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心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

すみません 暑すぎて・・・

2015年08月05日 | 母のこと
本当は 今朝早くにお墓掃除に行くはずだったのです。えぇ 昨日 母の家の玄関に持って行く物などを出しておいてましたから準備はもう万端整っていたのです。昨日の段階では わたしもかなり張り切っていて
「母さん 任せて!」
なんて 言ったくらいにしてましたよ。

それが・・・なんということでしょう。
夜中 寝苦しくて2時半というとんでもない時間に目が覚め 寝ていられず。起き出してゴロゴロ。
そのうち全部の窓を開け放し 思いついたようにキュウリを薄切りにして重しをし 例のキューカンバーサンドイッチ用のものを作ろうと。静かな夜中に やけに大きなまな板のトントンが響き、音にびっくりしながら〈こんなことをしてる人なんて私以外にだれもいないだろうな〉と自嘲気味で。
まぁ美味しく出来れば それでOKだろう なんて。

そんなことをしているうちに窓からかすかな風が入り込み おっ!これは寝れるかも・・・布団に体を投げて 眠りました。
はっ!目が覚めたときにはすでに太陽は明るく微笑み、しまった!
でもまだなんとか大丈夫かも?と思い 慌てて朝ごはんを食べ、化粧も適当にすっとんで行ったのが 8時。
母のところに行くと玄関に立った瞬間 汗がどっと出てきて。ちょうど洗濯ものを干していた母の手伝いを
「お前が来るのは6時頃じゃないかと思ってね。今朝は早く起き出したんだよ。まさかこの時間だとわね」
と言われ
「母さん ごめん。やっぱり夕方か明日の朝に行くわ。こんなに暑くちゃ無理だわ・・・」
と吹き出る汗を タオルでごしごし。そのくらい今朝は暑いのよ。今からお墓に行って草取りや掃除?無理無理。
そんな私の顔を見て 笑いながら
「別にいつでもいいんだよ。ただな 周りの墓が綺麗になっているのに家の墓だけが汚れていたら父さん可哀想だろ」
と 母が言いました。わたしもうんうんと頷いて
「必ず行ってくるから!」
と答えたのでした。

その後 新聞に書いていた餃子のたねの作り方を見ながら たねを仕込んできました。美味くできるといいのですが・・・夕方は多分掃除に行かないと思います(笑)だって 夕方でも暑いと思うから。
やっぱり明日の朝早く行ってこようと思います。朝早くだったら お化粧もしなくてすむし 誰もいないと思うからね~。
それにしても ほんとに暑くてたまらん。ここがこんなだったら 子どもたちのいる場所は一体どんななのかねぇ。想像つきませんよ。

そうそう やっぱり母は夕べ「ラッシュアワー2」見たそうです♪

自画自賛?

2015年08月04日 | 母のこと
「昨日 BS見たか?」
と聞く母。突然言われても 返答に困るんですけど・・・(一体 昨日のいつのどのBSなの?)
「昨日 BSつけていて 9時から入ったのが面白くてな」
そこで ピ~ンときたわたし。昨日入っていたのは『ラッシュアワー』ジャッキー・チェンの映画。
「あー知ってる!あれ面白いよね」
「んだんだ、ジャッキーなんとらかんとらとあの早口でしゃべる人も面白かったし、もう何回も笑ってさ」
と その映画の話をどんだけ面白かったんだあ?と思えるほど語る母。その様子を見ながら 11時までよくぞ楽しませてくれたねNHKさま と思わずにいられなかったね。
母が 続けて
「あんまり笑ってさ、終ってからなんとなくそばにあった鏡をのぞいたんだよ」
「ん?」
「あーなんていい顔してるごど!!って 自分に向かって言ったんだぁ」

その説明してる母の顔が またまたいい顔で(笑)
「普段は皺がたくさんあって 嫌な顔だな見ったぐない顔だなって思っていたけど、昨日は沢山笑ってそのまま鏡を見たせいか なんだかニコニコした顔でな。い~い顔に見えたんだよ」

それって自画自賛?
でも 最高にいいじゃないの!
「あのさ 今日もラッシュアワー2 入るはずだよ」
「えっ!本当か?」
目をらんらんと輝かせている母は 全く少女のようでありました とさ♪

今 気になる俳優

2015年08月04日 | ほんのすこし
DEAN FUJIOKA

探偵の探偵」今クルーで見続けているドラマの中の一つ。それに出ている謎めいた主人公の先輩。とってもクールな感じで いいなあって思ってます。定住地を決めかねているって・・・ぜひ日本で活躍を!

