心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

夏の夜に

2017年07月14日 | 季節/マウス画
※※※

足元で
波がささやく
” 待っていたのよ” と
たったひとりのそこは
ひとりだということを
忘れさせてくれそうな

ひたひたと
しのびよる
甘やかな匂いに
夜は夕暮れから衣装替えをする

満天にちりばめられた
数えきれぬほどの またたきが
波の上で見え隠れ

わたしの時間が
ひとりの時間が
こうして静かにすぎていく

目をつぶると
一瞬だけあの頃に戻ったような

甘やかな匂いとともに
若さも一緒に戻ってくれないかしらと
ありもしないことを
ふと
思ったりする夏の夜

※※※

古いマウス画は、いつも昔のわたしを思い出させてくれる。

※※※


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遠い記憶の片隅で

2017年06月09日 | 季節/マウス画
※※※

何度もこのイラストを使って言葉を重ねてきた。
そのときどきのわたしの声なき声。つぶやきがこのイラストと重なる。これを描いたときはすでに遠く遠く・・・ 夢中になってマウスで描いたあの頃。
まだわたしが今ほど年を感じることもなく、まだまだ自分には未来があるような気持ちでいた。マウスさえあればどんな絵だって描けるような気もしていた。なんという傍若無人な輩だったのだろう、わたしという人間は。
そんな不遜な気持ちもやがては遠のくことになる。
時というものはなんとはなしに未来に抱いていた願望もそこはかとなくどんどん消していく。でも、代わりに何か考えもつかないものがまた沸々とわき上がってくるのもまた時のいたずらだ。

美味しい空気をどうぞ。
この草の上に寝転んで、まばゆい空を感じて。
あなたの遠い記憶の片隅にあるだろう、そんな懐かしさを感じてほしいと
古いイラストを探し出してきた。
わたしの記憶の中にこんな空と草原はあっただろうか・・・
そのときのわたしは輝いていただろうか・・・

※※※
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少年の日

2016年08月02日 | 季節/マウス画
連日の蒸し暑さにまいっている自分に。

マウス画を描き始めた頃を思い出しながら古いマウス画を。

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少年が見ているのは海なのだろうか、空なのだろうか

夢がいっぱいつまっていたあの頃。
世界は果てしなく思え、目の前の時間を無我夢中で過ごすことで
自分の可能性に思いを馳せることができた

本では知っていた海の果ての違う場所
地球をぐるりと回ってくるとここにたどりつくということ
でも船に乗って確かめたわけじゃない
そして今も確かめることをしなくても
こうして地平線やら水平線の向こうに何があるかを
耳や目から入り込む情報で
知ったつもりの自分がいる

ほんとはあのときから
知ったつもりのままなんだ
自分の足で見つけたものはほんのわずかにすぎなく
人生の終焉に近くなってもなんて少ないのだろう

※※※

描いた頃の気持ちはどこかへ行ってしまったようだ。
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草に埋もれて

2016年05月16日 | 季節/マウス画
草に埋もれて
柔らかな細い草が敷き詰めているその上に
身を投げ出しても
じゅうたんのようにわたしを受け止めてくれるよな

草に埋もれて
見上げる空にぽっかり浮かんだ雲と
遠くて近い会話を

草に埋もれて
どこかしら違う世界を見ているよな
寝転ぶだけで世界が違ったよな

草に埋もれて
日を浴びた草のムッと鼻に近づく
命の匂いに
今日また生きていると
この世界に生きていると

幼い頃は何も考えず
ただ夢中になればそれでよかった
今は・・・
体にまといつく
不必要な重さに
柔らかな草でさえこの重さに耐えきれないのではないかと
不安になってしまう

あぁ 青い空があるだけで
しあわせだと思えた頃よ
今もそこに在るだろうか
わたしを受け止めてくれる世界が


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寒くないかい

2015年11月15日 | 季節/マウス画
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お~い、寒くないかい
あと少しの秋
このベンチにいるのも残りわずかだよ
だってあの白いものがベンチを覆ったら
冷たくて座れないからね
今のうちに秋を味わっているんだ

でも君のほうがもっと寒いだろ?
ずっとそこでいつも立っているんだからね
これから舞い降りてくる
あの白いものをかぶったまま立っていなくちゃならないなんて
君はがまん強いよ

ボク 君のがまん強いとこ 好きだよ
寒さの中で裸の枝をさらしていても
やがて来る春には
君の枝先に芽吹くものがあるってこと
ボクはちゃんと知ってるんだよ

だからボクはいつも君を見てるのが
大好きなんだ

※※※

寒さに弱いわたしは、寒い中ですっくと立っている木々を見てると自分の弱さが恥ずかしくなります。自然の生きる力はいつもわたしの反省を促してくれます。

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夕暮れ

2015年09月30日 | 季節/マウス画
秋はススキが似合いますね。
川べりに斜めに揺れているススキを運転席からちらりと見かけると、秋の気配を感じます。それがお月さまと一緒の場面だったりするともう……嬉しくなってしまいます。
四季はそれぞれの良さがありますが、秋ほど○○の秋と言われる季節はないでしょう。ひとりひとりの中にある秋への思いがそこにあるから。
わたしの脳裏に今浮かんでいるのは、晩秋。銀杏並木の葉っぱが半分ほど舗道に落ちていて、舗道いっぱいに黄色が敷き詰められた風景。コートの襟を立てて冷たい風をさえぎろうとしながら立つ姿。誰を待っているのか。一本の煙草を吸い終わると、曇り空を見あげて舗道の先に在るミニクーパーへと歩いていく。
誰だろう。

