最近、以下の本を読み感想を記しておきたい。
「それでもあなたは長生きしたいですか? 終末期医療の真実を語ろう」著・富家 孝
著者は前立腺がんなどを患い、医師として、ジャーナリストなどをしながら、最新の医学情報をまとめ、上記の本をまとめた。
以前、私は73歳で亡くなった医師の近藤誠さんの本を読み、いろいろと考えさせられた。高齢者ががんにかかり、手術、抗がん剤、放射線治療をするのはいいが、自分の残りの人生の質を重視して、それらを避け生きるのもいいのではないか、と提案していた。
現在まで私は2度10日間ほど入院した。直腸がんによる腸閉塞が重く、死ぬ思いをした。現在は食事、運動などに気を付けながら、薬をのみ生活している。週1度在宅医が拙宅にきて、診てもらっている。病院の外来は2カ月に1度だ。
著者の富家さんは、60歳からの健康法として、
「睡眠十分」「腹八分」「運動六分」を勧める。よく寝て、食事は8割にして、運動が6割という割合だ。
この本はそのほか、医療過誤についても辛らつな記述があり参考になった。