心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

今年も最後の日になりました

2017年12月31日 | ほんのすこし
27日、午後の便で娘家族がやってきました。
実は空港に迎えに行くとき、午後5時前でしたが、凄い天気で。新しくできた高速は視界が真っ白。吹き溜まりができていたりして町を抜けるのに恐る恐るでした。隣町に入った途端に空が綺麗で、嘘のような感じになったのですが、同じ町にある空港のある場所に行くと視界がまたもやひどいことに。
到着ロビーで待つ人々も不安な顔・顔。
確かに飛行機は空港の上まで来ているらしい。
でも、降りるタイミングがまだだとか。
最悪の場合はそのまま東京に戻る可能性もあるという放送に、「え?」と。思わず目の前にいた制服姿の男性に聞いてしまいました。

「実は、昨日もそうだったんですよ。昨日は戻ってしまったんです」
「えー、そういうこともあるんですね」

ドキドキしながら案内板を見ていました。

待つことさらに20分。ようやく(といってもすでに予定時刻より1時間以上は遅れていました)ロビーの向こうが明るくなりました!

無事に再会し、ホッとしました。
「このまま戻るかもしれないって飛行機でアナウンスされたときはどうしようって思ったよ」
「降りるときもすごかったよね、バウンドして」
「でも着いたときには拍手で湧いたよね」
夫婦で興奮して教えてくれました。

そんな初日から昨日までわいわいと過ごしました。昨日、だんなさんのご実家に行きましたよ。そこでお正月を過ごす予定。その後またわたしのところに戻ってきて数日過ごす、これが彼女らの今年のお正月企画らしいです。
そういうことで、わたしは今日から母のところでふたりのんびり過ごします。

ちょっと心配なのは、母の様子。昨日、ずいぶん気持ちが弱くなっているようで、体力や身体の衰えが気になるようでした。いつも冬になると落ち込みがあるようになりましたが、今回は大きいのかなと思って見てきました。年々、出来ないことや少し動いただけで疲れるのが気持ちを沈ませているのでしょう。
何か明るい話題で気持ちを上げ上げさせてみようと思います♪

皆さん、良いお年を♪


新しい私になって ~ 熊木杏里

2017年12月26日 | ほんのすこし
新しい私になって ~ 熊木杏里


今日は投稿が多くてすみません。感激することがあってお知らせしたくなったのです。

録画していた番組を見ていて。
それが毎年クリスマスの時期になるとある『クリスマスの約束』という番組で。小田和正さんが始めた番組。始めたときは誘った誰一人もこなくて、結局小田さんがひとりで歌い語ったという番組です。
それが何年も継続していくうちに、だんだん来てくれる方が増えて。
昨年は宇多田ヒカルさんが出てきたという。
今年も録画予約していたのですが、先ほど録画を見始めました。

この日でなくては叶わないコラボが沢山あって、もう永久保存版です。かまやつさんへの追悼コラボでは懐かしくて泣いてしまいました。

その後に冒頭に紹介した熊木杏里さんという方が出てきました。小田さんからオファーがあったそうです。初めて聞くお名前でしたが、その歌詞に心打たれました。

素敵な歌だと思います。中国での公演が増えているとのことでした。
きっとこの番組を見た方も彼女に興味を持ったのではないかなと思いました。
それにしても、最初から最後まで最高の歌ばかりです。小田さんがゲストのそばでそっと重ねる声がたまらなく綺麗で、新しい空間が次々と生まれている、そんな時間でした。
この会場にいるお客様はどうやってここに来ることができたのでしょう。
あぁ、いつかここに来ることが出来たらなあ。わたしも一緒に口ずさんでみたい。見ず知らずの隣の方とも明るく微笑み合える、そんな気がします。
観客の方の顔が皆、輝いています。皆、優しい顔になっています。

