心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

おめでとう!マスター

2012年07月26日 | 紹介します
大好きなお店 MINTONHOUSE。そこのマスターは画家でもある。これまでもフランスでの展覧会に出たり活躍しているが、地元ではあまり知られていない。
有名なジャズミュージシャンのCDジャケットにもマスターの絵が採用されていたりする。そういうところがさりげなくすごいのだ。

このたび 今秋フランスで開催される「サロン・ドートンヌ」に入選するという快挙を成し遂げた。
サロン・ドートンヌを調べてみると 錚々たるメンバーが歴史を作ってきていることがわかる。すごいサロンに入選したということに驚いている。画像にある「COLOR of TIME」(blue)という作品が選ばれたようだ。わたしの大好きなシリーズだ。ますます絵に磨きがかかっている。

この快挙について 教えてくれたのはだれあろう ミントン三人娘の一人Kちゃん。(三人娘は言わずともがな ミントンのMさんとわたしとKちゃんである)三人娘については こちら「人を呼ぶ人?」を参考にね♪
そして彼女に提案したのが KUっちゃん(こっちは男性ね)。KUっちゃんがマスターの入選を祝ってあげようよと話したのがきっかけのようだ。
話はとんとん拍子に行き、Kちゃんが何人かをリストアップし連絡。サプライズ企画にしようということになって。マスターやMさんに知らせると シャイなマスターのことお店を休むなんてことがあるかもしれないからだ。もちろん三人娘のメンバーであるMさんには知らせない。
そのサプライズの日が昨日だった。

Mさんには Kちゃんが「M○ちゃんが来れる日が25日しかないから 必ず会おうね」って言ってたらしい。久しぶりの女子会?8時前に行き、女子会のふりをしながら メンバーの到着を待っていた。するとお店の前でうろうろする男女が見えた。S夫妻。偶然を装って入ってきた。驚くMさんとマスター。すぐにまた今回の言いだしっぺであるKUっちゃんも登場。
なんだなんだ?今日はずいぶん集まるなぁといった顔のマスター。
本当はG&Gコンビもこれに参加する予定なのだが、遅れるという情報が。もちろん後でG&GコンビがやってきたときにはKちゃんの追及を受けたことは否めない(笑)。そこでKちゃん。「M○ちゃん もうやっちゃおうよ。クラッカー準備するから、車から花を持ってきて」
みんなから集めた会費で花とシャンパンを用意した。
花を抱え カウンターにいるマスターに渡し カウンター越しにみんなからのクラッカー攻撃(笑)。散らばらない万国旗のクラッカーは好評だった。
Kちゃんのだんなさまが作ってくれたという記念の画像を見入るマスター。


「大館のジャン・ギャバン」と書いてあるのにはマスターも苦笑い。今日集まったメンバーの名前がさりげなく書かれている。



花も持ってこっちを見て笑って とみんなにあれこれ言われ、少々固まってしまったか?マスター(笑)


全員がそろって さらに常連さんが加わって わいのわいのと夜は更けていったのでした。

今度はまた女子会やりたいね・・・Kちゃん。H子さんも参加するといいね・・・Kちゃん。
新しく知り合った(顔は見たことあるけど)H子さん Sさんの奥さま。気さくでぜひ女子会に参加してほしいなと思った次第。まぁ彼女とは年の差がありすぎるけど(笑)。この際 女子に年齢制限はないのだ(笑)

そうそう サプライズの前にマスターが見せてくれた最新の絵。



初めての女性の絵。今まで女性を描いたことはなかったという。しかもこの絵は 16年がかりで完成したものだという。

6年前は こうだったとか。


これを見た日野 皓正さん(ジャズトランペッター)が欲しいと言ったそうだが、この時点ではまだまだ納得できていなかったマスター。無理だと言ったそうだ。

もうこれ以上手を加えたくないと思う気持ちになったから 絵にサインをしたんだよと話していた。もう行き先は決まっているらしいので これを見れるのはあと僅かかもしれない。
引き込まれますよ。色の重なりといい、深みといい 写真ではわかりにくいけど、実物はもっと迫力があります。これを見れただけでも最高の夜でした。

本当にマスター(AKIRA SATO)おめでとう!秋にはフランスだね。今度はMさんも連れていくんだよぉー!!

