・
屋根上に上がって調べてみます。
下から屋根を見ているとどうも滑りそう&傾斜が急なので、ベランダからアクセスさせていただくことにしました。
UHFが2本とアナログVHFの仕様です。
ポールはもしかしたら物干し竿として使われるものかもしれません、揺らすとかなりしなっています。
さていろいろ調べていくと、どうやらこのUU混合器が原因のようです。
この混合器を通過後、電波が「悪く」なっていますが、主原因は電波をかなり「弱く」してしまうことです。
すこし叩いたら直ったので、どこか接触不良が起きているようです。
アンテナ周りの配線を仮に組みなおし、テレビ端子で確認すると無事復旧していましたが、
アンテナの状態などをご説明し、アンテナ立て替えをご希望いただきました。
現状はいますぐ立て替えなければ危険だとか、すぐまた不具合が出てしまうというわけではありません。
でも遠くない将来に立替が必要になるだろうという感じでした。
立て替えに当たり、まずは支線の準備から進めていきます。
支線アンカーは既存のものも再使用しますが、新たに4本追加します。
打ち込む前にコーキングを付けておいて、防水効果を高めます。
屋根上から作業するのはあまりにも怖いので、梯子&脚立を使って下から準備を進めました。^^
風も強くなってきて緊張の連続だったので、しばらく写真を撮る余裕はありませんでした。。。><
ようやく支線を4本取り終えたので、ここからは新設の作業です。
上段の支線は4本で、下段は4本+同軸のメッセンジャー用にもう1本張ります。
日没が間近になって来ました。。。
日が暮れて屋根に結露してしまうと洒落にならないので、北側の作業を全て終わらせてから方向を合わせました。
あとは南面での作業だけなのでちょっと安心です。^^
テレビ端子までの減衰が20dB以上あるので、アンテナ直下でこれくらい入力していると安心です。^^
これで完成です。
ベランダに付いているBSアンテナからの同軸も、支線に絡ませておきました。
ブースターは既存のものを再使用しました。
安定受信できていることを確認して全て完了です。^^
撤去したアンテナを解体していますが、屋根馬を抜いたらポールがこんなことになっていました。。
ポールの肉厚が薄いせいで、屋根馬のボルトが貫通してしまったようです。。。
早めに立て替えして正解でしたね。^^
ご依頼ありがとうございました。