心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

道ばたに

2019年06月29日 | ほんのすこし
朝の歩き。道ばたにこれから色づくであろう紫陽花が。

色づくって、なんだか素敵なことばだなと思う。まだどんな色に染まるのかわからない初めの頃。それがやがてどのくらいの時間を経てそうなるのかわからないけど、そのものの色に染まっていく。
人間に色があるのなら、こころの色があるのなら、わたしの色はどんな色に染まっているのだろう。
きっと人間の場合は、一日で変わる。目覚めて行動を起こし、夜、眠りにつく。
次の日には、無色のままで目が覚める。だから、わたしは毎日、色変わり(笑)。

なんて。そんな変なことを道ばたの紫陽花を見たら考えてしまった。しばらく「色づく」ことについて、妄想を膨らましつつ、足取りは少し遅くなる。母曰く、「お前はドタドタ歩くから、もっと胸を張って颯爽と歩かなきゃ、歩いても効果ないよ」ですと。
母はよく見ているよ。いつまでたっても親は子の心配が尽きないのだね。
わたしが親になってみてわかったことの一つだね。

雨の季節は少し気分が落ち込んだりもするけど、じっくり考え事をしたりするには最適な時間になる。
まあ、じっくり考えるというより考えてもしょうもないことだったりするけどね(笑)。

久しぶりにミートローフをオーブンで焼いている。部屋に少しだけ匂いが漂ってきた・・・さて、出来はどうかな。うまく出来たら母のところに持っていこうっと。失敗したら? ひとりで平らげる!(笑)

※※※

ここまで書いてきて、気がついた。
道ばたの紫陽花って・・・これ、本来がこういう色なのかな・・・白っぽい色のまま? あっちゃー。

※※※

たっぷり食べました

2019年06月28日 | ほんのすこし
先日、作り置きしていたキュウリと赤大根のコロコロを今朝は野菜の段々重ねにしました。
一番下がベビーリーフ、その上に酢キャベツ、その上にツルムラサキ(食感がツルツルして美味しい)、その上にコロコロ。最後に乗せたので赤が効いています。
ドレッシングも必要なし。酢キャベツとコロコロの味付けだけで、全体を混ぜながら食べました。口の中で色々な食感が混じり合って、摩訶不思議な(笑)サラダになりました。

添えたのは夕べ母のところで作ってきたナスとベーコンの味噌炒め。
そして出汁をたっぷり入れて作った玉子焼、というかだし巻き玉子? 今回はおかずになるように甘さは控えめです。できたてを食べると口の中でふるふるっとした感じがあって、ちょっと嬉しくなりました。残りは後で母のところに持っていきます。
三個並べましたが、二個で十分でした。

今朝は雨だったので、歩くのは止めてベッドでゴロゴロしていました。炊飯予約を7時にしてしまったので、まだまだ時間たっぷり。起きてしまえばいいのに、なんだかゴロゴロ、あっちに向いてはゴロゴロ、こっちに向いてはゴロゴロ。
なんという体たらく。朝ご飯の準備をしながら、amazonのプライムラジオを。
テレビをつけずにずっと音楽をかけているというのも、なんだか雨の日に似つかわしいなと思いながら。

そんなこんなの時間を過ごしていたら、空が少し明るくなってきました♪
ちょっと嬉しくなります。東の空の一角に薄い青が見えています。
今日やりたいことを考えて、「出来なかったなあ」と悔やまぬよう、無理しないよう、小さなことからやっていきたいと思うようになりました。ほんの少しのことでもやれたら、プチ達成感。そして自分にご褒美(笑)。勝手に決めて勝手にご褒美、それもまた楽しい♪
例えば、作りたかった料理を作ってみる。行きたかった場所に行ってみる。長い間開けなかった箱を出してきて整理する。一人カラオケに行ってみる。しばらく会っていない友人に連絡してみる。音読をする。母と叔母と昔話をする。笑う。
どれもプチなことだけど、こうして文字にしてみれば、それすら出来ないままで一日が終わることもあります。
まずは部屋から一歩出ること。それが今のわたしには大事なことのように思います。