町田啓太

美女と男子」仲間由紀恵との共演。実はこのドラマが始まってから ずっとどこかで見たことあるんだけど・・・どこだったかなぁって思っていて。
それが「花子とアン」で見た 途中で亡くなってしまう弟役の人だってことに気がついたのが ドラマも中盤に入ってから。あのときより頬がこけたからわからなかったんだなぁ。しかも劇団EXILEだったんだねぇ。

この美女と男子 日本のドラマにしては20回という長い回数。ただいま面白さ倍増中。夜中に録画してそれを見ています。ほんとは午後10時からが本番なんだけど その時間帯は別のとかぶることが多いので 夜中の再放送を録画。新しいパートナーという副題がついている今回は 秋田弁の女優が出てきてそれがまた面白さを醸し出していた。まぁ訛りが強すぎ?かな。見ながら えっわたし こんな風に訛ってる?って自分をつい振り返ってしまいましたよ。

ドラマ 今回は初回を録画できるものは全部録画して見ました。その中から見ないと決めたものを予約から消していきました。最終的に残ったものも 見終わったら消すことに。ただ「美女と男子」「情熱のシーラ」(NHK スペイン)だけは残しておこうと思っている。後は 良かったなと思う回だけ残す。基本 消してしまうことにしました。ブルーレイにダビングするのが正直あまりよく出来ない。ダビングに要する時間 うまく出来ないことへのストレスがたまる。それなら 見たら消す それが一番いいものね。後はリアルタイムで見てしまうか・・・
そう思いつつ ここにいない間のあれこれを今から予約録画してしまってる自分(笑)
戻ってきてから1週間は お墓参りとかあれこれで見ている時間が無いだろうなぁ。

のほほんと

2015年08月04日 | 朝のことば&つぶやき
見てるだけで 和んでくる物に出会った。
置物。
もうこれ以上物を増やさないぞ!という決意は無残にも この子の前では崩れ去った。ネットでこの子を見た瞬間 あぁこの子がわたしの元にやってこないかしら・・・と。一応サイズは確認して 想像していたけど、ほんとにピッタリで、可愛いサイズ。
どこがいいかって?
なんてったって このたれ目よ(笑)
この目を見てると なんだかのんびりした気分になれる。のほほんと過ごしたいなって思える。

※※※

ただ そこに在るだけで
ただ 見てるだけで
気持ちが穏やかになっていく
そんな存在
そんな何かを
一つでも周りにとっておきたくなる
寂しさを埋めるため?
いいえ それは違うとあなたは言う
穏やかな空気に包まれると
生まれてきて良かったと思えるから
わたしは そっと抱くの
この優しさを

※※※

あっでも 物を増やさないって大事だな。これからはよくよく吟味しよう(えっ買う気満々か?)

読んだんだか 読んでいないんだか・・・

2015年08月03日 | ほんのすこし
※※※ 今日のメモ書き ※※※

奥の棚に無造作に入れている本たち。孫が来るというときに慌てて手の届く範囲の物を箱に入れたり 他の場所に移したり。そして帰ってから 元の場所に戻さずにそのままで・・・全部読んだのか 読まずに寄せてしまったのか・・・一度読んでもしっかり内容を覚えていないことすらあり。
ただ買っただけで積ん読状態のものもあり。いつ読むつもりなのかな わたし(笑)
画像の中の本は まぁほとんど読んだとは思うけど。

