心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

ちょい疲れて

2013年03月31日 | 母のこと
先日 母が何を思ったか突然
「3億円当たったら、ハワイで暮らすことにした!」と言った。
ハワイの様子がテレビに入ったらしい。暖かくて病気を持つ自分の体にすごく良い環境ではないかと思ったらしい。突然のカミングアウト?に唖然としながら聞いていると
「3億円当たっても 誰にも知らせないで隠しておこうと思っていたけど、あと何年生きるかわからないのに びくびくして生きていたってしょうがない。好きなことをする!」とさらに続けた。
母の3億円当たったら・・・話は よくコロコロ変わる。当たるのは3億円でいいのだそうだ。6億円も当たったら 割り振りやら何に使うか考えても困るだけでだめなんだそうだ。ほぉ~
まずその前に英語話せるんですかぁ?と突っ込みを入れたくなる。

まぁ 宝くじも買わないと現実味がないけどねぇ。母のたわいない夢物語を聞くのもまた楽し、だ。
母よ。今度は買ってから 当たったら話をしておくれよね。

にしても・・・昨日はちょい疲れた。
一日いっぱい片づけをしていた気がする。小屋の中を片付けていたら、長年使わないでいるゴルフバッグがあった。毎年 今年こそは健康作りに打ちっぱなしに行こう!と思うのだが、行った試しがない。この際処分してしまおうかと いらないものの分類に入れた。ただいま いらない物は母のところ行きなのだ。母とわたしのいらない物を今回 トラックを頼んで処分してもらう計画がある。着々と車庫にはゴミの山ができつつある。
それにしても いつかやる、いつか使う と思って取っておいた物がなんと多いことか!
真っ赤なゴルフバッグには 雨が降ったとき用のウィンドブレーカーが入っていた。綺麗な状態だったので これはウォーキングのときに使えるなと 必要な物へと分類。あれ?ウィ―キング いつするの?(笑)
なんとなく バッグを奥に置く。もしかしたらもったいないという気持ちが湧いて 捨てきれなくなるかもしれない・・・

そんな捨てる物の分別と運びに時間を費やし、頼まれた棚をニトリに買いに行き、あまりの重さにこれは持ち帰りはできないなと配送をお願いし・・・後で組み立てはわたしがやらなくてはならないんだよなと 上手くできるかしらと一抹の不安を抱きながら戻る。
そんなこんなで結構疲れて 母を連れて温泉に行ったら ホッと一息。なんていいものがこの街にはあるんだろうね。温泉に入るだけで一日の疲れがとれる気がするよ。

疲れがあったせいか 夜はコタツでくたっとなってしまった。ハッとして目が覚めたときにはすでに夜中。
今夜はしっかりと早寝しようと思っていたのに。コタツで寝るのは なんとなく寝たという気分から程遠い。う~ん これから眠れるのか?

『きみはいい子』

2013年03月29日 | 紹介します
昨年からずっと読書の時間が多くなりました。本との出会いがテレビよりも良かったりすることがあって。
ただ図書館から借りて読むということがなく、どうも期限付きで読まなくてはならないという状況が苦手なのです。そこで本屋さんやamazonで買って読むことが多いのです。読み終えた本は友人と回し読み。
4カ月か3カ月に一度会う女子会に持ち込み 互いにお勧めの本を交換し合っています。今回も4カ月ぶりの女子会を22日に。場所はいつもの場所。スパークリングワインを手土産にして。

『海賊と呼ばれた男』上下巻 百田尚樹
『55歳からのハローライフ』村上龍
『水のかたち』上下巻 宮本輝 以上単行本
『和菓子のアン』坂本司
『プラチナデータ』東野圭吾 以上文庫本
を持っていくと ふたりで品定めをし うまい具合に分けて持っていったようです。
わたしは『花と流れ星』道尾秀介 を借りました。東野圭吾の『カッコウの卵は誰のもの』と『卒業』は読み終えたから わたしにあげると言うので 素直にいただいてきました(笑)
文庫本がたまってきました。ベッドで読むには文庫本のほうが手が疲れなくていいことに気が付き、もっぱらベッドで読むのは文庫本です。起きているときは単行本を手にすることが多くなりました。