おはよう、元気なわたし♪
たっぷり食べて、細胞も元気になったね~


優しいね

2019年06月27日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

庭に咲いている花は
母が育てた花で
咲いているのを見るだけで 母は嬉しそうな顔をする
”よく咲いてくれたね”と言いたそうな顔を

花が咲き終わる前に と
小さな花瓶に名残惜しそうに挿した
台所の出窓に置いたその花瓶
ほんの一枝なのに

あなたがそこに在るだけで
空気が揺れた
波がふるふると漂った

優しいね
生きていることが
優しいね
最後の命を見せてくれているって
大事に 最後まで
あなたという命を見ているからね

※※※

どこにも行けない
歩くのも大変だから
車で行くのは病院
家の中も手すりを少し触りながらで
しっかり掴むと痛くなる

そんな痛みとの戦いで毎日が暮れていく
それでも母は痛みを和らげようと
私たちの不安を和らげようと
明るく応える

86歳の母に私たちは助けられている
「痛いんでちゅ~」
え~! 
痛い! っていわないんだ
最後に「ちゅ~」とわざとつけて茶化す
それが場をどんなに和ませてくれているか
母はすごいなと思う瞬間だ

果たしてわたしはそんな風にできるかな・・・
痛かったら叫びそうな気がする

※※※


キュウリと赤大根で

2019年06月27日 | ほんのすこし
今年は、キュウリと赤大根のコロコロをリピート。
最初はキュウリだけをコロコロして作っていたのだけど、最近、スーパーに赤大根が出ていたので、彩りが良いことに目をつけました。
キュウリと赤大根それぞれを別々に小さくコロコロに切って、それぞれに塩を振っておきます。しばらく置くと水分が出るので、水気を切り、どちらもギュギュッと水気を絞ります。
ふたつを混ぜて、塩気を確認。蜂蜜とチキンコンソメの素、白バルサミコ酢、オリーブオイルを加え、混ぜ合わせます。

赤大根が白バルサミコ酢に反応して、赤身をますので色鮮やかになります。
小さくコロコロにしているので、固い物が苦手な母も食べてくれます。味付けはその時々で変化するので、いつも適当です(笑)、時間をかけてゆっくり食べたい人はお箸を使って。そうでない人はスプーンでどうぞ(笑)って感じです。

葉物のサラダのトッピングに使っても良さそうです。先日は梅昆布茶ゼリーの中に入れてみました。でも、ゼリーよりそのままの方が赤大根の色が引き立つ気がしましたよ。

今日は朝からどんより。しかも部屋の中はじめじめ。そろそろ梅雨が始まりそうな、そんな空です。なんといっても梅雨は髪の毛に悩まされます。早く梅雨がすっ飛んで夏にならないかしら。
でも夏は夏で暑すぎて、母の台所に立つのが嫌になるし。冷房や風が苦手な母の家には扇風機のみ。そんな中でガス台の前に立つのが一番悩みの種です。汗だくだく(今から)で料理していま~す。


何度も・・・

2019年06月23日 | ほんのすこし
レンタル ブルーレイ。
今までブルーレイを借りてもボーナス特典みたいな部分を見ることは無かったのだけど、今回だけは違った。
ミュージック集とか、クリップ集とか、何度も見てしまう。レディー・ガガは積極的に聞いたことはなかったけど、彼女が主演している。歌手が演技をするというと、どうかな? と思ってしまうけど、その不安は払拭された。
演技も歌も手放しで拍手だ。素晴らしい。
ブラッドリー・クーパー監督で彼自身がレディー・ガガの相手役になっている。とにかくライブや歌の臨場感が良すぎて、何度も見たくなる。

ストーリー的には今まで何度も同じようなサクセスストーリーは見てきたから、最後がどうなるかという予想はついていた。でもそんなことどうでもよくなる。
久しぶりにラブロマンスや歌にしびれて、胸をしめつけられた。出会った頃の輝いていたふたり、互いが互いを必要としていたときのあの思い出、やがてアリーが有名になっていき、逆に彼の居場所が・・・

不思議なことに見ているうちに自分の昔を思い出していた。若かった頃のこと・・・
あの頃の感覚はどこにもないと思っていたけど、胸の片隅で切ない思いが残っていたんだなって。

