新聞の投稿欄(2019年11月24日付)を読んでいて、思わずうなった。
それは、生まれてくる子供が事前に障がいをもって生まれてくることを知りながら、生み育ている男性(45)の投稿文。男性は、障がいは「なんぼのもんじゃい」と切り捨てている。うーむ、すごい人だなあ、と思った。
親は、子供は五体満足で生まれてほしい、と願うのが自然である。昨今、事前に検査があり、誕生時障がいをもって生まれることが予想でき、父母にとって厳しい決断をしなくてはならない。中絶も選択肢。
前出の男性は、「宿った命を、私たちの意思で消すなんて、そんな選択肢はありませんでした」という。
赤ちゃんの誕生について、しっかりと考えさせられる。「命」の扱いをどうするかが問われている。