再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(3548)

2018-06-02 19:45:31 | Weblog
 今日(2018年6月2日)午後から、暑い中同志社大学京田辺キャンパスで開かれた公開講座に出席した。同大学の社史資料調査員の小枝弘和さんが、「明治維新150年? 戊辰150年? 薩長史観を考える」をテーマに話した。

 私が興味を持ったのは、会津藩士で、京都府顧問格、京都府議会初代議長などを務めた山本覚馬(1828~1892)。彼の妹八重は、新島譲(同志社創立者、宣教師など)の妻。

 山本覚馬の建白によれば、彼は今後の日本について23の項目から示唆している。国を思う気持ちがひしひしと伝わってくる。政権、議事院、学校、変制、撰吏、国体、建国術、製鉄法、貨幣、衣食、女学、平均法、醸酒法、條約、軍艦国津、港制、救民、髪制、変仏法、商律、時法、暦法、官医。

 経済を強化し、国を豊かにし貧困撲滅を目指す国づくりと、いえようか。

 翻って、時代、状況は異なるが、現在の安倍政権をはじめ、政治全体の混迷は何であろうか。

 敗戦を経験し、復興に成功し世界経済2位になった国が、今はどうなのか。精神的な貧しさが目立つ。

 元をたどっていくと、天皇制にいくつく。天皇を利用した軍部。それによって戦時は300万人以上のが亡くなったとされる。(数字は推測)

 為政者に注意し、個人の生活は自分で守り、そして他の人たちと平和に暮らすこと。それが基本であり重要であると痛感するが。

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