心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

あなたの声を・・・

2011年03月27日 | ほんのすこし
「あなたの声を聞かせてください」

わたしはあなたのために何ができますか
あなたの心に寄り添うために
何をしたらいいのでしょう
この青い空の向こうで
凍えた空を見ているあなたに
わたしは何ができますか

声を出して教えてください
わたしができることを

いつもと変わらない風景
いつもと変わらない一日
それがどんなに大事なことなのかを
わたしたちは知りました
だから 今
わたしがあなたのためにできることを
いっぱいいっぱい教えてください

あなたのために何かをしたいと思うわたしたちが
あなたの周りにはたくさんいます
あなたの声を聞かせてください
風はあなたの声を
きっと わたしに届けてくれるはず

あなたの声を聞かせてください
わたしにできることを教えてください

※※※
昨日、多賀城で被災されている方への支援物資を詰めているときに浮かんだ詩。あれからまたスーパーに行って、マスクや色々買い込んだ。少しでも役に立つものがあれば・・・と。棚には「買いだめをしないように」という文字が。(でも、自分じゃなく必要な人たちのところに送るならいいよね?)と考えつつ。それでも棚には在庫が少なかった。おむつもなかったし。被災された方たちが何を熱望しているのか それに応えることができるのか、こちらの浅はかな考えで用意しても大丈夫なのかと思うと、寝ていられなかった。今朝は4時ころから なんだかぐだぐだと眠れず、起き出した。果たして これらで良かったのだろうか?不安・・・詰め込む容量がそんなにないワゴン、一番欲しいものを差し出したい。
※※※

秋田の県警救助隊の記事

2011年03月21日 | 紹介します
東日本大震災:大船渡へ派遣、県警緊急援助隊 救援活動振り返る /秋田

毎日新聞。

※※※
今日のわたしは何をしただろうか。
父のお墓参りは ガソリンが少ないので、弟の車で。
足の不自由な母は ところどころ雪のある墓地を歩くのにとても気を使って歩く。ときどき手を差し出したが、それでも歩くのはずいぶん時間がかかった。左足のひざ軟骨が擦り切れてゴリゴリという音が鳴る。それでも自力で歩きたいと思う母。少しだけ手助けする。
父の墓前で しばし昔のことを振り返り、語る母。耳を傾ける。

母のところで午後少し一緒に過ごし、戻った。
極力 テレビは見ないことに。照明もいつもは居間も台所もつけているのを居間を消して。不要な照明や過度な電気を使わないためにはどうしたらいいかを 最近は常に考えている気がする。
明日は 母の付き添いだ。その前にワンディシェフの店の小鉢用の料理を 作っておかねば。
朝早く支度しよう。今日はなんだか疲れた・・・
※※※

9日間生き延びて生還

2011年03月21日 | 紹介します
毎日新聞。

「ヨーグルトでしのぎ、9日ぶり生還の二人」

高校生のお孫さんが動けない祖母のそばについて流された家屋の中で 生き延びていた。余震が収まったと感じ、屋根を壊して外に出て助けを呼んだらしい。

気持ちのやさしい男の子だ。そしておばあちゃんもやさしい方に違いない。
奇跡的に冷蔵庫のそばにいれたことも幸いした。津波で流され 家は元あった場所にはなかった。父たちが探したそこには家らしきものはない。
9日間も生きるために どんなにひもじい思いをしたのだろう。阿部任(じん)(16)さんは、おばあちゃんの世話をし、ふたりでどんなことを話りあったのだろう。

よかった。このあまりにも多くの命が消えている今、少しでも助かる人がいたということが嬉しかった。

がんばれ、阿部任(じん)さん。

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明日 ワンディシェフの店 ランチやります。食材買い出しに行ったら、必要なものがなく、残り少ないガソリンで何箇所かスーパーを回った。ほとんどのスーパーには 在庫がない。牛乳や豆腐、納豆 すっからかんにない。たぶん毎日少なくなっていく食材の方が多いのだろう。メーカーによっては そのメーカーの製品が一つもなく そこだけ棚が空いているといったものもあった(マヨネーズ)。メーカーも打撃を受けている。
こんなに物資がないのだから、出している食材の値段がべらぼうに高くなっているのかと思うと、予想より低い値段。そこに企業努力や地元に根を張った企業の思いやりが感じられる。
まとめ買いをしないよう、必要な分だけかごに入れた。牛乳の代替えは少し残っていた豆乳を使ってみようか。
ガソリンは 後二日分あるかないか。明日 母の病院付き添いまではできるはず。今日は父のお墓参りだ。寒い朝。気持ちも縮んでしまいそうだが、今 やれることをしよう。
明日のワンディ どれだけ人が来れるかわからないが、温かく迎えてやってほしい。(わたしは脇役のおかずを作って置いてくる予定)
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「みんな一つのいのちを・・・」

