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心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

なんだか

2005年09月15日 | ゴスペル

夕方 夕飯の支度をする前に猛烈におなかがすいて、お昼に息子が食べ残した塩焼きそばがあったので、温めもせずにむしゃむしゃ食べてしまった。
今日の夕飯はハンバーグだったけど、焼きそばを食べたわたしは とてもじゃないが、食べる気分ではなかった。

それに今日はゴスペル練習日。しかも先生がいらして指導してくださる日だ。
時間に遅れないようにしようと 食べるのはやめた。
やめたが、どうもいまいち動きが鈍い。
気持ちが乗らないのだ。

胸に何かつまっている気分。

結局 開始の7時には間に合わず、遅刻。
今日は新曲の楽譜もあった。
なんとなく ひとりだけ乗り切れずにいるなと感じつつ。
どうも力が入らないし、みんなとも話しするという気持ちがわいてこない。

なぜだろう。

考えた。無い頭をしぼって考えた。
このところ、新曲のたびに英語の歌詞を覚えれない自分にいらだっている。
今日の新曲も楽譜が3マイ。これを覚えるのかぁ・・・なんだかやる前からくたっとしている。
えぇ~い、いまいましい焼きそばめ。食べたおかげで ちっとも力が湧いてこないぞ。
なんだか 自分 やっていけるのかと不安がふつふつと沸いてきた。

でも きっとここで休んだら、取り残された気分で ずぅっと参加できなくなるんだろうな。ついていけない自分にいらいらする そんな日だった。
焼きそばのせいにして 今日は寝ることにしよう。

本場のゴスペルが聴ける!

2005年09月07日 | ゴスペル
今月の21日(水)に 秋田の土崎グローリアチャペルで 本場のゴスペルライブがある!

「THE POWER PRAISE」 という地元のゴスペルクワイヤのHPで紹介されている。

本場アメリカのアラバマからやってくる。
ぜひぜひ聴いてみたい!
まだ 本場の生のゴスペルを聴いたことがないわたし。
どんなだろう・・・あぁ想像しただけで 胸がどきどきする。

その日は 自分のクワイヤの自主練習日に当たっているが、こういう生のライブを聴けるということもまた大事だと思う。
長時間のしかも夜の運転は 今のわたしにはとてもできないので、誰かに便乗して行くしかない。
声をかけてくれた方がいたので、その方に乗せてもらおうと思っている。

以前は ジャズのライブやコンサートに出かけることはあっても 他のコンサートに足を運ぶことは滅多になかった。
最近のわたしは 意欲的だ。
よし!これを聴くぞっ!と思うと 迷わない。
先日の 東京都交響楽団&金聖響 (金聖響さん大好き!)もそうだった。
発売日に 文化会館まで足を運んでのチケット購入。

そして今回のゴスペルもまた。車で行かない?と言われなければ、電車でひとりで行こうとさえ思っていた。

今月は25日に天羽明恵&鈴木大介デュオコンサートもある。
鈴木大介のギター演奏はぜひ聴いてみたい!
でも1500円って 安すぎない?

そして 11月6日のタンゴ・エモーション
これもぜひ見たい、聴きたい。
若いときに少し社交ダンスをかじったとき、タンゴを踊れるようになりたいと思ったのだが、いかんせん、習得する前にやめてしまった。
だからというわけでもないが、タンゴには心惹かれるものがあるのだ。

あぁ 今年の秋は 音楽の秋になりそうな気配がするなぁ・・・♪

歌う楽しさを味わった!

2005年08月13日 | ゴスペル

昨日 小坂町の成人式で ゴスペルクワイヤとして出演。
送迎は小坂町のバスで。
能代に続き、バスで行くのは二度目。今回は先生たちも一緒だ。わたしは朝からおなかの調子が悪く 4回もトイレに行ったりして、大丈夫かと不安だった。
バスのなかでも調子が出ず、こりゃ歌うのはあんまり期待できないなと 内心思っていた。

さて わたしたちが会場に着いたときにはすでに成人式は始まっていて、11時ころから高瀬先生の講演が始まる。それに合わせてわたしたちも成人の方たちの後ろに座って待つことに。初めて聴く先生の講演♪