早速、amazonでブルーレイとCDをチェック。
運転しながらサウンドトラックを聞いてみたくなった。


映画『アリー/ スター誕生』予告【HD】2018年12月21日(金)公開



久しぶりにレンタルを

2019年06月22日 | ほんのすこし
ずっとレンタルDVDを見ていなかったのですが、最近本を捜しに行ったついでにDVDを見てしまい(笑)、おかげでレンタル再開しました。
かなりDVDの情報からは遅れていましたが、たまに借りてみるのは面白かったです。というのもテレビの録画を極力減らそうと思って、ブルーレイにダビングするのも押さえていたら、本体の録画時間がかなり多くなって、なんというか、開放的な気分を味わっているのでした!(笑)

前はレンタルすると継続して借りてしまうという悪循環がありましたが、今回はそれは無いようです。テレビに釘付けになるよりもやることがあるでしょ? という無言の自分の戒めみたいな感じがあってね。
確かに、やることだらけの毎日ですが、でも淡々とこなすという感じはさらさらなくて、なんだかあっちに行ったりこっちに来たりの毎日です。
よくよく見てみると、取っておかなくてもいいものですら取って置いているんですね~。
何度か変えたスマホも、どれが最新のものだったのかと確認しなくてはだめなほどだったりとか。あ、これはスマホの備品があれこれ今日出て来て、それの取捨選択があったってことですね~


ずいぶんレンタルの世界とは遠のいていました。、
ここに来て、レンタルのお店にいくと長い間に自分が見てこなかったものが並んでいます。あぁ、そうだったな、これも騒がれたんだなと思える作品があって、昔の自分だったらすぐにでもレンタルしてみていたのになあと思います。
あの頃は急ぎ足でした。時代に遅れまいとする? そんな感じがありました。
今はそういった感じからは遠のいていて、久しぶりだね~ 借りてみるのも楽しく思えて。
もしかしたら、借りたものを見ている時間さえもったいないと思える自分がいるかもしれないけど、前はそれが無限大に大丈夫だと思っていたけど、今は違う気がします。一体いつまで生きるのかわからないけど、レンタルDVDを見る時間がもったいないと思えたり。でも見て良かったと思えたり。
案外、こうした時間が後になってみれば有り難い時間だったんだと気づくのかもしれないなと思ったり。
そんなこんなの自分の中のすったもんだの意識の確認があったりもしました。不思議です。今までと変わりないのに、どこかで時間をもったいないと思える自分がいるということ、それはこの先どのくらい生きているのかという問いに答えることができなくて、不確かな大きなものが目の前にあるということに今更ながら気づいたという裏返しです。

それでもこうしてレンタルして素晴らしい世界を見ることができた、ということが何よりも嬉しかったりするのでした。

※※※


玄関にアイロンをかけたハンカチを飾りました。両面テープ頼みです。

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一気読みが伝染

2019年06月20日 | ほんのすこし
『ノーサイド・ゲーム』池井戸潤著

以前から彼の本は沢山読んできました。新作が書店に出ているのを見ると文庫本になるのを待ちきれなくて、つい手に取ってしまうのです。ドラマ化もされた作品も多く、ドラマもはまりました。
そして今回、書店でまたしても購入してしまいました。
今度はラグビー? えっ、ラグビーですか?
ちょっとわたしには縁遠い話でどうなのか・・・と思ったのですが、やっぱり気になったのです。

とある自動車メーカー勤務の社員が主人公。彼が左遷された工場には、社会人チームのアストロズがあった。チームは優勝争いに絡むまでもいかず低迷。しかも社会人チームが傘下に入っているラグビー協会というものが・・・
チームのゼネラルマネジャーを任され、監督選びも任され(ここいら辺ははしょっている気がしたが、まあ目的はその後のほうが大事だから)、チームを立て直ししていくという流れ。
ラグビーはど素人の彼がどうチームを後押ししていくのか、その辺りが面白い。そして新監督とメンバーとの関係もまた。
なんといっても試合だ。試合が実況中継さながらに文章が流れていき、まさに目の前で試合を見ているかのように感じる。圧倒的な筆致の力強さに一気読みが決定だ。

