月夜の散歩道

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秘密の散歩道
たったひとりの散歩道
そこにいるのはお月さまだけ

わたしの空にはあなただけ

今日のわたしは辛かったの
ぼんやり歩くその肩に
しんみりお月さまの涙が止まります

やさしいのね
わたしだけが知っている
ふたりだけの秘密
ここはそっと涙をぬぐう場所
明日になったら
涙も乾くでしょう
明日になったら
今度は一緒に歌って歩きましょう

きっと　元気になれるから
きっと　笑えるから
いつでもそこにあなたはいて
わたしの行く先を照らしてくれています

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短いおはなしの挿絵の一枚。

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あなたに

あなたに　会えるかと
探しあぐねていたのよ
あなたは　答えを言わずに
ただ笑っているだけで

答えの出ないジグゾーパズルは
最後のパーツを
差し込むだけだと知っているのに

なんという
くだんの月には
少しの迷いも
わかってしまうのか

静寂のなか
あなたと共に
生きてきたと
いえるだけの自分がいるのかと

答えを問うだけの自分はそこにいないと
頷いてしまうのだ

お月さまは

静かな静かな眠りの中に
あなたは　ひっそりたたずんで
ひそかに泣きはらす姿を見守っている

昼に言えずに別れたままの
もどかしいココロを沈めると
あなたは　黙って見ていてくれる

迷い子猫が　帰る家を探していると
行く先々を　ほのかな明かりで
そっと照らしてくれる
かあさんは　眠れずにきっと待っていてくれるよと

お月さま
あなたが　空にあるかぎり
わたしたちは明日への望みを持ち続けます
窓辺で　一晩中あなたを見ている誰かと
どこかにいるはずの誰かを夢見ているあの子と
お月さまは　黙って静かに
照らしてくれています

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なんだか体が熱く　熱でもあるのか？と思うほど。でも風邪でもないみたい。なんだろね・・・

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夜に月

何度も使い古したマウス画ですが、出してくると新鮮な感じで見てしまいます。

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ここは音の無い世界
ゆらゆらと　ただ水の動きに任せて
ひとり　たったひとり
他にはだれもいない
他には何もない

ただ　在るのは
わたしをほのかに照らすお月さま

ゆれるに任せたら
どこまで連れていってくれるのか

たぶん　お月さまだけが知っている
わたしが行きつく先を
わたしが目指すべき場所を

※※※

ここ数日　生活のサイクルが狂ってしまい、頭と胸が重苦しい。
全ては　良い眠りをすることで解消される気がする。今日こそうまく寝なくては。明日は朝早く行動しなくてはならないのだ。決して早い時間に寝ないぞ（笑）　眠ったら夜中にまた起きてしまうからね。

※※※

こぼれる

こぼれていく　こぼれていく
はらりはらはら　さらりさらさら

こぼれてこぼれて　
なにもなくなって

ついいましがたまで　そこにいた
わたしはもう　どこにもいない

グラスに透けて見えた
今宵のお月さま
まんまるお月さま

飲み干してあげたら
わたしの中で
お月さまも　とけてなくなった

（古いマウス画）

※※※

お墓はまだ雪が残っていて　途中で長くつが雪に埋もれてしまい　冷たい雪が長くつに入ってきた。ざりざりした雪の感触が肌にかかる暖かい空気との差に　ちょっと心地よかった。父の長くつを穿いて　父の命日にお墓の前に立つ。父と一緒にいるような気がした。

※※※

マウス画 月のある風景

マウス画　月のある風景


たぶん　まだ月のイラストは他にもあると思うんだけど。
月って　すごく好き。
太陽よりも月に惹かれる。だから　マウスで描くイラストも月が入っているものが多かった。静かで黙ってそこにいるだけで　落ち着いていくような　そんな雰囲気が月にはある。そんな月に対する思いをイラストにし　言葉にしてきた。

振り返ると　そのイラスト一枚一枚にわたしの通ってきた軌跡がある。生まれ出てきたこのイラストには　そのときのわたしの思いが重なる。大事な絵だ。

月夜の晩に

※　画像は縮小しています。　※

月夜の晩に
お出かけするのは　だぁれ？

朝一番に時をつげるのは　だぁれ？

昨日に置き忘れた思い出を
屋根に振りかけてくれるのは　だぁれ？

月夜の晩に
眠れないココロが
コロコロと転げていった　三角屋根の下
眠れない猫が　恋の歌を歌ったとさ

めざめ

※　画像は縮小しています。もう少し大きな画像見たい方　いるのかな？※

それは　突然やってきた
ボクの目の前に
まばゆい光の中で

なんという名前なのか
なんと呼べばいいのか
およそ名前などという言葉すら
ボクには思いもつかなかった

きっと自由に空を飛んでいると
自分なりに思い込んでいたのだろう
それが実はかなり狭い世界の話だったってことに
ある日　突然　わかってしまうときが来る

わかったときに　目覚めるのだ
自分というものを　深く考える時期が来たんだなと

ボクだけの

※　画像は縮小しています。久々にマウスで絵を描きました。やっぱり楽しいです♪　※

ボクが探してるものは　どこにある？
すくいとってもこぼれてく星屑が
落ちていった先には　何がある？

夢のなかで見た　あの空は
きっとボクだけの空なんだ

ボクだけの空
ぽっかりお月さまと一緒に旅する
ボクだけの夢

いつかこの夢に
君を連れてきたいと思ってるんだ

街に月

※　画像は少し縮小しています。　※

とある街で
月は細く
星は流れたとさ

音のない夜
点々と灯る明かり
うっすら浮かんだ石畳を歩く人も無く
遠くで犬の遠吠えがしないか？
それとも傍らに眠る野良猫の
夢にいざなう声がしないか？

とある街で
わたしはだれかの魂が
ふるふると揺れるのを
覚醒した体と重なるのを感じている

※　この画像をネガ・ポジ逆転したものを　「ＭＯＫＡチックな日常」　で　紹介しています。そちらも楽しんでください。※

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