さて、交換して数日たった昨日 村上龍の本を借りた友人からメールがありました。すごく気にいったようでした。貸した方としては嬉しい限りです。その友人から今日 DVDを借りる予定でしたので、昨日読み終えた『きみはいい子』を持っていきました。そして『最強のふたり』(ブルーレイ)も。きっと波長が合うので 感激してくれるんじゃないかなと思っています。

きみはいい子』中脇初枝
この本をこの間から探していました。タイトルがうろ覚えだったので 本屋さんに行ってもどれだったのかわからず、何度目かで「これだ!」と確信して買いました。しばらく前に新聞の書評を読んでいて 興味があったのです。
文章は読点までが短く かなり早く読めます。宮部みゆきさんの本と比べるとこの本は一文がとても短いことに驚かされます。これは多分 視点が子どもだったりするため このような文体になっているのかなと思いました。短編ですが、読み進むにつれて それぞれの短編がある地域に暮らす人々のつながりを持っていることに気が付きます。時折 あれ?この人は確か・・・と思い 前に戻って読み返したりしながら読破しました。

一言で言うと「読むのが辛かった」です。一体どういう結末になるのだろうという不安が終始あって、そして最後に ホッとしている自分がいて、ホッとしているのは自分がいかに恵まれているかということへの安堵感で、痛々しい思いを抱いて生きなければならないこのような辛さを味わってこなかったことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
最初は読むの止めようかなと思ったくらいですが、だんだん次の話は?この次の話は?という思いに駆られ とうとう最後までノンストップで読み終えました。

色々なことを考えさせてくれる本だと思います。
わたしは なんてしあわせなんだろう・・・両親の愛に包まれて生きてきたことに感謝したくなります。


年中氷屋さん?

2013年03月29日 | ほんのすこし
水曜日に 久しぶりに美容院に。
天気がすこぶる良かったので 歩いて。帰りはまっすぐ戻らずに街中に。途中の道で 氷の看板に出くわしてパチリ。まっすぐ写したかったけど、お店の人が見ているのでは?と思い 遠慮しつつ。
看板には「勝手に大館観光案内所」と横書きされていました♪ここで一休みすると 大館の名所案内してくれるということかな?

ここはきっと寒い冬でもかき氷を出しているんでしょうね。そういえば「ナニコレ珍百景」に出たと聞いたような・・・

地元にも面白い場所が結構あるかもしれないなぁと思った次第。
そのままお昼の時間だったけど、公園で開催されている市日にも顔を出してみました。とっても久しぶりの市日でしたが、もうすでに店終いしているところが多く残念。でも野菜を出しているお店があって そこではワラビが。一束100円!しかも結構多めに束ねている!ちょうど食べごろみたいでしたので2束。その隣には2束で150円のホウレンソウが。これもゲット。ついでに玉ねぎとニンジンも。あまり重い物を買うと歩いていくのに支障が出るので そこでやめました(笑)

市日、あなどれないな。新鮮で安い。今度の市日はカレンダーに印をつけておくことにしました。ちょうど歩きながら行ける距離なので 体にもいいしね。暖かくなってきましたので ウィ―キングを始めるといいのですが、どうも午前中は花粉症なのか鼻がぐずぐず。午後になると良くなっていくのです。家の中で踏み台昇降?もどきをして運動不足を解消しています。でもちっとも痩せません(笑)

