④につづき
《3日目の予定》 法隆寺 → 叡福寺 → 昼食 → 四天王寺(大阪) → 新大阪15:33発のぞみ400号
3日目、最終日。
食事の部屋へと向かう廊下
7:30から朝食。昨夜の夕食と同じ部屋、同じ席。茶粥の朝食と聞いていたけど、普通の白いご飯も出て来てオドロキ。奈良漬けもあり、ここは奈良だった!と思ったのでした。薄めの味付で美味しかったです。
☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。。.:*:・'☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。。.:*:・'☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆
出発は8:50。法隆寺の目の前の宿なので、歩いて法隆寺へ向かう。既に暑くて、先が思いやられる。宿からガイドの方が案内してくださるのだが、正直言って、暑くて話が頭に入ってこない、、、。
法隆寺、高校の修学旅行で来たかどうか、、、記憶が定かではないのだけど、いずれにしてもウン十年ぶり。
西院伽藍に向かい歩く(日陰を選んで、、、)/ 中 門
五重塔と金堂
金堂の壁画は、修復中の模写作業の際に火災で黒焦げになったと、ガイドさん。火災に遭ったのは知っていたけど、模写作業中だったなんて、随分と皮肉な話だ、、、。黒焦げになる前のモノクロ状態の画像があったけど、ホントに文化財の火災は取り返しがつかないから怖ろしい。
回 廊 / 柿くへば~の碑が建っていたらしい鏡池(この辺は意識朦朧だった気がする)
で、この西院伽藍から、夢殿がある東院伽藍まで、参道を結構歩くのだ。炎天下、もうヘロヘロ。もちろん、水も飲んでいるし、日よけ対策もバッチリしているけど、何しろ気温は朝から30度越えで、湿度も高いし、汗は出るけど乾かないので気持ち悪いしで、なかなかの苦行でありました。
炎天下の参道を延々歩く、、、/ 東大門(西院伽藍と東院伽藍の中間にある)
夢 殿
でも、ガイドさんも滝のような汗を滴らせながら一生懸命、丁寧に説明してくださるので、何とか頑張って説明を聞いたが、ほぼ覚えていない、、、がーん。ここまで来ると、皆さん、無口だったなぁ、、、。
この夢殿、マンガでは結構重要なシーンの舞台になっているんだけど、この建物はもっと時代が下って平安時代建立。それに、マンガの夢殿はもっとこじんまりとしていたので、この建物と同じという設定で山岸さんは描いていないだろう。まあ、でも、厩戸と毛人のゾクッとするシーンなのよねぇ。実写版で見たいわ~。
☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。。.:*:・'☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。。.:*:・'☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆
何とか宿に戻って冷房の効いた部屋でようやく生き返る。荷物をピックアップしてバスに乗り込み、お次の叡福寺へ。
叡福寺は、聖徳太子が、母の穴穂部間人皇女、奥さんの膳部大郎女と合葬されているという。3人がなぜ合葬されているのかとか、よく分かっていないらしい。
南大門の左右の金剛力士像
聖徳太子御廟
こちらには、源頼朝のお墓もあるらしいが、非公開。弘法大師の像もあって、「太子信仰の象徴となり、この御廟には太子を敬う空海や親鸞、叡尊、良忍、一遍、證空、日蓮など諸賢聖のほか、名僧が参籠し、日本の大乗仏教の聖地として栄えました」と案内にあるが、まあ、この廟に本当に太子が葬られているのかは異論もあるらしいので、亡くなってイロイロと利用されるのは、偉いお方の宿命なのだなぁ、と感じた次第。
で、ここで時刻は既にお昼前になっており、これからバスで小一時間、昼食に向かう。
☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。。.:*:・'☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。。.:*:・'☆゜'・:*:.。。.:*:・'゜☆
お昼は、道頓堀の大和屋本店でふぐランチ。
もう、疲れてぐったりしていて、あんまり食事を堪能できる状態じゃなかったのよね。でも、から揚げ(写真撮り忘れました)は美味しかったし、鍋もついて、お腹いっぱいになりました。
一息ついて、ちょっと元気になった、、、かな。
⑥につづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます