再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(4872)

2021-12-28 14:44:30 | Weblog
 先日、高倉健主演の「ホタル」をビデオで見た。

 特攻隊は、日本のために戦い、戦死した日本人のほか、朝鮮人の飛行士(上官、戦死)とその許嫁との関係、戦後その許嫁と部下の兵士は夫婦となり、戦死した朝鮮人のために朝鮮半島にいる家族に会いにいくなど、中身の濃い映画だ。妻は腎臓に病を抱えて時々入院もする。夫の腎臓を移植することも可能であるが妻は寿命のままにということで亡くなる。

 特攻隊は、公には家族、国などのために死ぬのだが、自分が死ぬことが分かっていて戦闘機に乗るのはどういう気持ちであろうか。考えれば、戦闘機には乗れない。親・家族からみればとても納得できるものではないだろう。

 朝鮮人飛行士(軍人)、その許嫁(日本人)との恋愛、それを認める日本人の母親など、いろいろと考えさせる映画でもある。

 話題を変えて、朝刊(2021年12月28日)に、若い世代のコーナーで、朝鮮学校の男子生徒(12)の投稿「なぜ差別されるのかわからない」を読んで、彼に対する偏見、悪口(日本の子供から)などがあり、なぜいやがらをされるか、分からないという。日本社会のおける大人からの偏見、差別が、自分たちの子どもに伝播しているのではないか、と思う。

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