素晴らしい番組、これをやりたい!と思った小田和正さんに感服です。出来るならずっと継続してほしい番組です♪


クリスマスプレゼントは

2017年12月26日 | ほんのすこし
友人からのクリスマスプレゼントが届いたのは、毎年同じように24日の午前中でした。
もう何年も会っていない人です。わたしより少し年上の彼女は、同じ女性から見ても素敵な雰囲気をまとっていて、おしゃれなのです。センスがいいことが買われたのか某デパートで働いていました。
送られてくるプレゼントは、わたしが見つけることの出来ないものばかり。

今回は、額縁。
厚い木はそれだけでぬくもりが伝わってきました。この中に一体どんな絵を入れたらいいのでしょう。
ポストカードでもいいなあ。
添えられたカードがまた素敵でした。タッセルがついたそれはまるでどこか違う世界に誘うような。砂漠の上をらくだに乗ってさまよう自分が見える気がする、そんなデザインだと思いました。
誰かのために選んだ品、そこに添えるものはどんなものがいいかしら・・・ その心遣いがなんとも嬉しいプレゼントでした。

さて、来年は何か出来るかしら。
絵を描いたり出来るかしら。
それとも別の何か作り出すことが出来るかしら。

プレゼントを開けて飾ったあと、母のところに行きました。
母がサイドボードを指さして、「今日はあれを綺麗にしたんだ」と言いました。そういえば昨日、弟が昔、沖縄に行ったときに買って送ってよこしたシーサーの重い置物二体がありますが、それを磨きたいと話していたのを思い出しました。とても重い置物なのです。びっくりして
「どうやって?」と聞くと
「立ちながらだよ」と。それなら納得です。あんな重いもの、母には絶対無理ですから。
「結構、綺麗だろ」「うん」
「でも、気になっているところがあるんだよ」と指さす方を見るとサイドボードの上に置いてあるレース編み。曲がっているのを直してほしいとのこと。
「よし、どうせなら全部おろして綺麗にしよう」と言うと、母が素っ頓狂な声で「えー!!」と言いました。
あまりに大きな声だったので、わたしの方がびっくり。
まさか今やってくれるとは思わなかったようでした。物置からレース編みの下に敷くものを探してきて、棚の上にあるもの全てをコタツに置きました。母がすっかり忘れていたものもありました。
写真が好きだった弟が写したものも出てきました。

母はレース編みの下に大事だと思ったものをしまい込んでいたようですが、中にはもうとっくに終わっていた宝くじもありました。もちろん当確を確認した後のものですから、当っていないものだらけです(笑)。
綺麗にした後、また棚の上に写真やら、その置物やら、大きな絵やらを飾っていきました。その中には今年のお正月に母と二人で描いた絵もありました。母がわたしの描いたそれを「色がいいから」と言って飾ったのです。
それを見て、母に宣言。
「決めた! 来年はやってみたいと思ったことをやる前から諦めないで、まず、やってみる!」
「今更何をやるっていうんだ?」
「なんか、やりたいって思ったらとりあえずやってみる! 今年は何もする気が起きなかったし、何もしなかったからね」
「そうだったのか?」
母が怪訝な顔をするのを横目に、頭にはプレゼントの額が浮かんでいたわたしです。

彼女がなんだか背中を押してくれたような、そんな気がするのでした♪


Janis Ian - At Seventeen (Live, 1976)

2017年12月26日 | ほんのすこし
Janis Ian - At Seventeen (Live, 1976)


あの頃、よく聴いていたなあ。ジャニス・イアン。
知っているのは曲だけで、どんな女性でどんな風に歌っているのかもわからず、ただFMラジオから流れてくる歌を聴いて、テープにダビングしたこと。それを繰り返し聴いていた。

だから、今頃になってこうして彼女の姿を見ることができるということに感動している。
歌だけで気に入っていた。歌っている姿を見ることが出来るのはライブかテレビ放映されたものを見るか、それだけがあの頃。ジャニス・イアンをテレビで見ることはなかったから、というより学生の頃はテレビを見るということは殆ど無かった。ラジオが主だった。

ネットの普及でこうして古い時代のライブも見ることが出来る。
世の中の進歩にはついていけない部分も沢山あるけど、その恩恵を少なからず今の生活は大いに味わっていると言えるだろう。