若者のなかに入っていき、マイクを向けたり、定番の講演とは全然違うものがあった。夢を持ち続け それを叶えよう!と思えば いつかは叶うものだということを説く先生はなんと輝いていたことか。
さらに 綺麗なことばづかいをしてほしいということを述べた。ふだんからわたしは先生の言葉が綺麗だと思っていたが、意識して使っているんだなとわかった。
綺麗な美しい言葉を言う ことによって 内面が磨かれる。
その気持ちを持ち続けると 人間として磨かれた人になっていく。
そしてそういう人の周りには そういう人間が集まってくる。

そうだねー。うんうん。心のなかで頷いていた。

さて、いよいよわたしたちの登場だ!
これまで歌ってきた8曲を次々と披露する。

ん?なんか違うぞ、反応が。
若者がなんか乗ってこない。かしこまっている。そりゃそうだよね。自分たちの両脇に偉いかたたちがずらっと並んで見ているんだから。

反応が鈍いと 俄然こっちは反応させてやる!と逆に燃えた。
わたしだけではなく みんな同じ思いだった。
歌がひとつになる。声がひとつになる。思いがひとつになる。
若者よ、これでも感じないのか?!といった気持ち。
照れくさそうに振りをつける若者。ふてくされたような顔をしながら聴いている若者。でも なんだかわかるような気もする。
そういうことってあるんだよね。自分の感じたことをあからさまに出すのは恥ずかしいことだって思うことが。

やはり「TOTAL PRAISE」は圧巻だったと思う。
そして全ての曲が すごく丁寧にひとつになっていくのがわかる演奏だったと思う。
わたしだけ感じた?って思っていたら、みんなが口々に同じことを思っていたと知る。今日の歌はすごく気分がいい!って。鳥肌が立ったよ という人もいた。

帰ってから昼食会を開催。先生たちを囲んで、わいわいがやがや。
にぎやかな仲間。あっという間に時間がすぎる。こんな楽しい時間を味わえるなんて1年前は思いもしなかったなぁ・・・

Sさんがみんなに提案した。
16日(火)の大文字踊りで歩行者天国になるから そのとき歌わないか?と。
参加できる人?という声に 思った以上に手が上がった。
みんな歌う楽しさを知ったから、もっと歌いたい、歌をきいてほしいって気持ちがむくむく出てきたんだね。

さぁそれからが超特急。
観光協会へ問い合わせ。ばちばちと決めていく。すごいすごい。行動力のあるメンバー。頼もしい限りだ。

ということでまたまた火曜日にゲリラライブをすることになったのだ!果たしてうまくいくでしょうか?乞うご期待!!
願わくば 雨になりませんように・・・

なんかね すごくいい!

2005年08月10日 | ゴスペル

今日は12日の小坂町の成人式で歌うことになった練習もかねて 高瀬ちせ先生とピアノの佐々木先生(金ちゃん先生♪)が来ての 練習だ。

ぎりぎりまで 仕事をしていて 目がちかちか。
運転大丈夫かな?と思ったけど。

すでに集まっていて、先生がお話していた。
ソプラノはわたしが行った時点で3名。後でぽつぽつ入って最終的には8名になった。
最初は例のごとく発声練習。これが結構うまくできない。う~んわたしの中で課題が残った。
先生が言った。
「わたしはねー。朝起きたらまず一番に鏡を見るの。そして’今日も輝いているわ’って思うことにしているの。目の下にくまがあってもね。一日の最初にポジティブに思うと その日一日が ポジティブにいけるのよ。雨が降っていたら、こういう雨もまたいいんじゃないかって思える。そういう風に考えていけば いいと思うのよ」と。

うふふ。先生も同じこと考えているんだねー。わたしは最初に鏡は見ないけど。
でもそういうポジティブな思考は持たないといけないって思ってる。先生が輝いてみえる瞬間だった。

今日は新曲の「TOTAL PRAISE」から始まった。パートごとに録音。
やっぱりこの曲はいい!なんだかみんなの心がギュッとつまったような気がしてくる。すごい曲だ。歌っていて これってほんとに自分の声?みたいな感じになる。
周りのみんなも声がだんだん大きくなっていくのがわかる。
すごいな。