読み始めてから途中二度ほど、間が空いたが、ほとんど一気読みといっていいほどでした。
興奮した思いで、本を閉じると、そのまま母のところに持って行きました。早く叔母に見せたかったのです。わたしよりも読書が好きな叔母にぜひ勧めたかったからです。
「わたし、これ、一気読みしたんだよ。おばさんも読んでみたら?」
叔母はちょうど一冊文庫本を読み終えたところで、喜んで手にしました。

次の日、母のところに行くとコタツのところで(この暑いのに母はまだコタツもストーブも欠かせないのです・・・)熱心に本を広げていました。わたしが行くと
「面白いね~。人の名前を覚えるのが大変だけど」と笑っていいました。
「でしょ? なんだか読みやすいからあっという間に読んでしまったんだよ」

たぶん、今日行ったら、すでに読み終えている叔母の姿があるような気がします。
一気読みって伝染するのかも。久々に楽しめた読書でした。
昨日、帰りがけ玄関で「池井戸さんの本って、スカッとするからいいんだよね~」と叔母に言うと「ほら、暴れん坊将軍みたいだよね」と答えたので、二人で笑いました。

池井戸さん、今度は何に挑戦するのかなあ。


眠れなかった訳

2019年06月20日 | ほんのすこし
ここ最近ずっと眠れないのが続いているけど、原因はわかっている。メールをしたのに返信がないからだ。

退職するというのはこういうことなのかと憮然とした気分を味わっていたが、相手にすれば多忙の中での些末なメールだったのだろう・・・いや、わたしにすればかなり重要なメールだったのだけどね。
再度メールするのもなんだかなあといった感じで宙ぶらりんな気分。

でもね、わかっていたんだよ。
会社にとって必要な人間ではなかったんだってこと。

今まで自分が作ってきたものもこれからどんどん改良されていくべきだし。
でも、トップは果たしてそういうことを知っているんだろうか?
わたしがやってきたことの片鱗をトップは知っているんだろうか?

そんなことをあれこれ考えたりすることが、眠れないことの片鱗かもね。
もうすっからかんに頭を変えなくちゃね。
そう思っていたんだけど、ここに来てメールの返信が無いということでガッカリ来ている自分がいる。

※※※

あ、冒頭の画像は記事に関係なし。
でも、せめて愚痴を帳消しにする画像がないとね。って思って。

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好きな空間

2019年06月19日 | ほんのすこし
わたしが暮らしてきたこの部屋で、一番好きな場所。
夜にミニスピーカーから流れる音楽が部屋を満たしていく。


ガラスの花瓶も。小さな馬も。
好きなものを並べて。

ただぼーっとしている。

そんな時間を過ごせていることに感謝したい。

この時間があるということは、誰かに甘えているということの裏返し。
わたしが繋がっている沢山のだれかと。
もう少し、あとしばらく、こうしていてもいいよね?


サンドイッチをつくりました

2019年06月18日 | ほんのすこし
今朝、サンドイッチを作りました。前日の夜にキュウリを薄くスライスして塩を振って一晩馴染ませておきました。
次の日、かなりギュギュッとしぼりました。それとふわふわに焼き上げたオムレツ。
食パンの方へはマヨネーズとマスタード。

いつもこの時期になるとキュウリを食べたくなります。ギュギュッとしぼるときに、以前読んだ小説を思い出します。その小説の中で主人公の女性が作るキュウカンバーサンドイッチの描写がとても頭に残っていて、読んだ後も作ってみたいという気持ちが残っていました。
小説のままに再現するのは無理だとしても、キュウリを使って作るというその作業にいたく感銘を受けたのでした。わたしの中ではキュウリだけで作るサンドイッチってどうよ、という思いがあったのです。
でも、その当時、適当に作ったサンドイッチはなんだか主人公が作ったというのに近かったのではないかと思ったのでした。でもキュウリを塩して一晩おいたものをだんなさんの手でギューッと絞ってもらうというシチュエーションはわたしには無理なので、自分でかなり力を入れて絞りました。たぶん、水分はいくらか残っていると思います。ちょっと小説の彼女が羨ましく思えた時間でした。

このサンドイッチを作るたびにそのときのことを思い出します。
玉子サンドを作るときは深津絵里のCMを思い出した時。あのふわふわのCMが目に焼き付いてね。ときどき食べたくなります。

それにしても挟むパンが美味しくないと・・・今回はちょっと・・・でした。