再開 私の色（２６９５）

　私は２０代のころ、健康にかんしていろいろと医学書を読んだ。その中で、「断食」に興味をもち、実際２週間程度、断食道場に入ったことがある。その時思ったのは、いかに食べることに頭がいっぱいであったか、と反省した。そして、動植物の「生命」をいただく食事をむだにすることなく食することを痛感した。自分の生命を維持できるほどの食事量は、「少食」で十分である。

　現在、私の年齢のせいか、大食はできなくなった。つまり、加齢とともに、いままで食べていた量は必要がなく、ほどほど（少食）で十分だ、と気づいた。

　食べ過ぎによる病気も増えている。過食は病気を誘発し、食べ物の無駄になり、いいことは一つもない。

　最近、断食にかんする本を読み返し、日々の食事をやや少なめにとるのがいいようだ、と気づく。