氷屋さんの話に戻りますが、こういう雪国ってこの商売維持するのは大変なんじゃないかなぁって思います。一年中あったかいと売れるのでしょうが、今年のように雪で大変だとどうなんだろう・・・そんなことを考えながら通り過ぎたのでした。街中とはいえ ちょっと大通りからはずれているので こんなところに氷屋さんがあるなんて知らない人もいるでしょうしね。若い人も通らないしね。
でも青い空にはすごくマッチしているなぁ。青い空とかき氷!(実はわたしはかき氷苦手。頭がカキーンとなってしまうから)お店の中が人でいっぱいになるような そんな観光名所になったらいいねぇ・・・♪

見よう見まねで

2013年03月27日 | 母のこと
母が最近やり出したことの一つに 絵を描くということがある。弟が描こうと思って用意していた絵の具や鉛筆が入った箱を見つけたのだ。白い紙の束も見つけたので 一式をコタツの周辺に置いていた。

一日テレビばかり見ているのもなんだし、ベッドに横になってばかりいてもだめだし 何かをしなくてはと思っていたらしい。手が不自由なので 指に力を入れる作業は無理がある。鉛筆で力を入れずさらさらと描いたり、筆でとんとん押すくらいなら 大丈夫とのことで、思いついたときに紙を出しては描いているようだ。

いつものように行く前に母に電話した。
「どう?今日は具合いい?」というと、なんとなく歯切れが良くない。これは 何かあったか?と気になって急いで行った。
どうかしたの?と言いながら 居間のドアを開けたら、母がテレビを見ていた。元気だ(笑)
なぁ~んだ 心配しちゃったよ。と言って 母のほうを見たら 母がテレビの後ろの本棚を指差した。そこには4枚の絵が貼ってあった。

あらぁ~いいじゃないの!特に左側がいいねぇ。と言ったら、まんざらでもない顔で
「だと思ったんだよ。夕べ 横になっていたら なんか昼間に描いたスズメの絵が気になってね。起き出して二枚続けて描いてみたんだよ。お前が夜中に起きて何かを夢中になってやってしまうってこと わかる気がしたよ」と言った。

手本は姪が送ってくれた『星野富弘画文集』の中にあるスズメの絵だった。昼に二枚描いたときは鉛筆だけだったが、それもなかなかいい感じだった。でも母には三羽の雀のうち一羽の顔がどうしても描けないらしく だめだとぼやいていたのだ。それで夜中にはたと思いだして 絵の具でも描いてみようと・・・
そんなことをしているものだから 具合はどうか?って聞かれても 歯切れの良い返事が出来なかったらしい。

母の絵を見ていると スズメの特に冬のスズメの仕草がすごくわかる。お腹を膨らませて三羽で寒さをしのいでいるのが伝わってくる。元の絵が上手いのもあるけど、スズメがすごく好きな母の気持ちがこめられているようで 見ていて楽しい。
母とスズメは 長年の友達なのだ。
わたしが小学校の頃から 母はスズメを飼うことが好きだった。特になついた子スズメがいた。チュン子と名付けて 可愛がった。夕飯のときなど家族が食べるそばをちょんちょんと歩いて こぼしたご飯粒をつついていたのを思い出す。寝るときは母の懐に入って寝ていたりもした。それほど人懐こい子スズメだった。
母はそういった生き物を可愛がることが好きな人だ。

今年の冬も 冬は食べ物がなくて困るだろうと雪で埋まった庭に米粒や かぼちゃやらを置いて キジや他の鳥が食べるようにしていた。初めは食べなかったけど、そのうち食べ物があるのを知ったのか キジとかがやってきて食べていっているのがわかった。母は鳥のこともよくわかる。車で通りかかった垣根の樹の枝に小鳥が止まっていた。じっとして動かない。綺麗な鳥だった。しばらく車を目の前に止めて見ていた。
わたしが
「あれ~ あの鳥 逃げないねぇ」と言うと
「ちゃんと鳥もわかるんだ。車の中だってことをね。手を出せないって。」
窓でも開ければ 飛んでいってしまうのかもしれないけどね。

