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CATVから自前のアンテナへ

2013-09-02 23:55:41 | アンテナ工事 座間 海老名 綾瀬

CATVから自前のアンテナへの切り替えをご希望頂きお伺いしてきました。

 

ホームページからのご依頼ありがとうございます。

 

屋根上に衛星放送のアンテナが立っていて、CATVと混合してありました。

CATVの有料チャンネルはあまりご覧にならないそうです。

 

地形的にアンテナでの受信は厳しいのでは・・・と予想しましたが、測定してみてから

立てられるかどうか判断します。

 

湘南平波とスカイツリー波が入ってきました。^^

ただ湘南平波を狙うとMXが映らなくなり、スカイツリーを狙うとTVK(横浜)がNGに・・・

 

 既存のBSアンテナのマストの位置だといまいちよろしくないので、横移動しながら探っていきました。

 

スカイツリーと湘南平、どっちを狙っても大丈夫です。

MXを取るかTVKを取るかで変えればよいので、お客様に選んでいただくことにしました。

 

 既存のCATV/BSCSブースターの出力を控えておき、テレビ端子での数値と比較してどれくらい弱くなるかを

調べておきます。

 

 このブースターのUHFの利得は20~25dBで、もう少し強くしておきたいので16dBの前置ブースターを

入れさせていただくことにします。

 

 

MXが映るほうを選択していただいたので、スカイツリー狙いとします。

 

将来受信障害がおきたときには湘南平狙いに変更すれば大丈夫なのですが、

その時に「アンテナの金具がさびて組み替えできない」という事態を避けるために

金具にさび止めを塗っておきました。^^

 

向きを変えるだけならここまでしなくても良いのですが、素子を垂直/水平に組み替えるためには、

ここが腐食すると再使用できない可能性が高くなります。。。

 

受信障害がおきなければそれに越したことはないのですが・・・。

 

既存のBSアンテナの支線を避けながら立てていきます。

 

 前置ブースターはボックスの中に取り付けるので、同軸はジョイントなしで下ろします。

 

 アンテナはこれで完成です。

 

 CATVの保安器からテレビ出力を抜いたので、開放したままにせずダミー抵抗を入れておきました。

 

 そしてアンテナから引いてきた同軸を引き込みとつなぎ、ボックスの中に前置ブースターを入れて

作業完了です。

 

減衰量などはあらかじめ控えてあったので、テレビ端子では予測どおりのレベルが確保できていました。^^

 

CATVではMXが「20CH」で再送信されているので、そのままだとMXが映ってくれないので、

テレビのチャンネルを再設定し直しして「16CH」で受信できるようにしておきました。

 

また、測定器の値では映るはずがないTVKでしたが、テレビチューナーの復調性能に助けられて

ぎりぎりですが映ってくれてました。^^

 

ただあくまでもTVKはおまけ受信であることをお話し、自前のアンテナへの切り替え工事は完了です。

 

ご依頼ありがとうございました。

 

 

 

コメント (2)
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