今日は見学者もいて。楽しそうに聴いてくれた。この次は一緒に歌おうね。そう思いながら歌っていた。

心を込めて歌うことのできる歌に出会えることは ステキなことだ。
歌うことが わたしの喜びなの!みたいな気分で。
ひとりで歌っても味わえるときもあるけど、隣のメゾソプラノの声を聴きながら歌うのがなんともいえず心地よい。微妙に違う音とわたしの声が重なり合っているなと感じる。その瞬間が好きだ。あぁなんて言葉足らず。

歌っていて 今日はみんな乗ってるなって思った。
先生もなんだか力が入る。
先生の指揮にあわせて、声の強弱。盛り上がるところは精一杯。
すごいよ、なんだか力が湧いてくる。

これまで練習してきた歌をずっと歌う。それぞれのソロの方が これまた練習しているんだろうなと思わせるアレンジを聞かせてくれる。
今日は なんだかわたしたち上手くなったんじゃない?って感じさせてくれるものがあった。
ほんとは ひよっこなのにね。でも 心を合わせれれば 歌はきっと届く。
12日 小坂町の成人のみなさんにも きっと。
ただ 当日はお盆の前の日ということで参加者が少ない。
ソプラノにいたっては5名。しかも各ソロがあって。そのときに抜けるので、実質4名。大丈夫か?
心強いのが 高校生。彼女はサークルになってからの参加だが、一気に覚えてしまった。おまけに新曲にいたっては すぐさま発音なども把握して覚えている。
本当に心強い。わたしは当日彼女の隣に陣取ることにしよう(笑)

今日は心して丁寧に歌った。1曲1曲 これまでの練習を思い出しながら。
自分がこれぐらいにまで成長した?ことへの感激の思いを込めて。
そういう気持ちがあったせいか 先週とは打ってかわって、本当に楽しめた。
それでもまだまだだろう。高瀬先生は何もヘタねとは言わない。よくできたときだけ褒めてくれる。
きっとわたしたちが ポシャってしまわないようにという先生なりの気配りなのだろう。本当は ここがおかしいのよ とか もっと歯切れよく とか言いたいこともあるのだろうけど。

先生の指揮の手を見ながら、ここはこう歌うのか・・・とか 今日はかなり考えながら歌えた気がする。あとは声量アップして自信を持つことだ。

あぁ 今日の練習は良かったな・・・ほんとに。
ちょっとした虚脱感なのよん(笑)

WORSHIP THE LORD

2005年08月05日 | ゴスペル

新曲だ。
とてつもなく早い曲だ。
早いというのは 口が回らないことを意味する。
へぇ~なんて思っていると あっという間についていけなくなる。

そして 明るい曲でもある。
軽快なリズムに乗って、とてつもなく早い(と勝手にわたしが思うだけで、ほんとは全然早くもなんともないのだろうけど)英語の歌詞を それなりに歌うということは なかなかしんどいんである。

ほとんど訳もわからず それなりに聞こえていればいいかな~なんて気分で練習したものだから、水曜日(3日)の練習はわたしにしてみれば とても雑な参加の仕方だったなと反省しきりなのだ。
わざわざ秋田から来てくださっている高瀬先生や佐々木先生に申し訳ない。
とにかく水曜日は どうしちゃったの?わたし状態で どうも気持ちがこもらなかった。
浮ついている。
どうも浮ついてる。

少し頭を冷やして 自分の力量を厳しく評価せねば。
周りのみなさんがどんどんうまく声量を増してきているのに、わたしときたらどうだ?ちっとも進歩がない。
スタッフ会議で
「わたしたちから盛り上げていきましょう!各自一つはソロが歌える曲を持つことにしましょう!」
といわれ、思わず引いてしまったわたし。
ありえない・・・
わたしは裏方がいいのよ。とても聞かせられないし、歌えない。

あぁ とってもマイナス思考になっちゃってる。
少し頭冷やそうっと。

てことで調べてみた。
Holy Spirit Gospel Singers というページ!
わぁ かっこいい!!
そのなかにこの曲もありました!
みなさん聞いてみてください。新曲はこんな曲なんですよぉ~。
来週まで 少しでもうまくなっておかなくちゃ(笑)
それにしても こんな感じになるのにどのくらいかかるんだろねー。

やっぱり「TOTAL PRAISE」はいい!