春になって あちこちで鳥のさえずりが聞こえるようになった。母の庭にも色々な鳥が顔を出すだろう。家の中からやってきた鳥たちの様子をしあわせそうな顔で見ている母が目に浮かびそうだ。
母の絵も これからどんどん増えていくといいな♪

『最強のふたり』

2013年03月26日 | 紹介します
昨夜 レンタルしてきたDVDを見ました。『SAFE』と『最強のふたり』です。
先に『SAFE』から見たのですが、主演がわたしの好きなジェイソン・スティサムだったので どうかなと思って借りてきたものです。内容的にも面白かったのですが、あまりにも銃撃戦とかが多くて 今のわたしにはちょっと引き気味な映画でした。もちろん彼と女の子の逃亡の数々など そういうシチュエーションが好きなわたしは楽しんだのですが・・・と思いつつ 最後まで楽しみました。
続けて2本見るのはさすがに疲れるよねぇ~って思い、テレビ番組にチャンネルを移しました。

予約録画もしていた 青森テレビの「あなたが聞きたい歌・・・」4時間という長い番組を途中から見始めたのですが、これがなんとも・・・音響が悪いのか 歌手の声が変わってしまったのか・・・小坂明子さんも歌ったのですが、なんだか声の調子が悪いんじゃないかしらと思うほど 違って聞こえました。他の歌手もそういう感じばかりで、結局見るのは止めました。わたしの耳がおかしくなっていたのかしらねぇ。

それで やっぱり気になるDVD。『最強のふたり』を見ることにしました。

これ すごくいいです!!
最近見たDVDの中で一番お勧めです!!感嘆符がいくつあっても足りないくらいです。まだ見ていない方にぜひ見てほしいなと思います。
ハングライダーの事故で首から下が麻痺して動けない大富豪のところに青年が面接にやってきます。ふたりの両極端な生活 全然相容れないと思われますが、だんだんふたりのココロの距離が近づいていくのがわかります。
これが実際にあったことだとは・・・強い友情で結ばれるまでのココロの折り重ね フィリップ役のフランソワ・クリュゼがとても素敵でした。首から上しか動かせないのに 彼の抑えられた表情 ほんの少しの笑みや戸惑いといったものが素晴らしく 特に最後のレストランでの彼の表情といったら・・・!どきどきしてなんだか嬉しくて涙が出てしまいました。
青年ドリス役のオマール・シーもまた素敵な役者さんでした。粗野な部分がやがてはフィリップと接することによって 剥がれていき、ドリスが本来持っている優しさや熱心さがドリス自身に出てきて 穏やかな顔になっていく その微妙な変化を見事に演じきっているなと思いました。

ふたりの男の友情。人生でつかんだ出会いをそれぞれの人生の善きものとして生かしていった 人間賛歌。一方的な関係ではなく お互いがお互いを必要とする関係であってこそ 最強のふたりとなっていったのでしょう。

これはレンタルだけじゃなく 手元に置いておきたい映画です。早速探してみたいと思います♪


一部分を切り取る

2013年03月23日 | ほんのすこし
アクリル画の一部を切り取って。

「一部を切り取る」わたしの一部を切り取るとどうなるのか・・・わたしというものの中に潜む危なげなものを無防備にさらけ出す行為なのか・・・
わたしが見ているこの現実も ある意味 一部なのだ。わたしが見るその角度によって 見えるものが違う。別の人間が見れば わたしとは違うものが見えるかもしれない。
人間を見るときも わたしはその人のすべてを見ているわけではない。その人の一部を見ていて 全体だと錯覚し判断しているにすぎない。後日 ひょんなところでその人の別の面を発見することもある。自分が判断した「その人はこういう人に違いない」という思いこみは 完全に一部分にすぎなかったことに気が付く。一部分は一部分であって 全体ではないのだということ、しばしばわたしはそのことを忘れ、些細なことで人を判断し決定づけてしまっていることがある。