元気をもらって

2012年07月23日 | ほんのすこし
今日は 朝から曇天で 湿度が高かったせいか、5時半に起きた時点で 頭が重く、辛い一日になりそうな予感がしていました。それでも やるべきことはあるわけで。
早めに明日の買い出しに行かなくては・・・と思っていたのです。
でも どうにも体が言うことを効かなくてね。

で ちょこっと友人から借りていてまだ見ていないDVDを見たのでした。それは嵐のDVD『君と僕の見ている風景』なんと 三枚組であります。前に少し見ていたのですが、なかなか見る機会がなく ずるずると借りっぱなし。こりゃいかんと思い 明日には返そうと思ったのです。
もっと若いころのDVDも借りていて・・・でも わたし的には このDVDを見たい気分だったので。

もう なんでもっと前に見なかったのかしらねって感じです。
あんなに気分が良くなかったのに メンバーの姿を見たら 大野くんの声を聞いたら・・・元気になっちゃいました!
後で きちんと見ようと思い いったんDVDをやめ、買い出しに。
買ってきてから台所で準備しながら DVDをかけて。包丁さばきも ルンルンよ♪

区切りのいいところでは 一緒に体を動かし、なんというか これってわたしの元気印?もうご満悦。
久しぶりにルンルン気分を味わっています。
大野くんの歌声とダンス もう最高です!
こんなおばさんが キャーキャーしているのはおかしいかもしれないけど、見ているだけで元気がもらえるものがあるって すごいことだと思っています。
嵐のライブは 最高!!
このDVD 欲しくなっちゃいました・・・来年の誕生日に誰かプレゼントしてくれないかなぁ・・・なんて(笑)今年は 『魔王』を自分にプレゼントしたしね。

さぁ 元気をもらったので 明日の準備 がんばりまーす♪

干し野菜の雑炊

2012年07月22日 | ほんのすこし
最近 はまっていることがあって。
それが 干し野菜。
書店で見つけた 干し野菜のレシピ、そのレシピ本にについていた干しネット。小さいながらも活用度№1.
今も しめじとズッキーニをベランダに干しています。もちろん部屋干しも大丈夫。本によると3時間から4時程度でセミドライの干し野菜ができるとか。
でも わたしはもう少し時間をかけていました。

これをどうしようかなと思案していて 先ほど小腹がすいたので 使ってみようと。

前に出来上がっていたズッキーニといんげん ニンジンを使ってみました。
だしは中華だしを使って、ズッキーニもいんげんもニンジンも 干したままの状態で 大きさも切りそろえるわけでもなく、本当はいんげんももう少し小さいサイズに切ればよかったのかもしれませんが、あえてそのままの大きさで。
塩味で調整し、最後はとき卵を回し入れて完成。

二人分作りました。
早速 食べてみました。
う~ん これが実にうまい!
なんの変哲もない雑炊なのですが、干し野菜のうまみがギュッとつまっていて いんげんの長さがそのままってところもまたご愛嬌で。食べ応え十分でした。
ニンジンはセミドライよりもドライに近かったのですが、それでもニンジンの甘さが感じられるし、ズッキーニの歯ごたえがなんといっても美味しかったです。
画像は残りの分なので 雑炊というよりは おかゆっぽく映っていますが、最初の1杯は 確かに雑炊でした(笑)

干し野菜 あなどれないなと思います。どんどん作って料理に使ってみようと思います。野菜の力って元気の源ってところがありますよね。ビタミンを体に!
干すことで さらに凝縮されたうまみを!なんて気分で ごきげんなのでした♪

君よ

2012年07月22日 | ほんのすこし
君よ
この世に生まれし その命
たぐいまれなる その命
どこからみても だれがみても
君だけの その命

決して望むまいぞ
その輝きが失われることを
自らの手で その輝きを
消しさろうなどと 思うまいぞ

君よ
君が望む世界が はたしてこの世にないと
断言できるものだろうか
世界は広い
君のいる場所が たとえ狭くても
時間というたくましいものが君のそばにいる
君は図らずも 負の連鎖を味わっているかもしれないが
君が拒絶さえすれば
そこから抜け出す可能性は十分にあるのだ

君よ
輝きを自分から消しさることを考えるのは
止めにしようよ
君のことを 一番大事にしてくれている人が
必ずそばにいるから

どんな輝きよりも
君の存在そのものが
宝石よりも確かなものとして
ココロの中にあるのだと
声を大にして言いたい人が
この世には ごまんといるのだ・・・

雲にグラス

2012年07月21日 | ほんのすこし
gooのお絵かきツール。
ずぅっと前に利用してみただけで 最近は全然使っていなかった。
この間 天気が良くて 暗くなるのがすごく遅かった日があって、あまり空が綺麗なので 空にワイングラスをかざしてみた。
グラスから雲が浮き出した?みたいな感じで面白いなと思った。

