久しぶりにレンタルビデオを見た。「夜明けの祈り」
第2次世界大戦下のポーランドのカトリック修道院で、複数の修道女(シスター)がソ連軍によってレイプされ、7人のシスターが妊娠し、赤十字の女医が彼女たちとその子供を救う物語り。
シスターたちは「純潔」「清貧」「従順」を軸に、神や世界に奉仕する。
映画で、シスターたちは純潔を汚され、妊娠し子供を生む。修道院ではあってはならない出来事だが、事実を変えることはできない。主役の女医はシスターたちの子供をとりあげ、そして孤児を含め、シスターたちを勇気づける。
映画は、修道院の在り方を考えさせてくれるとともに、人と神の関係にもせまる。
どのような生命でも、命は命であり、それをしっかりと守ることが基本である。それが一番重要だ。
身体障がい者ら、世間で弱者とされる人たちの偏見をなくし、一人の人間としっかりと見て対応することが今まで以上に求められている。人権を大切にしたい。
この映画を見て、今のロシアとウクライナの戦争で、報道から女性らに対する暴力(レイプなど)もあり、時代は変わっても戦時ではやっていることは同じだなあ、と思う。戦争時は人間を変えるといる。