大阪市長選に立候補した男性(58)の街頭の一声で、以下のものがあった。
「大阪市政をよくしていく。日本国、日本国民は、誇りを取り戻さなくてはいけない。スタートが外国人の生活保護を廃止することだ」
上記に私は違和感を感じた。男性は飲食店経営者とあった。
右翼主義者かなあ、と思う。以下は私の推測だが、特にアジアの人たちに偏見があるのではないか。もっといえば、ヘイトスピーチに賛成している人かもしれない。そうであれば、市長にはふさわしくない。バランス感覚が欠如していると思われる。
以上のほか、ほかの統一地方選挙で、候補者の「言葉」に今まで以上に注意したい。真意は何か、背景はどうか、だれが利益を得るかなどを考えると、その候補者の深いところが現れてくる。ただ当選し、後は所属政党に従っていけばいい、という「政治屋」が多い。有権者のために汗をかき、国をよくしていこという本当の政治家はほとんどいない。偽物が多いということだ。
選挙前は、良い言葉をならべるが、当選後は、何もしない輩は多い。注意が必要だ。候補者をしっかりと調べ、理解することが必要であろう。もちろん政党についてもよく研究しておく。自民一強にあって、冷静に考え投票したいものだ。