朝、テーブル脇のカウンター下に置いてある母のお茶道具に厚みのある布がかかっていた。
わたしが通りかかると母がその布を指さし
「これ、なんて書いてある?」と問うた。
「フレッシュ ブレッド♪」と言うと
「よし、それならオーケーだ」と答えた。
一瞬、わたしの目が点になった。
「なに?なに? 母さん、英語がわかるの?」
いつのまに英語を覚えたのだろう・・・
首をかしげると母がばつが悪そうな顔をして言った。
「いや、なに、トイレって書いていたら嫌だなって思って・・・」
「えー! だって絵を見ればトイレじゃないことわかるでしょうに」と笑った。
「でも、もしかしてもしかするとトイレに使うものだったら困るからね~」
念には念を、ということでわたしに確認をとったらしい。母の頭の中では「トイレ」には「フレッシュ ブレッド」は無いと確信したようだ。
わたしが通りかかると母がその布を指さし
「これ、なんて書いてある?」と問うた。
「フレッシュ ブレッド♪」と言うと
「よし、それならオーケーだ」と答えた。
一瞬、わたしの目が点になった。
「なに?なに? 母さん、英語がわかるの?」
いつのまに英語を覚えたのだろう・・・
首をかしげると母がばつが悪そうな顔をして言った。
「いや、なに、トイレって書いていたら嫌だなって思って・・・」
「えー! だって絵を見ればトイレじゃないことわかるでしょうに」と笑った。
「でも、もしかしてもしかするとトイレに使うものだったら困るからね~」
念には念を、ということでわたしに確認をとったらしい。母の頭の中では「トイレ」には「フレッシュ ブレッド」は無いと確信したようだ。