心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

希望を忘れない

2020年03月30日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

遙か遠いと思っていても
いつのまにか目の前にあることに気づくときがある
ウクレレのレッスンで仲間が言う
あんなに「これは難しくていつ出来るかわからないわ」と思ったのに
今は出来ている!
そうよそうよ、と口をそろえる

そのときは出来そうもないと思っていても
いつのまにか少しずつ出来ていく
出来ていることに
ある日 気がつく
日々の練習が作り上げていく
出来そうもないと思ったことを
可能にしていく

遙か遠いと思ったことも
今は終わりが見えないと思っていても
戦ってくれている人たちがいる
未知の畏れに立ち向かっていく人たちがいる

その人たちの努力に報いるためにも
わたしが出来ることを愚直に行っていくだけだ
わたしは母を守る
母に畏れが及ばないように
未知のものへの畏れを抱きながらも
希望を忘れない

※※※

志村けんさんが…

2020年03月30日 | ほんのすこし
速報でスマホに流れてきました。
志村けんさんが死去

入院されて集中治療室にいることは報道され実兄の方も会うことができない厳戒体制でしたが、やはり以前にも肺炎を患ったりされていたので、治りにくいのかなと母と話していました。
母も肺炎で何度か入院しているので、身につまされるものがあるようでした。

先ほど母はベッドに横になりましたが、わたしは車の一年点検とタイヤ交換に。本屋併設の車屋さんからは歩いて三分あるかないかの母の家。そこで待ちます。

さて、横になっている母にこの訃報を伝えようかどうか… がっかりするだろうなあ。応援していたからなあ。

地元紙に県南で新たにコロナウイルス感染が見つかったと書いていた。じわじわと狭まってきた気配がする。

それにしても惜しい方が逝ってしまった。残念でならない。

###
やっぱり横になっている母のベッドに腰掛けて志村けんさんのことを知らせた。
「え!!」と言って飛び起きた。
その行動にわたしの方がびっくりした。

###


祈り

2020年03月29日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

離れていても
忘れていないよ
そのことばを飲み込んで
空を見上げる

この空はずっと向こうに繋がっているから
きっと繋がっているから

祈るように見上げる空は
どんよりとしていて
不安を漂わせているようで

そんなときは
目をつぶる
目をつぶった向こうには
晴れ渡った青い空と白い雲
よし!
大丈夫だ
きっと晴れる

晴れた空で地球が覆われる
きっと

※※※

すごく幸せなんだな…

2020年03月29日 | ほんのすこし
わたしは「すごく幸せなんだな」と思ってみる。
ゆっくり繰り返す。
すごく幸せなんだな… すごく幸せなんだな…
こうして目覚めて空気に触れて、食事をして、行きたいと思えば出かけることもできる。
食べたいものを食べ好きな時間を過ごし、ゆるく一日が終える。
なんに不満があろうか。

語りたいときにはそばに母がいる。
これが一番かな。
この一番がこのまま続きますように。
この「すごく幸せなんだな」が、まだまだ続きますように…

夜中に目が覚めて、昔のブログ記事を読み返す。そこにいたわたしと大事な人たち。わたしの周りにははなんと沢山の人たちがいたのだろう。
すごく幸せだと感じることが、今日のわたしを作っていく。きっと今日のわたしは幸せのかたまりだ。

そう思ったらなんだか安心。も一度、眠ってみようかな…



一年前は

2020年03月28日 | ほんのすこし
画像は一年前、2019年3月29日。
まだ雪が残っています。今年は雪が全然といっていいほど降らなくて、雪国という名前はどこにも見えない景色でした。いつも隔年で雪が多かったり少なかったりと続いていたのですが、今年ほど雪がなかったことはこれまで生きてきて初めてです。わたしより多く生きてきた母でさえ「こんなに雪が無いのは人生初めてだ!」と言います。
逆に大雪だったときは何度かあります。大雪はわたしが小さいときほど脳裏に残っています。

車道脇に高く積み上げられた雪。その雪の高さはゆうに自分の背を越えていて、その雪を踏みながら歩いて行ったことも。
母の田舎に冬休み中遊びに行って、もう少しで新学期が始まるので、家に帰らなくてはならなくなったとき、大雪も大雪、すごい雪が積もって、祖父が村人を募って国道までの道を雪を寄せながら作ってくれたこともありました。
昔のことはあまり覚えていないわたしですが、なぜかこのときのことはすぐ頭に浮かびます。わたしと弟のために祖父たちが道に積もった雪を両脇に寄せ続けてくれたこと。あの当時は除雪車も村の中までは入ってこなかったのかもしれません。
祖父のありがたさを感じた思い出です。

こんなに雪が降らなかった今年ですが、逆に来年はドカンと雪が降らないとも限りません。それとも年々雪は降らないようになっていくのかしら。
ここで降らないで、いつも降らない地域に降るようになるのかしら。

なんだか地球がおかしなことになっていく? 
「雪も適度に降らないと農家の人は大変だよ」と母が心配そうに言います。母の生家は農家です。小さい頃から農家の生活を見てきました。だから今年みたいな雪の無い冬は、降らないことで今後の作物の育ち具合がどうなるのかと考えてしまうのです。

水不足で困るだろうなあ・・・それとも逆に大雨になってしまうのかなあ・・・ふたりでこれから夏に向かう日々がどうなるのか想像しています。できれば良い未来が待ち受けていることを願って。