2005年07月31日 | ゴスペル
今日はお迎えのバスに乗り、一路 能代まで。
1時間ぐらいの間、あれこれ話しに花を咲かせ、しばしわたしたちって女子高生よ♪みたいな気分。

発声練習しない?の声に 始まった。
わたしは昨日発声練習もせずにいたので、不安だったが、次々と歌っているうちに
なれてきた。

平○閣に到着!
いよいよだねー。
と思いきや、開催時間が延びて30分ほどずれこむとのこと。ふ~む。
でも 待ち時間にちゃんと練習を。だんだんみなさんの声が合ってきた。

先生の指揮のもと、いよいよ始まった。入場しながら Amazing にあわせて歌っていく。ちょっと音源の調整が悪かったみたい・・・・
その後は先生の説明を交えながら、全8曲を歌いました!
わたしたち もう8曲も覚えたんだなぁと改めて感激。

圧巻だったのは「TOTAL PRAISE」
指揮をした先生が感激した様子だったのが印象的だった。
歌ったわたしたちも こんなに歌いあげれるの?という疑問が出るくらい上手くいった。
すごい。すごいよ。
歌に恵まれたかもしれないけど 数回でものにしてしまったね。
わたしの中ではこれが一番。

来月の依頼は時間も長いので、先生がもう一曲練習しましょうと話した。
今度はどんな曲が出てくるのかな。
楽しみでもあり、怖くも?あり。
帰り道 バスのなかで先ほどの歌を録音していた方がいて、その録音を聴きながら、「自分たちの声ってこんなんだったんだーという 不思議な感動を受けながら、余韻に浸っていたのでした。

※ これをアップしたとたんに秋田から息子が帰ってきた。

今日はついてるぞー。
8-2で勝った!俺はツーアシストしたぞぉ~と玄関のドアを開けるなり 吼えたのであった・・・

おなかがすいても歌うのだ!

2005年07月30日 | ゴスペル

夕べは ゴスペル練習日。
高瀬先生は なんとボランティアでいらしてくださった!
明日の「クリスタル・モア」パーティに出演することになったので、その練習が必要だったからだ。
今回は出演時間が長いので、これまで覚えてきた曲 すべてを披露することになっている。大丈夫か?わたし。ちょいと不安な気もするが・・・

息子をサッカーの練習に送っていき、文化会館に着いたら、7時すぎ。
先生はすでにいらしていて、「TOTAL PRAISE」の練習を始めていた。
先生も張り切っているのが 伝わってくる。

だんだんメンバーが増えてきて発声練習から。
途中で低音を出せるか ということでピアノに合わせて 声を出していく。
あれ?わたしソプラノだよね?
かなり低い音も出る・・・でも これは地声で歌うと出るってことなんだよね。

今日はいつもソロを歌ってくれている方が 当日参加できないということで、他のメンバーにソロを。
みんなの要望で、「Oh! Happy Day」はKさん。「Amazing Grace」はTさんが新しくソロを歌う。
これが初めてみんなの前で歌う人なの?と思えるくらい しっくりきていた。
気持ちよさそう・・・
こっちも引きずられるように声が出ていくような気がした。

新曲「TOTAL PRAISE」をパートごとに練習。これはソプラノが大事な役目の曲。
そしてとっても好きな曲!
静かにはるか遠くへ旅立つような 歩みはあくまでゆっくりと。
そして 体じゅうにみなぎる力!
わたしのすべてをさらけ出し、「これが わたしです」と
プラスもマイナスも すべてありのままに。
出し切ったあとの すがすがしさ。
そういう気持ちが湧いてくる。

先生もこの曲をわたしたちがここまで歌えるとは思っていなかったかも。
すごく満足した表情が返ってきた。
なんだかとっても嬉しく、今日 参加してよかったと思える瞬間だった。