たぶん わたしは知っているのだ。自分が一部分で判断し決めつけている人間が今も心の中にいるということを。その縛り付け凝り固まった思いが その人間に近づくことに足踏みしているのだということも。

いつか この雪が溶け出す頃のように ココロの中にある氷もかすかに溶け出すのだろう。いや もうすでにそれは始まっているのかもしれない。わたしが相変わらず惰性に生きているときに 向こうはかなり前に進んでいるのだろう。人生を歩むというのは 誰と知り合えるか どんな言葉に出会うかということに尽きる気がする。
自分を解放するために 今 為すべきことは何か。
今まで 決めつけてきた一部分を全体とすることをやめ たくさんの一部分を探すことだ。その人間のたくさんの一部分を探すためには その人間に近づかなくてはならない・・・


見上げる

2013年03月18日 | ほんのすこし
見上げると空は ほのかに赤みが残っていた。
飛行機の白い煙がまっすぐに北西の方向に伸びていた。
少し赤みを残す空の色は これから蒼さが増し 群青色に染まるのだろう。やがては漆黒色に近くなり 夜のとばりはこの世界を覆っていくのだろう。

何度 この空を見上げたことだろう。そのたびに二度と同じ空に出会うことはないと思う。そして 今日という日もわたしの人生の中で二度と訪れないだろうと思う。そんな大事な一日をなんとなく過ごしてしまう自分がときどきいて、空を見上げたときに自分の情けなさを思ったりする。反省ならサルにだって出来る!とは かなり前のCMだったか・・・この言葉 これまで何度自分に言ってきたことだろう。
地面ばかり見て 頭を下げているときもあった。空を見る余裕がなかった時があった。
でも 時はいいものだ。時間がひそかに過ぎて行くと 地面を見ていた自分が 空を見上げるようになり、空を見る楽しさや喜びを素直に味わっていることに気が付いていく。本当に 時が過ぎるというのはいいものだ。

春めいてきたこの頃、微妙に空も変わりつつあるなと感じる。今日はそれでも朝から変な天気で、寒いのかわからない。朝から外に出ていない。あぁ 燃えるゴミを出しに一度だけでたなぁ・・・なんとなくけだるい感じで コタツに入りながら読書三昧。本当はやるべきことがあるのに、昨日から読み始めた本を途中でやめることが出来なくなっていることに気付いた。朝早く 読み始めた本の先がどうにも気になって眠っていられなくなったのだ。最初はベッドの中で読んでみたが、やっぱり起きて読もう!と5時半に起き出し それでも朝の日課の新聞読みと切り抜きは先にすませておこうと。たっぷりとインスタントコーヒーを入れた。
いつもは起き出すと同時にパソコンの電源をいれるのに 今日はそんなことには目もくれず(笑)

読む態勢を整えて 準備は万端!
あぁ・・・なんということだろう。読み終えてしまったじゃないか。コタツに入り たまには足を出し、最後にはコタツを抜け出し ゴロゴロと。
ほんとは お昼から出かけていこうと思っていたのだ。仕方がない。明日に回そう。明日は必ず行かなくては。約束がある。今日は 必ずしなくてはならないことがある。母の注射。気合を入れてやらなくては(笑)

それにしても『モンスター』百田尚樹著。帯に「美しさとは何か。男の本音は?「女性に読まれたらマズい!」という男性読者が読出中! と書かれていて 面白そうだなと手にしたのだが。これって逆じゃない?「男性に読まれたらマズい!」じゃないの?と思いながら読み進んだ。
エピローグの最後の言葉まで しっかり楽しんだ。今日はこの本を読み終えるためにあったのだ、きっと。

今日の空は 全体が薄いグレーというより濁った白で覆われている。他に何も無い。心なしか寂しい雰囲気が漂っている。でも 見えない先に青く澄んだ色がきっと広がっているのだろう。