最近のわたしの傾向(というか前々からだけど)
読破しても内容をしっかり覚えていない。
DVD借りてきたりしても 面白かったという言葉だけで 内容を細かく覚えていない。
後で どんなストーリーだった?誰が出ていた?と聞かれても答えに窮することが多い。
これは 読んだことや見たことにならないだろうね~。
だから同じDVDを借りてきたりするんだよ まったく。

究極のお馬鹿は 前にamazonで買ったのをすっかり忘れていて、新たにCDを買ってしまったこと。それこそ孫が来るときにCDを整理していて 奥に入れていたのを見つけて あれ~!これあったんだあ!ってことに。
忘れているんだねえ。でもCDはそれ一枚だけだったからいいけど。何枚も同じものを買っていたら 頭の中を疑っちゃうよ。

前に読んだ本で良かった物。
『ザ・ラストマン』


『坂村真民一日一言』


到着ほやほやの物
『プロフェッショナル100人の流儀』


これは読みやすそうだ。簡潔に良い言葉がぎっしり詰まっていそう。根を詰めて読むというより 好きな時に好きな人の言葉を選んで読むのがいいと思った。旅のお供にバッグに入れていくつもり。後は何か文庫本を持って行こう。

さて 今週来週と毎日するべきことがあるなあ。さしあたって明日は母の依頼をやっておこう。
昨日は興奮したのか ずっと眠れなかったから 今夜はしっかり寝るぞ♪

※※※ メモ書き 終了 ※※※

寝ても覚めても

2015年08月03日 | ゴスペル
あぁ なんてこった!
頭の中が 寝ても覚めてもこのフレーズのリフレイン・・・
”This little light of mine I'm gonna let it shine・・・”
この私の小さな心の火をさあ 輝かせるんだ

この歌は 初めてゴスペルワークショップに参加した時からの曲だ。
どの曲も好きだけど、この曲は歌い始めの頃のわたしを思い出すから 心のふるさとみたいなものだなと思っている。
2005年2月10日 初めてワークショップに参加し高瀬先生と佐々木先生と出会った。ゴスペルというものに触れた瞬間だった。これまでどこかで見聞きしてきた歌が 自分の声として出て行くことに感激したものだ。その最初から二番目に教えていただいた曲が この曲。
印象的な 出だしの掛け合いにはびっくりするし、みんなすごいなと思ったものだ。

そしてそれから2009年の2月まで ワークショップ終了後に発起したサークルにも在籍した。ちょうど4年間。その間に父も母も交互に入院したり 父が亡くなったり 色々なことがあった。読み聞かせグループにも入り子どもたちを相手にたくさんの本を読んだ。自分でも不思議なほどどこからあんな力が出ていたのか?と思うくらい精力的に動いていた気がする。

ゴスペルをやめ 読み聞かせもやめ エコクラフト作りもやめ・・・わたしには何もするものがなくなった・・・というか何もする気が起きなかった。あんなにみなぎっていたものが どこかへ飛んでいってしまった。
そんな状態のわたしだったが、日々の暮らしは母や弟との小さな出来事を無事に過ごすことで精いっぱいだったのだと今は思える。

そのときどき 自分が夢中になって過ごすために きっと私の中で知らず知らずのうちに選んできたんだろう。ゴスペルも読み聞かせも 手芸も 今はやらなくてもいいんだよって。
そして これからはまたゴスペル歌ってもいいんだよって。

昨日 月一回のゴスペルレッスン。午後2時から4時まで。会場は北部コミュニティセンター(有浦小学校脇の道路沿い)月に一回だからか とてもマイペースで参加できることが嬉しい。今の自分に合っているなと思う。

さて、このたびわたしが所属している大館市民クワイヤ「ハミングバーズ」が9月12・13日に仙台で開催される定禅寺ジャズフェスティバルに参加することになりました!同じく高瀬先生が指導してくださっている「Wing of Song」(間違っていたので修正しました!ごめんなさい!)も参加します!しかもどちらも会場が同じなんです。
9月13日(日) マークワンスクエア2 12:40~13:20 この時間に出演します♪
「Wing of Song」さんは この会場の一番目に出演です♪ずっと長く続けてきた方が中心なので 聴きごたえ十分ですよ♪ ぜひ会場にいらしてくださいね。
彼女たちの歌も聞けるし ラッキーでした。