駐車場に向かうとき 前を歩いていたメンバーがいた。わたしと反対側に車を止めているらしく道路を隔てて歩き始めた。
しばらくお休みしていたらしい。
「日曜日 参加しますかぁ」と大きな声で呼びかけた。
その方 振り向いて
「わたし、まだまだ振りが入ると歌えなくて」と。
「じゃぁ この次の練習にまた会いましょうね!」とわたし。
「はぁ~い」と元気な声が返ってきた。
行事には参加できなくても こうして練習でも感動を覚えるものを作れる。
そのメンバーだったんだよね?わたしたち。

そんな気持ちで車のドアを開けた。

実は 夕飯まだだったので、練習中 もしかしたらグーグーおなかの虫が騒ぐかなと心配していたの。
おなかに力が入らないんじゃないかとも思ったけど、あにはからんや 逆に声が出た気がする(笑)

もちろん 帰ってから食べましたよ!思い切り(笑)あっこれ以上太ると困るので控えめにね♪

「TOTAL PRAISE」

2005年07月22日 | ゴスペル
この曲は、以前の記事「新曲「TOTAL PRAISE」 でも書きましたが、一番新しいゴスペルサークルの練習曲。

Richard Smallwood という方の作曲。来日コンサートも2004年に行っていたようです。

原曲を初めて先生が聞かせてくれたときに すごい曲だ!と感じました。重厚でこころに響く繰り返しに圧倒されたんです。
(Amazon はこちら)

彼について書かれているページはこちら♪
そして 途中からですが、この曲が聴けるのは ここ♪

わたしたち 今 こんな歌を歌っているんですよ。

今日はこの曲を最後に集中的に練習しました。すごく好きな曲なので、わたしも力が入りました!
でも最後がすごく息を長く保たないと息切れしてしまうんですよ。やっぱり腹筋しなくちゃ。
今日は 思い切り練習したなっという感じで、とっても充実感がありましたねー。
自分の中にこの歌を落としていけるように 毎日 頭に思い描いて楽しんでいこうと思っているところなんですよ♪

お年寄りのパワー

2005年07月21日 | ゴスペル
今日は 老壮大学での高瀬先生の講演にわたしたちクワイヤが出演。午後1時から始まった。
場所は大館市民文化会館 中ホール。観客は約250名ほどだったようだ。

メンバーは20数名が集まった。平日の昼の時間帯ということで、仕事を抜け出して参加してくれた人も。ぎりぎりに駆けつけてくれた人も。みなさん 本当に一生懸命だ。
頭の下がる思い。
ソプラノは3名だと思ったが、1名不参加。えっ?!とパニック。嬉しいことにいつも張り切って参加してくれている親子で来ているHさんが駆けつけてくれた。
彼女が来なかったら、どうしよ?・どうする?・どうすんのよ?状態に陥ったであろうことは想像にかたくない。
まずは ほっと胸をなでおろした。それでもソプラノ3名。ふぅ・・・

リハーサルは時間があまりなく、ソロに慣れていない方の二曲を中心に。
なんだか自分の声が聞こえない。すぐ後ろがピアノなので、音が響いて自分の声が出てるのかどうかがわからなかった。
大丈夫か?と不安が残るわたし。

先生がお話して会場のみなさんにメゾの音程で「OH!Happy Day」の練習。
それが終わると いよいよわたしたちの出番だ!
一気に緊張が走る。

ピアノの前に立つ。どう見たってソプラノは3人しかいない。ふぅ・・・

これまで練習してきた歌をすべて歌う。
「This Little Light of Mine」
「Take Me Back」
「What A Friend We Have In Jesus」
「Amazing Grace」
「Power to the People」
「OH! Happy Day」
「Jesus,Oh What A Wanderful Child」

正直いって これを続けて歌いきるのはしんどい。
でも 今日は歌う楽しさで満ち溢れた。
歌いながら客席がすぐ近くに見える。ほぼ満席に近い状態で お年寄りの方たちが座っている。
前列の男性が 振りを一緒にと先生が言うと、人一倍反応して すごく楽しそうに動いている。
見える見える!わたしたちの声に体を動かしている!