なんとなく何かの映画を思い出そうとしたのか。まぁ、片田舎の川のそばにある公園などではないことは確かです。想像するというのはこういうとき便利なもので、まだ行ったことのない場所でも、現実にない場所でも、頭に思い描くことはできます。疑似体験をすることには無理があるが、想像の世界で楽しむことはできると思っています。
秋はこうした想像の世界に入り込むことができる機会が他の季節よりも多くあるような気がするのは、わたしだけでしょうか。

イラストはマウス画。
夕暮れの川べり。揺れるススキ、わたしの中の秋の定番。
少しほんのり夕陽の色が〈忘れないで〉と言うかのように名残惜しんでいる。
そういえば、最近はこんな夕暮れに出会うことも少なくなってしまったような気がします。歩かなくなってから久しくなり、わたしにとって歩くことは、何か気付きを得ることにつながっていたのですが、今は歩くという行為がスポッと抜けています。そして、これからはますます遠ざかることでしょう、寒くなるしね。

そういえば、スポーツの秋という言い方もありましたね。わたしに一番遠い秋です。
そんなわたしが今日から昇降運動を部屋で始めました。三日坊主にならないよう祈ってほしい(誰に言ってるの?)
明日は午後お手伝い。夜にミントンでサックス奏者川嶋哲郎さんのソロライブがあるのです。その準備の手伝いをかって出ました。打ち上げ用の食事を作るお手伝い、洗い物係かな。裏方仕事を味わうのもたまにはいい経験だと思って。
でも夜のライブは不参加に決めました。自分的にはそれでいいと思っています。

それにしても27日・28日とうっとりするようなお月さまでしたね。写真にうまく納めることができる方がうらやましい……

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秋空

2015年09月17日 | 季節/マウス画
高く 高く
どこまでも高く

薄く広がる青

雲の形は変幻自在

秋の空に吸い込まれそうな
わたしのココロ

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秋は空を見てる時間が多くなります。ふと見上げる空の変化、晴れている空の色にどこか夏とは違うかすかな寂しさを感じたり、移ろいゆくときの流れの早さを思ったり、一日の空の変化に驚きながらこの季節の中にあるギュッと詰まった○○の秋を楽しむ余裕がほしいなと思うこのごろです。

少し前に句読点のことを書きましたが、わたしが読点をつけずにスペースを使うという習慣は、詩を書くことから始まったのかもしれないと気が付きました。書き方の勉強は、これから先もたゆまず続けていきたいと思います。だめなところはだめと、自分を叱責し、努力を惜しまない、自戒の気持ちを忘れないようにしたいもの。

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マウス画。秋空。山間に立つロッジ。どんな気分かなぁ・・・・・・

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花を持って

2015年09月05日 | 季節/マウス画
君のところまで
花を持って

君は今もいるだろうか

逢えなくなって
君の姿を街で見かけることも
声を聞くことも
今は もうないけれど

君の好きな花を持って
狭い路地も
広い公園も
風を友に
すいすいと
夏が通り過ぎた街のあちこちに
君の気配がないかと

ぼくは今日も
赤い自転車を走らせるんだ

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昔のマウス画。赤い自転車をよく描きました。またまた懐かしい・・・

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どこか遠くへ

2015年08月06日 | 季節/マウス画
ここではない どこか遠くへ
ココロが飛んでいきそうなほど高い空に向い
ふと 目をつぶれば
ここではない はるか遠くで
きらきら輝く光を浴びてる
それは あなた

わたしは そっと光の中のあなたを見つめて
静かに空に溶ける
あぁ こんな日
あぁ どこか遠くで
わたしを呼ぶ声がする
光に囲まれた 眩しい夏の午後の誘い

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古いマウス画の中には こうした空と雲と海が多く描かれている。日常では見かけない風景だからだろうか。

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いくらかでも涼しげなものを

2015年08月02日 | 季節/マウス画
こう暑くちゃ かなわん。
先日から エアコンつけまくり。あの節電意識は 暑さの前ではどこへ行ってしまったのかと思うほど。自分がこんなにも暑さに弱かったのか?と 年々の体の衰えは気温の変動に呼応するなあ・・・

毎年 暑くなると出してくる夏素材イラスト。
これは切り絵風にしてみたかったイラスト。

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きっと風も気持ちいいのだろう
差し入れる手に触る水の 変幻自在な存在に
なんて自由なものがこの世にあるのだろうと
それが この世界にあることで
地球という生命体が今の今まで生きることができたと
思うのだ

水よ
暑い夏には その存在自体を思うことで
少しは 頭の中がクールダウンするよ
ちゃぽん ちゃぽんという音を想像しただけで
目をつぶると
わたしは広い世界でのんびり横たわることができるのだ

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さぁ 暑い外に出て行かねば!
頭の中はこの画像でいっぱいにして(笑)
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