さぁ こう書いているとどきどきしてきました(笑)

タイトルの方に話を戻しましょう。頭の中で鳴りやまない曲 実は先生が今回は全員がどこかでソロを歌うということを言いだして・・・それを私は全然知らなかった。先回の練習のときに まだソロやっていない人~という呼び掛けをしていた先生の目がわたしでピタッと止まり、ニコッとされて
「じゃあ ○さんにはこの曲の出だしを歌ってもらおうかなぁ」
思いがけないフェイントに わたし思わずのけぞり えぇー!!青天の霹靂ともいえる言葉に唖然。
「綺麗なソプラノだものねー」
そう言われて 歌ってみたものの ソプラノだと声量が・・・
自分的には 気に入らないのですよ 先生。

で 昨日の練習のときに先生に
「あのぉ 地声で歌ってもいいですか?」と恐る恐る聞いてみた。先生は
「あら どっちでもいいのよ。なんでもアリよ♪」
今まで 地声でゴスペル歌ったことないけど、この曲は地声でも歌える気がした。
かなり変則的な歌い方をしてしまったけど、先生が いいわよっと言ってくれたのが嬉しかった。後で メゾのメンバーが「わたし あなたの歌い方すごく好きだわ」と言ってくれたのには びっくりした。
なんかわたし 自信持っていいのかな?

母に今日のことを報告し 
「仙台で歌うんだよ しかもソロもやるんだよ どうしよどうしよ」と言うと
「なぁに お前は案外度胸があるから なんも心配しなくていいさ」
とあっけらかんと言われ、そうなのか?と自分のことが自分でいまいちわかっていない私だった。
しかし 戻ってからも布団に入ってからも頭の中で 曲が流れ 止まることを知らない(笑)
こりゃ眠りに入れないわ。寝ても覚めてもってこういうことを言うのね、まぁ 定禅寺が終われば消えるだろうけど。・・って後1カ月以上もあるんじゃないの!それまで寝ても覚めても この曲が頭から離れないって どれだけ!せめて失敗しないことを祈るしかない・・・

いくらかでも涼しげなものを

2015年08月02日 | 季節/マウス画
こう暑くちゃ かなわん。
先日から エアコンつけまくり。あの節電意識は 暑さの前ではどこへ行ってしまったのかと思うほど。自分がこんなにも暑さに弱かったのか?と 年々の体の衰えは気温の変動に呼応するなあ・・・

毎年 暑くなると出してくる夏素材イラスト。
これは切り絵風にしてみたかったイラスト。

※※※

きっと風も気持ちいいのだろう
差し入れる手に触る水の 変幻自在な存在に
なんて自由なものがこの世にあるのだろうと
それが この世界にあることで
地球という生命体が今の今まで生きることができたと
思うのだ

水よ
暑い夏には その存在自体を思うことで
少しは 頭の中がクールダウンするよ
ちゃぽん ちゃぽんという音を想像しただけで
目をつぶると
わたしは広い世界でのんびり横たわることができるのだ

※※※

さぁ 暑い外に出て行かねば!
頭の中はこの画像でいっぱいにして(笑)

読みかけもあり

2015年08月02日 | ほんのすこし
『ぼくの命は言葉とともにある』福島智著
読了。

『一中国残留孤児がつづる この生あるは』中嶋幼八著
途中。

福島さんの本は初めて手にした。新聞で以前こういう方がいるということは知っていたが、著書があるとは思っていなくて・・・最近 これもメルマガでお勧めされていたので取り寄せていた。
その境遇を知るにつけ ここに書かれている言葉の全てに重みを感じてしまう。
自分があまりにも軽く言葉を出していると思ってしまう。