あの頃、見ることが出来なかった人たちの姿を探してみるのも楽しそうだ。

さて、明日から忙しくなる。
疲れないようにがんばろっと♪


カバー画像変更

2017年12月26日 | ほんのすこし
今までのは世田谷美術館に行ったときに孫と楽しんだワークショップで作成したエリック・カールもどき?の画像でした。
夏っぽいので、少し変化をつけようと思って。
以前、未使用の帯を切ってその端をフリンジみたくしようとチョキチョキ。そして糸をほどいたりと。
結構色々な種類の糸が使われていて、太いのやら本当に細くて蜘蛛の糸みたいな糸やら、それらがほどかれていくほどに絡み合っているさまがなんとも不思議な感じがしたのでした。
この写真を見ていると、「糸」という歌を思い出します。

「糸」という歌を知ったのは結構遅かったのです。
昨年だったかその前だったか、「笑ってコラえて」の番組で朝まではしごの旅というコーナーがあって、そこでEXILEのATSUSHIさんが入っていったお店にいたお客様のリクエストに答えて歌ったのがこの「糸」でした。それまで聞いたことがなかったので、すごく新鮮でした。なぜ今まで知らなかったのかと思ったほどです。

中島みゆき「糸」

色々な方がカバーしていますので、そっちの方でも曲は沢山の方に好まれているのでしょうね。

EXILEのATSUSHIさんの「糸」はこちらです

もうかなり飲んでいるのに、こんな風に歌えるんですね~。

カバー画像の糸を見ながら、これまでの人生、そしてこれからの人生に思いを馳せる、それもまた師走ならではかなと思ったりしています♪


見えない

2017年12月26日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

戻ってこない言葉に
どうしようもなく不安を覚えて
一日がただそのことだけで過ぎていく

ただ返してほしいだけなのに
期待するような言葉がそこにあるなんてこと
思ってもいないのに

そう思っていた
なのにどうして
言葉が返らないことが
こんなに気になるのだろう

一方通行の言葉だったんだね
ひとりで勝手に盛り上がって

そんなことがあると
自分というものが
なにやらとても小さきものに見えてきて
心が冷たくなる

見えない相手の心を
戻ってこない言葉で分かろうなんて
思っちゃいけないんだよ
きっと

※※※

「恋する」
その気持ちを
何にぶつけたらいいのかと
思えるほどわたしには程遠い言葉だった

それはきっと
この先も遠い遠い
遙かな空の向こうで
輝いているもの

恋ではなく
ときめくことすら
どこか醒めてみているような
寒々とした
冬の朝です

※※※

母のように韓流スターにときめいたりしてみたいものだ。今のわたしにはそれすら無いんだから・・・



今年はこのままだろうな

2017年12月25日 | ほんのすこし
珍しく11月から雪になってしまい、それでもいつかは溶けてしまうよって思っていたけど。今年はこのまま根雪になりそうな感じです。
どうりで連日寒いわけです。あまりにも寒くて悲鳴をあげている身体ですが、とうとう日曜日には朝からすごい鼻水。咳も出てきて・・・。
でも鼻水は午後になると収まるので、そんなに深刻じゃないのかななんて勝手に思っています。

土曜日はクリスマス会に参加してきました。といっても午後7時というのに再配達の荷物が届かず、いまかいまかと時間が迫るのを気が気でない気分で待っていました。集合時間の7時が過ぎても来ないので、こちらから電話を。
電話の向こうから悲鳴に近い声が聞こえてきました。どうも年末で荷物が立て込んでいて希望時間帯には届けることができないようです。次の日の午前中に回してくださいとお願いしたら、その時間で持って行けるかどうか・・との答えでした。
でも次の日、偶然にも私宛に届いていた荷物があって、全部一緒に届けてもらうことができました。宅配のお兄さん、ねぎらいの言葉をかけたのですが、時間が惜しいのかすぐさま戻っていきました。彼もまたクリスマスをゆっくり味わうことの出来なかった人なんだなと後ろ姿を見送りました。そのあと、急いでタクシーに連絡。またまた遅刻してしまったわたしでした。