ぽかぽか

2013年03月17日 | ほんのすこし
今日は 朝からご機嫌なお日様。
外はさぞかしぽかぽかしていることでしょうねー。
街中の道路もすっかり雪が消えました。三月に入ってから 思いがけず雪が降り、車のところまで行くのに雪を踏んでいかねばならず。思わず パチリ。
でも こんな雪も後降ることはないのかもしれませんね、今日のような天気を見ていると。

朝 まばゆい光がカーテンの隙間から差し込んでいるのに気が付きました。6時ちょっと。日曜日だし もう少し惰眠をむさぼってもいいのに、ついつい光に誘われて起き出しました。朝の日課 新聞読みと切り抜き。今日はいつもよりかなり丁寧に読みました。
3月から始まった朝日新聞の新聞小説は宮部みゆきさんの『荒神』です。とても楽しみにしながら読んでいます。
もちろん 天声人語は切り抜き 天声人語ノートに貼りつけます。1月から始めましたので 3冊目に入りました。最近は文字が崩れ過ぎて へろへろな文字になりつつありますが(笑)。

ぽかぽか。
肌にそよりと ぽかぽかが触れる。
ぎゅっとそこだけ美味しいものがあるような。
まぶしくって きらきらしてて。
口の中に入れたら きっと。
からだの中で。
冷たいココロが とけていくね。
ぽかぽかって 大好き。

あぁ それにしても・・・車 汚い。あちこちに擦り傷みたいなのが見えるし。この冬 狭い道ですれ違いできなかった場所がたくさんあったものね。でもいつも向かい側の車の方と譲り合い。譲ってあげると必ず会釈があったり、わたしにも譲ってくれたり。お互い様なんだよって雰囲気があって なんだかちょっと嬉しい気分になったっけ。いつだって自分さえよければいいという態度だと摩擦も起きるけど、みんなが困っている状況のときにこそ その人の中身が見える気がします。この冬 雪には悩まされましたが、優しい人がたくさんいるって思えたことは収穫でした♪

ぽかぽか。眠たくなるくらいです。
眠る前に 部屋を掃除しなさい!って?そうでした。窓を開けて 空気の入れ替え、美味しい空気をたっぷり入れてあげましょう♪
そのあと うたた寝・・・(笑)

しあわせだわぁ(笑)

2013年03月16日 | ほんのすこし
わたしの周りに お菓子が集まってきている!

そんな気分なのであります♪

思いがけず ホワイトデーのお返しをいただくことがあり、クッキーやらチョコレートやらがわんさかと集まってきました。こちらはお返しなんて全然考えてもおらず・・・
しかも あげた相手がぐんと年下のお嬢ちゃん お坊ちゃんだったりしたときには お返し?えっなんの?って感じで戸惑いながらのいただきものなのでした。



クッキーの詰め合わせだったり。



モロゾフのチョコだったり。



手づくりクッキーとマドレーヌ入りで しかもポーチは手作りだったり。

この他に本当に思いがけなく ぴーなつ最中が送られてきたり(感謝 感謝です)。その最中の美味しさたるや!母のところに持っていったので画像がないのですが、母より先にわたしが1個食べ その美味しさに驚いて すぐさま母に勧めたくらいです。
「最中は大好物だからねぇ。この大きさだったら3個は食べれるねぇ。」と母はぱくついていました。
そして
「若いころ 働いていたときに最中を毎日寝床に持っていって こっそり食べたもんだよ。おかげで虫歯になってしまってねぇ・・・あの頃は兄弟みんな給料は家に入れていたから・・・あれ どうして最中があったんだろ?少しは自分のお小遣いに寄せて わたしたんだろうねぇ・・・」と 昔を懐かしみながら食べていました。