グラスの柄の部分から下を雲海のように修正してみた。エアブラシって便利だな。

パソコンでお絵かきすることも かなりずっとしてなくて、どんな風に描いていたのかさえ 忘れてしまった。夢中で描いていた頃が 妙に懐かしく覚える。

昨日から風が冷たい。窓を開けると ひんやりした風が時折カーテンを乱暴に巻きあげて やってくる。裸足でいると 寒く感じるくらいだ。暑い 寒いの繰り返しなんだけど その差が半端じゃない気がする。

夕べは Tシャツにイラストを描いた後 気分よく眠れるかと思ったら それが全然!
眠れなくて 結局起き出して2時半ころにまた寝た。眠りそびれるって辛いな。やはり 「今が寝る時だ」と感じたときに すぐさまベッドに入るのが一番だろう。今夜は絶対ぐっすり寝るぞっ!


まばゆいほどの空

2012年07月20日 | ほんのすこし
今朝は 4時前に起き出しました。例によって ゴミ出しに出かけました。さすがにこの時間に歩いている人はいませんでしたが。
ほんの少しずれると 人々の動き出す時間が生まれるんですね。人は同じようなサイクルで動くのかなぁ。
まだ太陽が昇らない ほんの少し前、まばゆい光を浴びることなく 静かな時を過ごす・・・
そんな気分で運転してきました。
そのあと一眠りできたらいいのですが、そのまま録画をみていました。
今日は きっと快晴です。
ベランダから見える空の色が徐々に変わり、明るい青空が広がりました。


この空が 時間を追うごとに明るくなっていきました。



カーテン越しにもわかるほどです。




朝の台所は眩しすぎて ちょっと閉口します。

風が入って 気持ちいい朝です。

昨日は一日目いっぱい動いた気分でしたが、考えてみれば あんなこと当たり前でお茶のこさいさいなことだったのでしょうね・・・自分なりにはかなり踏ん張って動いた気分でしたが。今日は残っていることをやり遂げないと。ずっと先延ばしにしてきたことがたくさんあるのです。
お役所仕事の話をちょっと前に書きましたが、今ではずいぶんあちこちで変化がみられます。郵便局もそうです。わたしの近くの簡易郵便局はとても丁寧な接客が気に入っています。待たされても全然気にならないほど 気分よく帰ることができるのです。やっぱり人間は感情の動物なのだなあと 生前父がよく「人間は感情の動物なんだよ」と話していたことを反芻しています。

この小さな田舎町。
なんといってとりとめない町なのですが、当たり前な日々を過ごせる町だなぁと思います。
特に 朝から上機嫌な綺麗な空を見たりすると なんだかありがたい気分にさえなってきます。恵まれているなと思います。各地の被害をニュースで見聞きし 自分の住んでいるところとつい比較。本当に恵まれていると思います。でも いつ何時同じようなことが起こらないとも限りません。だれも予測できないなと思います。だから 今 この生かされているときを上手に 生きていかなくては・・・。

今朝は睡眠4時間でも とってもすがすがしい気分。マルグリットの空のような いい色です。
久々に アクリル絵の具を手にしたくなっている自分がいます・・・

ゴミ出し

2012年07月19日 | ほんのすこし
寝る前に「ゴミ出し ゴミ出し」って 考えて寝ていたせいか 今朝は4時半にバッチリ目が覚めてしまった。寝たのが午前0時40分。ベッドであぁでもないこうでもないと色々考えていた時間を計算すれば 正味3時間ぐらい寝たってことかな?

とにかく 目が覚めたってことで 早速支度をし 母のところに車を飛ばす。
早朝だから 人に出くわすこともなく うまくゴミ出しできるだろうと考えていたわたしが浅はかだった。
朝の5時前。なんと運転している道路脇の歩道を 結構な人数の人が歩いている!
母のところに近づくと 新聞配達のバイクも回ってる!