クリスマス会の翌日、再配達をお願いした日曜日。
午前様だったわたしは朝起きたときから、鼻水攻撃と戦っていました。しかも咳がつきまとっていました。目が覚めたとき、あまりの寒さにぶるっとしたほどです。暖房がなかったわけではないのです。普段の設定ではまかないきれない寒さだったというわけです。
日曜日はもう最悪で、一日中鼻水との戦い。とにかく下を向くと出てくるので、パソコンにも迎えません。仕方がないので薬を飲んでコタツにゴロゴロ。横になっていると鼻水はいくらか良いのです。これって怠け者になれってこと?
そう、怠け者にならざるを得ない状況。薬が効いたのか、少し良くなったのですが、今日も午前中は鼻水だらけ。

風邪じゃなくてアレルギーなのかなあ。
年末で買い物とかもあるし、病院に行く時間が惜しい。
常備薬を飲んでしのいでいるけど、早く回復しないと。

それにしても風邪もひきやすくなったし、身体のあちこちに不具合が出るようになりました。母が
「85になったら、どこがというわけじゃないけど、駄目になったなあ」と今日話していました。どこか気持ちが萎えているなと感じた瞬間でした。あんなにわたしを叱咤激励してくれていた母が気弱な部分をさらけ出して、年を取るということはこういうことなんだと教えてくれているような気がしたのです。

出来ないことが多くなった母。もっと手助けしてあげなくちゃと思いますが、自分のことを先にやっているとついつい母のことが後回しになっています。これからは最優先は何なのか? を考えながら行動しなくては。
それにしても今日は一日中荒れ模様。
大丈夫かしら、明後日。飛行機無事に飛ぶのかしら。迎えに行ったら誰もいなかったってことにならなければいいのだけど(笑)


夜に

2017年12月22日 | 朝のことば&つぶやき
※※※

ひとり
背中に響くなじみのある音
部屋に漂う空気感は
ここで過ごした時間を滲ませている

わたしの耳に心地よい
ビートの効いた音たち
激しすぎるのはドラムだけど
それもまた次のソロへと移りゆく

夜の
どこかぽつねんとした空間で
わたしが漂うこの空間で
身を委ねたくなるほどの勢いで
音がうごめいている

あぁ
聴きたかった音って
こんな風に身体に沁みていくもんなんだ

※※※

言葉にできないものが
この胸にあって
それがなんなのかと
不安に駆られていて

でも
なんてことはない
ただ自分で自分を信じていなかったってことなんだと
わかったんだよ

もっと自分を信じろよ

でも
やっぱり自分はそこそこでしかないって思っちゃうよ

だからってやってきたことを否定するのはどうかと思うよ
そんな風に自問自答
ついでに言えば
自分を買いかぶらないようにしろよってことだろうね

※※※

夜は静かに更けていく
まるで
今日一日が何事もなかったかのように
誰かの苦しみや悲しみなんて
どこにも無かったかのように
でも知っている
夜は
彼らの
そして彼女らの
流した涙の色を
染みこませて溶かしているんだってことを

ただ黙ってね

※※※

勘違いというか・・・

2017年12月22日 | ほんのすこし
昨日、見知らぬところから電話が入りました。わたしの名前を確認するのですが、最初に向こうの名前を言いましたが、全然聞いたことのない、しかも最初がよく聞き取れずどんなところからの電話なのかわかりませんでした。
突然、コンビニ決済の話になり、ますますわたしとしては全然見当もつかず、受け答えに少し戸惑いがありました。
「どんな品物なんですか」
「サーモスタットの魔法瓶みたいなもの」という説明にますますわからない状態のわたしでした。だって買った覚えがないのです。
「それってわたしが注文したのでしょうか」
「メールで注文されています。」
「どのメールで?」
「Gメールです」
「えっ? (Gメールってわたし使わないし、ますます怪しい、成りすましか?)」
「支払いはコンビニ決済でいただいています。ご家族のかたが注文されていたのでは?」
「はっ?」
「ただそちらにお送りするのにご住所が途中で切れているので送ることができないのです。それでお電話を」
「あのぉ、メールアドレスって」
「はい、○○○○○ 」と言いかけた言葉を聞いて、ピンときたわたし。
「あぁ! それ息子のアドレスです!・・・もしかしてクリスマスプレゼントだったかもしれない」
「あ・・・、それではこちらから連絡があったことは内緒ってことにしてください」
お互いに電話の向こうで笑い合ってしまいました。