言葉とはかくありなん・・・そうではなく、その人にとっての言葉の重みがあるのだ。出す側にも受け取る側にも。
福島さんが周りとコミュニケーションを取ることが出来たのは 指でのコミュニケーションがあったからだった。手話以上にそれは伝わった。初めは彼の母が始めたことだったが、その最初の衝撃 指でコミュニケーションが出来ることを知ったことは その後の彼の人生にも大きな影響を与えたと思う。
目が見えないだけでなく 聞こえなくなってしまうという二重の辛さをどのように受け止め それを克服していったか。彼は小さい頃から読書家であったが、読書が人に与えるものの大きさも十分知っていたしその読書量は半端じゃなかった。だが、彼は読書も自分にとっては必要不可欠なものであったが、人とのコミュニケーションがとれるかとれないかでは その後の生き方に雲泥の差があると感じている。
人は誰かと共に生きていると感じることで 意欲が湧いてくるのだろう。それは家族という範疇に留まらず その人にとっての誰か・・・だ。誰かとつながっていると思えることが 生きる意欲になる。福島さんの文章からは そういう思いを感じ取った。

これはもう一度読み返したい本の一つになった。



次に今 読みかけていて、なかなか進まない本。いつも枕元に置いていて 寝る前に読もうとするのだが、開くと寝てしまっている・・・これじゃ進まないよね。
これも別のメルマガで紹介されていた本だった。amazonを見たら、委託販売?みたいな感じだった。

中嶋さんの人生 波乱万丈。彼が今あるのは 沢山のほんとに沢山の人々の手助けがあってこそ。その人たちへの感謝の気持ちが本という形になったのだろう。彼を最初に救ってくれた中国の育ての母。彼女の暮らしは決して裕福ではないが 彼を大事に本当の子どものように扱ってくれた。この母の思いがすごい。

さて これから彼にどんなことが待ち受けるのか・・・日本にいつ戻るのか。
はて わたしがこれを読み終えるのはいつになるのだろうか。
かなり長い本なのです。
当時がしのばれる写真の数々を見るのもまた感慨深いものがあります。

ということで 最近は小説から離れたものばかり手にしている。『悲嘆の門』(上下巻)宮部みゆき著 も 最初の辺りで止まっているし。一体 何しているんだろね。なんだかぼーっとしている時間が多すぎるなああ。
暑いことを理由にしちゃ だめだよね・・・

考えなくちゃなあ

2015年08月01日 | ほんのすこし
昨日 温泉で湯殿に腰掛けていたときに 隣り合わせになった方がいました。その方とは以前にも少し話しをする機会がありましたが、昨日はその方の方から話しかけてきて、
「お母さん 何歳になるの?」
ということから始まりました。83歳になる予定だというと 自分の母親は94歳だったということを話し始めました。
わたしの母はまだしっかりしているからいいと言うのです。

というのも その方のお母さんは認知症になっていて 妹が家で母親を見ていたそうですが、徘徊をしたといっては連絡が入り 怪我をしたといっては連絡が入り、本当に毎日 母親に振り回された日々だったとか。そして母親が亡くなった後の荷物の多さとその処理に大変な時間と労力がかかったことを話しました。
その方曰く だから自分は物を多く溜めこまないことにしたのよ と。
そういえば 以前話しをしたときに 物置きの整理をして食器とかの処分をしたから 肩が痛くて・・・と話していたのを思い出しました。もしかしたら お母さんが亡くなってから自分の家の不用品の整理をしようと思い立っていたときなのかもしれません。

普段から わたしも物を処分しなくちゃって思ってはいるけど、自分が亡くなってからのことを考えたことはあまりありません。これって子どもたちに勝手に処分して と言っても 託された方は困るってこともあるなぁと思いました。今日 母にこの温泉での話しを教えると
「死んだら 全部捨ててくれ」
と言いました。自分では処分できそうもないというのです。それはそうでしょうね・・・母の性格からいって これまで溜めてきた物を今さら捨てるのは とてもじゃないけどかなりの労力がいるし、一つ一つに思い出があるのでしょうからね。でも 思い出は心の中にとってあるから 物として取っておかなくてもいいんだよって どこかで誰かが書いていたのを思い出しました。