2011年03月20日 | 紹介します
いつも購読しているメールマガジン 今回の震災でメールマガジンの送信を自粛すると連絡が入った。それが昨日 一通届いた。
タイトルは 「みんな一つのいのちを生きている」だった。
致知出版社のHPに掲載されている随筆 特別支援学校の山元加津子先生の言葉が書かれていた。卒業生のゆうこちゃんからの電話だった。

ぜひ一読願いたい。


「みんな一つのいのちを生きている(2)応援しています」

今 本当にたくさんの方が 被災者や被災地に向けて自分ができることを探し 実行に移している。募金活動もあちこちで始まった。わたしも被災地の子どもたちのためにと募金させてもらった。地元紙では 中学生たちが自分たちから地元スーパーで手づくりの募金箱をたずさえ、買い物客に募金をお願いしている様子が報道されている。
自分からは動けなくても 買い物に行ったときに 目についたら募金に参加できる。部屋でじっとしていても パソコンが通じるなら ネット募金もできる。

日本赤十字社では 詳しいことがわかる。

東北関東大震災義援金を受け付けます ここで募金ができる。

道のりは長い。住む家も仕事も失った方々に一体どれだけの希望がこれから生まれるのかと思うと 辛くなる。地元の施設 矢立ハイツとベニヤマ荘で被災者の受け入れを始めたと新聞に書かれていた。少しずつでもいい。何かできること。それを一つ一つみんなが自分のやれることをやっていく。ダメージを受けた方々のことを思うと 仕事をしていることや店を開けていることが申し訳ないと・・・そう感じる方もいる。でもわたしは違うと思う。被災者の方々のことを思うことを決して忘れたわけじゃなく、何かできることはする、そして自分の役目を継続することで被災者の方々が元気になれるような地盤を作るために経済の沈下を抑えることが必要かなと思う。もちろん今は輸送手段に必要なガソリンや被災地に供給する灯油等物資が届くために何ができるかを真っ先に考えること。ガソリンや物資の買いだめをしないことも大事だ。

ラジオを聞いてると 励ましの声がたくさん。被災地の方々に届いていることを願う。声に出すことが大事なんだと言葉に表すことが大事なんだと。そこにだれかとつながっている自分を発見することができる。ひとりじゃない。

ぜひ 山元加津子先生のお話を読んでみてください。

今 見つけた記事です。

「夫の最後の贈り物・・・指輪に誓う娘と強く」(読売新聞)

大原枝里子さん 強く生きてほしい。

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画像は 緑が復活することを願って。以前のマウス画より。
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また揺れました。今度は岩手と青森。体が揺れましたが、被災地ではもっと強く感じたと思います。

人生は何が起こるかわからない

2011年03月09日 | 紹介します
二年前 あのイギリスのぽっちゃりおばさんが ユーチューブで大ブレイク。あっという間に世界的に有名になったことは まだ記憶に新しい。

今日は またまたユーチューブでの大ブレイク。
今度は10歳の女の子。
あのレディー・ガガの歌を歌ったことが彼女の日常を非日常へ大変身させた。

レディー・ガガが感涙した”歌ってみた動画”の少女、ついに夢のデュエット実現!

この記事の中で歌う エレン・デジェネレスのショーに出演したときの歌がまた良かった。
いまや シンデレラ・ストーリーはどこでだれが起こすかわからない。
今 あなたの隣にいるだれかが明日には一躍有名になっているかも(笑)・・・そんな気がした今朝の発見記事。

レディー・ガガが ラジオに電話して話している内容がまた良かった。本音そのもの。表に出ない彼女の苦しみがあって さまよっているときにぴったりの動画だったのだろう。友人が教えてくれなかったら気付かなかった動画でもあるが、これもふたりを呼び寄せる何かの力が働いたとしか思えない。
ガガが 自分の心に灯を求めていたから彼女の歌に感激した・・・その求めていた気持ちに砂漠に水がぐんぐん沁みこんでいくように 10歳の少女の歌が沁みていったに違いない。人生にはこうした瞬間が訪れる人と そうでない人がいる。その違いはなんだろう。求める強さか?あるいは求められる素直さか?

わが身も 何が起こるかわからない。今のこの状況。はたして数年前に想像できただろうか?
確実にわかることは 自分自身に変化があったということ。以前は自分の保身?にあくせくして暮らしていた。顔色をうかがって生きていた気がする。今は 人の話を聞く時間があって、色々な人の人生や考えを素直に受け止めることができている気がする。聞いたことが わたしの中にすぅーっと入っていくのを感じることがたびたびある。
人との関係を大事にしたいと思えるようになった。そしてひとりの時間をとても楽しめるようになった。だれかといる ひとりでいる それがちょうどいい具合にバランスがとれている。
さて 今年はどんなことが待ち受けているだろう。明日は何が起こるかわからない。どんなことも自分の考え方次第 受け止め方次第で 明後日は変わる気がするこのごろ。