そんなことが日中ありまして。
でもなんでクリスマスプレゼント? って思っていたのです。少し前に息子からプレゼントは漫画にしたと連絡が入ったばかり。11月に帰省したときに『BLUE GIANT』をたいそう気に入ったので、代わりに自分が気に入っている漫画をプレゼントしようと思ったらしいのです。それはそれで嬉しいと思っていたのです。
ちょっと日中の電話がいまいち消化不良でした。

夜、ご機嫌なわたしに息子から電話ありました。
早速、日中の電話の話をしました。
「あぁ。それ自分用なんだよ。来年から仕事するときに必要かなと思って」
「なぁ~んだ。担当の方にクリスマスプレゼントかもしれないって言ったら、電話かけたこと内緒にしてくださいって言われたよ」
「いやぁ、悪い悪い」
なんだ、自分用か。紛らわしいことするなあ。それにしてもわたしの住所くらいちゃんと覚えておきなさいよ(笑)。

クリスマスプレゼント、二つも届くのかとちょっと期待しちゃったじゃない(笑)
それにしても担当者の声、なかなか素敵だったな・・・


冬に暖房が効かないって・・・

2017年12月21日 | ほんのすこし
さよなら、ベイビー
という記事で、8年間付き合った車とのお別れを書いた。
その後、無事に次の車に乗ることができ、それがまた前の車よりずっと大きくて。SUV? とかいうもの。なにしろ車高が高くて、連日の雪が車を覆っていて上の雪を取り払うのでさえ、背伸びしても無理だという(笑)。
毎日、悪戦苦闘の雪との戦い。まさか車でそんなに苦戦するとは思ってもいず・・・

その車、最初に母を乗せ病院に行ったとき。
「なんだか全然暖かくないね~」
と二人共話していた。まだ空調とかの使い方がわからないせいだろうねってことに落ち着いた。
でもそれからわたし一人が乗っていても、どうもおかしい。

取説を読んだりしてあちこちいじったりしたけど、ちっともあったかいって感じない。
慣れない車だから、自分の取り扱いがおかしいんじゃないかって思っていた。恐る恐る会社に昨日電話してみた。最初、電話口で車をいじってみたけど、やっぱり駄目だった。
ということで車を会社に持っていくことに。ちょうど前に乗っていた方が会社にいるというので、その方から使い方をご教授してもらおうと思ったのだ。

「あの~、わたしの使い方がおかしいかな」
あちこちいじっている隣に向かい恐る恐る聞く。
「わたし、壊してしまったのかな」
「そんなことないですよ。わたしが使っていたときはこんなじゃなかった。今は全然暖かい風が出ていないですね。使い方というよりディーラーに連絡したほうがいいです」
後ろにいた方がすぐ連絡した。あいにくの休日だったのにもかかわらずディーラーが電話に出たようだ。

結局、今日車を引き取りに来ることになった。
電話をした彼女が
「○○、代車はどうしますか? △1か△3と言ってますけど」
隣の彼に「どっちが小さいの?」と小声で聞く。
「△1がいいですよ」と答えたので、「すみません、△1でお願いします」と答えた。

なんだか前の車に未練たらたらだったのがわかったのか?
それでストを起こしてしまったのか?
ごめんね。別に嫌いじゃないんだよ。
ただ大きすぎて扱いに戸惑っていただけなんだよ。

そんな気分で今度の車を見た。
あと少し、来年とちょっと。おつきあいして行かなくちゃ。今の所、毎日緊張しながら運転しているけど、いつか慣れるよ、きっと。