甘いものが たくさんそばにあると 食べ過ぎてしまいそうですが、最近 母はセーブしながら食べれるようになりました。糖尿病にだけはなりたくないという意識のせいです。一日に甘いものを取りすぎないよう、朝からどんな甘いものを食べたか考えながら 食べてると話していました。頭の運動にもなるし いいことだなぁって思います。

それにしても お菓子があるってなんだか嬉しくなります♪
わたしの場合は 食べたいというより パッケージとかが可愛かったり、甘い匂いが漂ったりしているその雰囲気がしあわせだなぁって気分。そんなにたくさん食べれませんからね。
見てるだけでしあわせな気分ってあるでしょ?
そうそう 先日読んだ『和菓子のアン』坂木司著。お勧めです。ミステリーというカテゴリーに入るのでしょうか。それにしてはなんだかほんわかしていて、読んでてクスッと笑えます。読み終えたら なんだか和菓子が食べたくなる しかも上生を食べたくなる そんな本って今まであったかなと思うほど。主人公の女の子がまたよくて ぷにぷにしたほっぺを想像してしまいます。

さて 今日は母のところでいただいたチョコを一つつまみましょうか♪

『基本のお弁当』

2013年03月14日 | 紹介します
『作りおきおかずで朝ラクチン!基本のお弁当』西東社

「食のスタジオ」編 です。

この春から お弁当作りしなくちゃ!って思っている方に朗報です♪
そんな言葉を言いたくなる本が出ました。



お弁当おかずについてのポイントは 見やすくわかりやすく、





こんな風に 見開きを使って 右側は完成したお弁当、盛り付け方も参考になります。左側はレシピの中の主要な食材をメインにわかりやすく解説しています。
お弁当箱 さりげなく大館の曲げわっぱを使ってる?母が「弁当箱が違うだけでも 美味しそうな感じがするねぇ」と感心していました。確かに この本では色々なお弁当箱が使われています。自分好みのお弁当箱を探してみるのもいいですね。
メインおかず・サブおかず・すきまうめおかずに分けて 掲載されていて、本を閉じた状態でも、「メインおかず」のページは赤 「サブおかず」のページは緑 「すきまうめおかず」のページは水色 「主食」ページはオレンジ 「お弁当の基本」について描かれているページは紫という感じでインデックスがわかるのも 親切ですね。
ページの割り振りや 写真画像の使い方 簡潔な文がとてもスッキリして見やすいです。配色にセンスの良さが伺われます。やはりお弁当は見て楽しみたいもの。そこもきっちり抑えて しかも楽に作れるということが前面に出ていて とても気に入りました!



大好きな玉子焼き。アレンジも紹介していました。食べたくなります♪

ちょこっと空いた部分に入れたいなと思うものの紹介も。


「サブおかず」は素材ごとに二種類のアレンジで、とっても充実していました。



母に見せたら しばらく夢中で見ていました。何がそんなに魅力的なんだろう?と思って母を見ていましたが
「これ なんだか作れそうなものばかりだなぁ。どれも美味しそうに見えるし。自分でも作れそうだなって思えるのは いいねぇ♪」ということなのでした。
確かに そうだなと思って わたしももう一度見直しました!

春になって 一人暮らしを始めた方や 子どもたちや旦那様のお弁当作りのヒントが満載です。お弁当って「作らなきゃ」って構えると 力み過ぎて 継続不能に陥ることがあります。でもこの本を読むと 色々工夫次第でお弁当作りを楽しむこともできそうです。
この本 もっと前にあったらなぁ、息子のお弁当作りに大活躍していたろうにねぇ(笑)
そうだ!息子のお嫁さんに教えてあげようっと。毎日 お弁当作りがんばっているみたいだからね。
料理本って 全部同じにしなくてもちょこちょことヒントになるものが詰まっていると嬉しくなります。この本は 新生活にうってつけ。プレゼントにもいいかもしれませんね♪

あぁそれにしても・・・玉子焼き 美味しそうです。がぜん作りたくなりました。食べたーい 玉子焼き♪