ホームページからご依頼頂き、ご新築にアンテナ工事にお伺いしました。
ご依頼有り難うございます。^^
こちらは傾斜地でスカイツリー方向が高台になっている立地でした。
まずは受信できるかどうかの測定から開始します。
アンテナはある程度高く上げないと厳しいのですが、マストを3mまで伸ばせばキー局・MX/TVKまで受信OKです。
ブースターが必要かどうかは、仮に繋いで様子を見てから判断します。
工事の内容と流れをご説明し、作業を開始させていただきました。
長すぎても良くないので、3.6のマストをカットして使います。
アンテナを組み上げ、サビ止めを刷毛塗りしたら乾くまでの間に支線の準備をします。
支線は建物に傷をつけないように、樋の吊り具からとることにします。
屋根材が柔らかいアスファルトシングルなので、支線が当たるところには保護チューブを被せておきました。
8箇所からの8本2段支線仕様になります。
支線の準備ができたところでアンテナを持って上がってきて・・・
下段の支線で立ててから上段の支線を張っていきます。
これでUHFのみで立ちました。
これからBSアンテナを追加して向きを合わせていきます。
周辺ではパラスタックアンテナが目立ちますが、立てる位置さえ選べば普通の20素子で十分です。^^
風の影響を考えると、アンテナは小さいもので済めばそれに越したことは無いと考えています。
アンテナ直下ではMXが42dBμ前後、キー局は52dBμ~となりました。
混合器には仮に繋ぎ、あとで本決めします。
屋根馬の足元には、柔らかい屋根材を保護するために、同じ屋根材を小さくカットしたものをあてがっておきました。
ずれないようにコーキングを塗っておいたので、落ちてしまうことは無いでしょう。^^
この状態のまま、引き込みの同軸とつなぎます。
同軸が見えるのはほんのちょっとなのですが、アイボリーのテープでお化粧して・・・
同軸が出ていた穴がちょっと大きめだったので、白いコーキングで埋めておきました。
テレビ端子で確認してみます。
5分配器通過後はブースター必須ですね。
ただ、テレビはリビングでしか見ないかもしれないということで・・・
電波発生器を使って、分配器のところでこの端子の同軸を探し出して・・・
リビングのみに直結してみました。
これだとキー局は何とか大丈夫ですが、MXはNGゾーンギリギリです。。。
テレビに繋ぐ前に分波器が入るともう少し落ちるので、「キー局もぎりぎり受信になる」ということで
ブースターを付けさせていただくことになりました。
ブースターをつけるので全てのテレビ端子で受信できるようになります。
もう一度屋根に上がって仕上げにかかります。
ブースターへの同軸はこんな感じで繋いで・・・
足元もまとめました。
「受信」には関係ありませんが、綺麗に仕上げられると気持ちいいです。^^
このように完成しました。
視聴確認用に用意しているモニターでお客様にも映像でご確認頂き、アンテナ工事が完了しました。
お引越し前の寒い中、長時間お付き合い頂き有り難うございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
家電工事屋ホームページ