せっかく人目につかないようにゴミ出ししようと思っていたのに・・・しかも 一回目 両手に抱えたゴミを出して戻り 二回目のゴミを手にして歩いていたら こともあろうに新聞配達の人に声をかけられる。
車のことを聞かれてしまった。珍しかったらしい。
「いい車ですね。どこの車ですか」と突然聞かれ こっちはびっくり。誰にも合わないようにって思っていたのに、なんたる誤算。
天気がいいと こんな時間から歩いている人もいるし 新聞配達の方もいるってことなんですねぇ。

明日の朝は 燃えるごみ出し日。まさか前日から出すわけにもいかず、やっぱり朝早く起きて行くしかないでしょう。

で ふと思ったわけです。わざわざ車で行ってゴミ出しをするから 怪しまれるわけで(笑)、これ 歩いて行ったら 普通にゴミ出ししている感じじゃないかなと。でも 1時間弱かけて歩いて行ってゴミ出しして、また戻るのかぁ~まぁ健康にはバッチリいいけど。今のわたしは それさえ億劫な気分。
帰ってきて こっちの燃えるゴミ出しの準備をして 出したけど。1週間のサイクルが ゴミ出しで最近埋まっている気がするのは 気のせいか?さてさて 明日はこっちが瓶のゴミ出し。それこそ溜まっているのを出さないと。

それにしても 数年前に比べたら ゴミの分別もしっかりしてきたと思う。でも 地方自治体によってはさらに細かく分別しているところもあるというから 恐れ入る。母にとっては分別は結構難しかったりするのだ。いちいちこっちに聞いては 分けている。最近 ペットボトルの上のプラスチック部分を取るのに 非常に助かる物を見つけた。母に教わり 早速使ってみる。なるほど これだったら 手を使うのが大変な母でも やりやすいかもしれない。かなりの優れ物。後でパチリして紹介したいと思う。

ゴミ収集の方々 本当にごくろうさまです。分別しっかりやりますね♪

※※※
ちょうど橋の中央で 雲の合間から朝陽が顔を出していた。今日も暑い夏日になりそうな予感・・・
※※※

恥かくところでした(笑)

2012年07月18日 | ほんのすこし
今日は 役所に行ってとことん聞かねば!なんて 強気なわたしでしたが(笑)

あれから 今日一日 まぁ自分でもたいした動いたなと。それだけ普段いかに動いていないかがわかります。洗濯後 弟のリクエストの買い物をし 弟のところに行き、弟の用足しをし 車いすに乗せ 売店につれていったり。着替えを手伝ったり。あれこれと世話を焼き(笑)
そうこうしているうちに母のところに午後二時にやってくる生保の方との約束の時間が迫り。急ぎ 行ったところが すでにあらかた終了。母は慣れないサインをし。

その後 役所に行くのは 涼しくなってから(午後4時ころとか)にしようかなと弱気発言になるわたし。だって 昨日と打って変って 今日はこーんなに暑い!
母のところで げんなりしつつ。
弟のところで聞いた昨年の保険料支払いの書類を探しているときにあるものを見つけ。母に「これ 出さなくてよかったの?」と尋ねたら、
「あぁ それ なんだか見ていたら 出さなくてもいいんだなと言ってたよ」と答えたので、よくよく見る。
はぁ?
これ 間違ってるし。最終的には出さなければいけない書類じゃないですか!
これを出さないがために もしかしたら 「納得いかない」という結果になっているんじゃないの?

慌てて 電話しましたよ。直接 別の課に行こうと(母の関連)思っていたけど、そもそもの原因はこちらにあるのでは?と思ってね。
電話した結果 やはり想像していた通りでした。
でも 電話対応してくださった職員さんがとても良かったのです。親切で わかりやすくて こちらの状況もしっかり理解してくださって 本当に頭が下がる思いでした。Oさん ありがとうございます。
なんとなく 役所に足を運ぶのが億劫なのは 昔感じた「お役所仕事」というイメージがあるからかもしれません。でも電話の対応からして 今はずいぶん変わったんだなあって思いました。とても丁寧で、こちらが恐縮するくらいでした。こっちのミスが原因なのですから。
それを責めることなく きちんと処理してくださるというお話に 今日はホッと胸をなでおろしています。しかもわざわざ市役所に出向くことなく電話で事足りたということにも驚いています。

Oさんは若い方なのかわかりませんが、今の市役所は(その課によって違うのかもしれませんが)顧客満足度CSにも力を入れて 若い職員を教育しているのかもしれないなあと ふと思った次第です。
あのまま 電話をせずに 文句を言いに行くような態度で行っていたら・・・と思うと 穴があったら入りたい気分です(笑)