ほらっ!この歌だよ、会場にいるあなたたちといっしょになっているよ、今!

声が裏返ったときが一瞬あった。失敗しちゃった・・・
でも次の瞬間は 歌うことが楽しくて しあわせに満ちていた。

「Oh! Happy Day」のとき、先生がわたしたちに会場に下りていくよう目で合図した。予定外のことだったが、手を叩きながら歌いながら、降りていき、座っている方たちの方を見回しながらいく。
最初に練習していたせいか 結構一緒に口ずさんでいる方がいた。
いいね、この感じ。お年寄りだからって ばかにしちゃいけないよ。こんなに乗ってくれているんだ。
なんだかすごく嬉しくなってくる。

最後の「Jesus,Oh What~」では 立たせて身振りを教え、歌に合わせて動きましょう!と先生が勧める。
ほとんどの方が立ってくれた。すごいすごい!みんな大きく手を広げて動かしている!

あぁ なんかね、こういう風に歌うってすごいことなんだなって。

一方的に歌を聴かせるのも いいけど、同じ歌を共有するというゴスペルの力強さが ここにあるんだなという気持ち。

前列に座っていた男性が とっても張り切って「男性も参加できるのかぁ?」と訊ねていたのを聞いて、ここにもゴスペルに惹かれた人がいる!と 胸が熱くなった。
あの方、来てくれるのかな。

歌う喜び 今日はさらにさらに自分のなかに温かいものが入り込んだ気がする。
ありがとう、老壮大学のみなさん、パワーをいっぱい ありがとう・・・


チャペルデビュー

2005年07月15日 | ゴスペル

何かわけのわからないものが体をかけめぐった。
彼の話す言葉が走馬灯のようにチャペルのなかを回る。
よどみなく言葉が発せられ、時には笑いを誘いながら、巧みに引き込むその力を感じる。

自然のなかに感じる’何か’を 漠然とした思いだったものを それなんだよと言われているような気がした。わたしという存在がこの世にあること、それもまた’何か’の力が及んでいるのか。
こうして蒼い空を見ることができる、その喜びを享受できることもまた あなたから受け取ったものなのか・・・

夕べのゴスペルは アーサー・ホーランドという牧師さまの講演会の前後に出演することで、練習と交換という形になった。30数名がメンバー。講演を聴きに来てくれた方たちにわたしたちの歌を披露するのだった。
チャペルは最近できたばかりで、真っ白の美しい建物だった。
初めてのチャペルでのゴスペル。なんだかずっとどきどきしていた。

「Amazing Grace」から始まった。高瀬先生が指揮をとってくれるので、安心感がある。
声も響いた。途中 先生がメンバーの方をむきながら、指で○の形を作った。よく響いていたらしい。思いがけずのびのび歌えたような気がする。先生から花丸をもらう子供の気分♪

「OH! Happy Day」先生が会場のお客様にも立って参加して と呼びかけると数名立った。さらにほぼ全員が立った。
なんだか胸がいっぱいになった。高いフレーズでは思い切り声を飛ばした、会場に響けとばかりに。

講演が終わり、最後の曲。

「Jesus,Oh What A Wonderful Child」
この日 初デビューのソロをお客様の前で歌う彼女は きっとずぅっとどきどき心臓が躍っていただろうな。
でも 練習のときよりもずっと声が響いた。堂々と歌う彼女に拍手を送りたくなった。
やっぱりこうしてお客様を前に歌う経験をつむことは大事だな。
もっと心をこめて歌えるようになりたい。

歌って不思議だ。歌う前は ヘタだったらどうしようとか余計なことであれこれ気を揉んでいて、歌った瞬間 そんなことなどどこへやら、ただただ歌うことが楽しい! その思いに変わっていることに気づく。

少し前まで「こんなんでいいのか?わたし」状態で悩んでいたのが、どこかへ行ってしまった(単純なのだ)。
ただいまBSに入っている「永遠のマリア・カラス」を見ながら入力。カルメンを歌う彼女の声に圧倒される。人間の声ほど素晴らしい楽器はないなと思ってしまう。