この世に生を受けた宿命 それは死へ向かうということ、誰にも必ず来るこの「死」というものをどう受け止め、迎えるかということ わたしもそろそろ考えていくべきなのだなと思った次第。
母が 明るく言いました。
「お金も無いし、分けるものも無いから 心配することは一つも無いなあ。これって逆にあの世に行ってからこの世のことを心配する必要が無いってことだよなあ」
「確かに・・・その日を暮らしていけるだけで 満足 満足」
と答えると
「ん?やっぱりギリギリだと困るから ちょびっとお金に余裕があればなおいいなぁ」
と 笑いました。
処分するという話からは ずれていましたが、なんだか落ち着くところに落ち着いたかなと。我が家の大岡越前母上は 今日も前向きでした(笑)

贅沢を望まなければ 日々の暮らしが満足のいくものになる、庭に咲く花に喜びを見出せば 豊かな心を思い出す。
見かけたときに 楽しく話すことのできる人が周りにいれば しあわせな時間を味わうことができる。
多くを望まず 今在るしあわせに満ち足りた思いを感じること それが母との生活にはあるように思います。

元気をもらう

2015年08月01日 | ありがとう
様々な本を開いて 色々な刺激を受ける。
読後に あぁ読んで良かった!と思える本に出会えることほど 充実に時を過ごした感が強い。
斉藤一人さんに関する著書はこれまでも何度か色々な方が書いているものを読んできた。今回もまた”みっちゃん先生”が書いた本に出会った。たしかこれは購読しているメルマガで紹介されていたものだった気がする。早速amazonでお取り寄せお願いして到着して以来 枕元に置きつつ開くのはいつも先延ばしだった。
多分 内容はこれまでに読んだものと大差がないだろうなとか 頭の中でそんなことが浮かんで 手が出なかったのだ。それならなぜ注文したのだ?と突っ込まれそうだけど(笑)

今朝というより夜中 寝苦しさに寝ていられず 女子シンクロ中継を見て、そのまま録画していたものなどを見たりずるずると起きてしまった。こういうときは午前中最悪状態だ。案の定 ぐだぐだ状態のまま洗濯したり・・・体がどよんとしている。こりゃだめだ。自分に活を入れなくては!と思ったときに 目に飛び込んできたのがテーブルに無造作に置かれたこの本『斉藤一人 神的な生き方』みっちゃん先生著
ずいぶんおおげさなタイトルだなと買ったときは思ったが。
読み始めたらあっという間に終了。文字が大きくすいすい読めるのだ。

他のものになくて 人間だけにあることは?笑うということだって。
でもネットの動画とかで 動物が笑っているのを見かけるけどなあ・・・あれは笑っているんじゃないらしい。
その笑うこと笑顔になることが人間としての強みだという。
みっちゃんが一人さんと出会って それまで自分を否定的にしか見ることが出来なかったのが 徐々に変化していくのがわかる。そして大きな試練にあい そこから抜け出すこともまた出来た。

せっかく生まれてきたのだもの。生まれて良かったと思えるような生き方をしようよ。そんな言葉が頭に浮かんできた。誰かとつながって生きて行くために自分はある、つながるためには相手の良いことを見つけて感謝することが大事だ。素敵なひとになることが 素敵な人生を送るために大事なこと。
素敵なひとになるためには どうすればいいの?みっちゃんに考えさせるために一人さんがゲームに誘う。知らず知らずのうちにみっちゃんは 何かを見つけて自分のものにしていく。

あんなにぐだぐだだった時間が この本を読んだだけで、大事な時間が戻ってきた気がした。
今日という一日は もう二度と来ない。その大事な時間をぐうたらに過ごしてしまうという後悔をしないよう この本が目の前にあったのだなあ。ありがとう。読ませてくれて。

ありがとうって素直に言えるかどうか・・・ココロで思っていても言葉に出さなければ伝わらない。普段から どんな小さなことにもありがとうと言えるような そんな素敵なひとになりたいものだ。