当たり前の一日であってほしい

2020年03月28日 | ほんのすこし
ここずっと鼻水と咳が出る。しかも午前中に症状が強い。
花粉症だよね?
そう言いながら食卓につくと
「早めに診てもらって薬を飲んだ方がいいよ。ひどくなる前に」母に言われる。
その度にわたしは「う〜ん…」と生返事。
「このくらいで病院に行って、かえって風邪が移ったりしたらイヤだしなあ」言いながら頭のなかにはコロナウイルスという言葉がよぎっている。

マスクはしていくけど、母の付き添いでもこれまでとは明らかに違う自分の中の不安。見えないものへの漠然とした怖さを感じる。
これから一体どうなっていくのか。

今年、新しい年への期待に満ちていた1月、当たり前に明日が来ると思っていた。平凡で穏やかな時間があると思っていた。
今は平凡で穏やかな時間だけど、不安感で覆われるようになった。早くこの不透明な覆いが払拭されますように。
当たり前の一日があること、それがしあわせなのだと今は思える。

もうすぐ、あと二時間少しで朝ドラの最終回が始まる。いつもと変わらない一日がいかに大事かを感じさせてくれた武志の姿をこの目に刻もう。


オリンピックじゃないけど

2020年03月27日 | ほんのすこし
今年、中学の同期会が計画されていた。
地元にいる有志で実行委員会を結成。
私も途中から参加させていただいた。

先月の話し合いではまだ不安な雰囲気はなかったが。
今夜の話し合いではやはり今年の開催はどうかという問題が出た。確かに来月には出欠の打診をすべく葉書の手配をしなくてはならない。
結果はやはり一年延期しようということになった。

我が町ではまだコロナウイルスの発生は表立ってはないけど、不安要素を考えて延期にするのがベストだろうというのがおおかたの意見だった。

これがベストだと思った。
今は我慢して、来年、皆で再会を喜ぼうよ♪

楽しみは焦らされた方が大きいよね。


今日は反省気分なり

2020年03月27日 | ほんのすこし
フェルトと端切れ布と毛糸。
アップリケパンチャーを使って。
針と糸は使っていない。

色合わせが楽しい。不思議な絵になる。
これはしばらくテーブルセンター代わりにテーブルに置いていた。今はどこかにしまってしまったが・・・ 引越のときには整理するものになるかもしれないね。

このアパートで過ごした15年、色々なものを作った。クラフトテープで作るかごや、小物はその中でも数多く作ったものの一つだ。夢中になって作ったのは100点以上になる。手元にはほんの数点だけど。今は作れないだろうなあ。
布を貼ったりくっつけたり、毛糸のポンポンを作ってひよこを作ったり。絵を描いたり。
小説もどきを書いたり。
ここで暮らしたわたしは、自分の中にある何かを探していた。堂々巡りの時間を過ごしては虚無感を抱いたり。
ストレス解消とばかりにオークションで使いもしない食器を買ったり。今はその食器が引越の邪魔者になりかけている(笑)

15年の間、わたしは何をしてきたんだろ。
ちっとも成長していないじゃないか。

そんなことも思うが、この間に永遠の別れも味わってきた。そのたびにまだまだ自分が出来たことがあったような気もした。そしてその都度、反省して、反省して。
反省したはずなのに、何も変わってないなあと思う。

健康であれ。それはこのアパートに入ったときに肝に銘じたはず。
大きな手術を乗り越えた自分が、唯一無二の自分の体を労らないのはどうなの?
最近、自分の怠惰な部分を見ては初心を思い出す。まだ、やり直せるかな・・・もう一度、健康になれるかな・・・

今日から、厳しく戒めよう。
たぶん。
ちょびっとずつ(笑)


不安なこと

2020年03月26日 | ほんのすこし
娘の相方は2018年の11月に飲食店をオープンした。そのときには私も孫の世話で上京した。
オープンから一年以上経ち、いくらか常連客がついてこのまま行くといいなあと思ってみていた。

それがこのたびのウイルス… 一体、営業はどうなるのだろう。毎日、母と遥か遠く離れた都会のニュースに思いを馳せている。
この週末は外出控えよとの申し入れ。これじゃ、お客様は来ないだろうな。週末予定していたイベントも延期にしたらしい。離れているとわからないことも多い。報道が全てその通りなのかもわからない、渦中にいる子供達がこの時期をなんとか乗り越えてほしいと祈るだけだ。

今日のワンシーン

2020年03月25日 | ほんのすこし
母がお風呂から上がってきた。足が悪く歩くのもゆっくり一足一足だ。すかさず母の腰にバスタオルを巻く。それから母が前に作ったバスタオルで作った上着?を出して、不自由な右の腕から通し左の腕を通した。
「助かるなあ」と言い、居間に入っていく。
それも一足一足。一歩を踏み出すのに時間がかかる。わたしが見ていると
「まるで嫁っこみたいだな」と苦笑いした。
「なんも。母さんは可愛いから大丈夫だあ」と応えるとわたしの返事が思いがけなかったのか、照れくさかったのか、反論しなかった。

そうだよね。
お嫁さんの道中はゆっくり一歩を踏み出すのに時間がかかるよね… って、ん?
母さん、お嫁さんじゃなくて、花魁(おいらん)道中じゃないの?

って思ったけど、あえて口にしなかった。