その電話の後、溜まっていた瓶のゴミ出し準備をし(明日の早朝に母のところに行って出します)。ずっと誰も出せる人がいなかった日が続いていたせいか 溜まりに溜まっていたのです。母は重いものは持っていけず。わたしが今はせっせと各種ゴミ出しの日の朝早く行って出しているのです。
壊れていたロールカーテンのレールからはみ出した部分を入れ 端を補修し。といっても 最終的にはできずにガムテープで端の木を固定してしまいましたが。
そんなことをやっていたら 母が
「お前がいると 次々にやってもらいたいことが出てくるなぁ」と言うので
「今日はなんだか目いっぱいやったーって感じがするよ。充実感あるわぁ~(笑)」と答えました。
「これって 普段 どれだけ動いていないかってことだよねー」と続けていうと
「ほんとに悪いねー」と母。
「なんの なんの。役に立てれば嬉しいんだって」と。

これはほんとの気持ち。
母の役に立っている、弟の役に立っている それだけで嬉しいものなのです。

それにしても 今日は ひとつ 見方が変わりました。お役所仕事って言葉 もしかしたら古いのかもって♪

母のことなど

2012年07月18日 | ほんのすこし
母の庭に咲いている小さな花たち。可愛くて 色も好き。パチリ。ここ数日の雨で少しは潤ったかな。暑い時は ホースで水やりしながら 花を愛でている母です。膝が痛むので すこ~しずつ歩きながら 水をかけています。代わりにわたしがやればいいのにって 思うでしょうが、母のやりたい作業を奪うのは 母にとって 気持ちのいいものではないということに気がつきました。もちろん具合が悪いときは別です。
母が少しでも自分でできるようなら 自分でやる、そのほうが母にとっても精神的にもいいみたいです。
時間がかかっても 自分の手で何かをする、そのことが生活の張りとなって毎日を過ごすことができるようです。
たとえば 洗濯。洗濯後 洗濯ものを干すとき、しわを伸ばすのに1時間もかけて ゆっくりやります。母は汗をかくので一日で何枚も下着を替えます。だから洗濯の量が半端じゃないのです。わたしがいないときは 干すところまでやりますが、腰が低くなってきた母にとって 洗濯ものを干すのが辛いようです。わたしがいるときは 干すのはわたしがやります。洗濯ものも干す前の一手間(皺伸ばし)をすることで 乾くと全然違うんだよと母が教えてくれました。確かにアイロンがけはほとんど必要ないようです。
母ができること この場合 皺のばしなどを代わりにやってしまうと 必ず何か別のことを探してやろうとします。何かをやりたいんですね。

家の中や庭を綺麗にしたり 物を移動したり・・・。手が不自由なところもあるので ずるずる引っ張ったりしながらです。さすがに重い物は動かせませんが それでもなんとか工夫して動かしているときがあり、びっくりするときがあります。物を移動すると ゴミが出てくるから掃除もしたくなる、だから 部屋のいろんな物の置き場所を替えるのは いいことだよと 母は言います。しょっちゅう 部屋の中の置き場所が変っています。あまり替えるので 替えた本人が「あれ どこにやったっけ?」となって 探しまわるなんてことも ときどきあります(笑)

自分の体が思うようにいかない母ですが、そのハンディを乗り越えて 自分流に作業を工夫しているのには 驚かされるときがたくさんあります。あまり夢中になりすぎて 次の日 痛みが体に出たりもしますが。掃除機を使うことができないので、じゅうたんはクッションに腰かけながらコロコロを使って 長い時間をかけてゴミをとっています。
一日 テレビを見ている時間も多いのですが、横になっているときはラジオをかかしません。ラジオも大好きな母です。ときどきラジオで仕入れた情報をわたしに教えてくれる役目もします(笑)すごい人生を送っている人の話とか、いいことを聞いたときとか・・・まぁ わたしにとっては 母の日々の暮らし方も十分に 刺激的なんですけどね。

母は小さいころ大人数で暮らしてきて 10歳年下の妹を背負って 小学校に通ったといいます。田舎の小学校で戦中時代ですから、ほとんど授業には出ることもなかったらしいです。クラスの廊下で妹をあやしながらとか。田植えや稲刈りのときは 同じぐらいの年の子と炊事当番をしていたことも。本家 別家のみんなの分を作るのは 大変だったと思うのですが、それでも「田植えの苗を小さい子が背負いながら行くのは もっと大変だったと思う」と 当時を振り返りながら話していました。子供たちには 色々役目があって、大人に交じって 大人と同じような作業をしなければならなかったり。

