今日(2024年6月23日)は79年目の沖縄慰霊の日だ。太平洋戦争の末期(1945年)米軍が沖縄に侵攻し住民の4人に1人が犠牲となったとされる。
逃げる場を探し洞窟に入り、そこで自決する人も多かった。家族同士が殺しあうケースもあり悲惨なものだった。
以前、沖縄戦のビデオをみたが、その当時日本は敗戦が明確になり、最後の戦いをし、沖縄で市民を巻き込んでしまった。早く軍の上層部が敗戦を決め対応していたら、無駄な死者を出すことはなかった。
また、広島、長崎に原爆投下(1945年8月)され、死者を増やし、街が破壊された。
勝てる見込みのない戦争を続け、死者を増やしたのは、誰の責任か。
沖縄慰霊の日、世界では、ウクライナ戦争、中近東戦闘が続き、多数の犠牲者を出している。犠牲になる人は、いつも「弱者」だ。
一部の「独裁者」が戦争をはじめ、それがどんどん拡大し、罪のない人たちを巻き込み多数の死者、負傷者を出し続けている。
戦争は絶対しない。しかし、簡単にはじめてしまう。人間の愚かさを痛感する。