そんな中で 田んぼに入り 裸になって泥だらけになって遊んだこと、それが見つかって 親戚のおばあさんに叱られたことなど ポツリポツリと 記憶のひもを解いて 話の合間に思いだしてくれます。昔の話を聞くのは すごく面白いです。今の時代とは全く違う光景が浮かんできそうです。わたしが生まれてからここまでの世界も かなりめまぐるしく世の中が変化しているのですが、母はもっと変化を感じていることでしょう。物を大事にするということも あの時代を生きてきた母だからこそ ということもあるのでしょう。もちろん 母の性格もあるでしょうけど。どんな時代に生きても 片付け苦手な人もいるだろうし、逆に綺麗好きな人もいるでしょうし。
どういうわけか 綺麗好きな母に似なかったわたしです(笑)
片づけが苦手で それでも片付けなくちゃとは思っているわたしです。

母ががんばって生きているのは 一つは弟のこともあると思います。弟は病気療養中で 収入ゼロ。母の年金で通院ずっとしていました。母の年金といってもかなり低いのです。それなのに弟の通院・薬代がかなりかかっています。だから 自分が生き続けないと・・・という気持ちが強いのだと思います。その張りつめた気持ちが切れないよう 弟には少しでも長生きしてほしいと思っています。闘病中の弟ですが、自分の存在が母の生きる力にもなっているということに 気付いてほしいです(気付いているとは思いますが)。
そんなギリギリの生活をしているところに 昨日とんでもない通知がきました。後期高齢者医療保険料決定書と介護保険料決定書。どちらもぐんと多くなっているのです。これにはわたしも母もびっくり!!
なんで?なんで?昨年までは こんな金額じゃなかったはず。母が 「そういえばテレビで介護保険料が上がるって言ってたなぁ」と。いや こんなべらぼうな値上げはありえない。

ということで 今日は母のために役所に行ってきます。納得いかないので 説明を聞かなくちゃ。



蒸しますねぇ

2012年07月17日 | ほんのすこし
ここ数日は雨模様。寒いような暑いような・・・でも蒸しますねぇ。
雨が降るから 窓を開けられない。開けないと部屋の中が なんだかムシムシします。湿度が満開でじめじめした空気が肌にまとわりつきます。天然の髪の毛は くるりと・・・まっすぐにはなってくれません。梅雨時は一番髪の毛が堪えます。天然パーマの同志よ、いざこの難局を乗り越えん!!なんて気分です(笑)

母のお隣さんの庭で 見事に咲いていました♪雨模様の中 ちょっぴり雨が止んだころ合いにパチリ。
母が見つけて びっくりしていました。
ふふふ、わたしの方が先に見つけたのよ~ん。母はたいていのものは好きですが、たった一つ苦手なものがあります。それは ケ・ム・シ

いもむしみたいなのは 平気みたいですが、あの毛むくじゃらなのが ダメなんだそうです。

それが・・・このたび 毛むくじゃらではないのですが。こ~んなのを 柘植の木の中に母が見つけました!柘植の葉がどんどん消えていくので おかしいなと思ったのだそうです。




10cm いやもっと大きかったかも!虫はなんでも苦手なわたしは そばに行くのも怖くて。母が枝に棒をひっかけて落とそうとしたのですが、なかなか枝から離れません。仕方がないので 枝を切り取りました。枝ごと下に落ちていきました。
落としながら 母が
「アゲハになるのだからねぇ、ほんとは食べさせてあげたいけどねぇ・・・でも柘植を丸坊主にされるのは困るからねぇ」と言ってました。
アゲハの幼虫くん 母のところに産み落としていった君のご両親が不運だったと思ってくれよ。
母が さらに
「必ず オスとメス 二つの卵を産んでいくもんだよ」ともう一匹いるはずの幼虫を 探していました。もう一匹も見つかり 母の好きな柘植の木からは アゲハの幼虫はいなくなってしまいました。

地面に落ちたアゲハくんたちが どこへ向かったかはわかりません。他の木を求めて動いていったのでしょうか。それとも・・・・想像するのは やめます。考えただけで かゆくなってくるのが わたしです。
ついでに 伸びていた柘植の枝を切ってあげました。

蒸し蒸しするのは部屋の中で 外は意外と涼しいなと思います。でも外は外で 小雨にあたると髪の毛がますますくるくるになるので それはそれで困るのです。ほんとにこの時期は 困った困ったの毎日です。