※※※
足元で
波がささやく
” 待っていたのよ” と
たったひとりのそこは
ひとりだということを
忘れさせてくれそうな
ひたひたと
しのびよる
甘やかな匂いに
夜は夕暮れから衣装替えをする
満天にちりばめられた
数えきれぬほどの またたきが
波の上で見え隠れ
わたしの時間が
ひとりの時間が
こうして静かにすぎていく
目をつぶると
一瞬だけあの頃に戻ったような
甘やかな匂いとともに
若さも一緒に戻ってくれないかしらと
ありもしないことを
ふと
思ったりする夏の夜
※※※
古いマウス画は、いつも昔のわたしを思い出させてくれる。
※※※
足元で
波がささやく
” 待っていたのよ” と
たったひとりのそこは
ひとりだということを
忘れさせてくれそうな
ひたひたと
しのびよる
甘やかな匂いに
夜は夕暮れから衣装替えをする
満天にちりばめられた
数えきれぬほどの またたきが
波の上で見え隠れ
わたしの時間が
ひとりの時間が
こうして静かにすぎていく
目をつぶると
一瞬だけあの頃に戻ったような
甘やかな匂いとともに
若さも一緒に戻ってくれないかしらと
ありもしないことを
ふと
思ったりする夏の夜
※※※
古いマウス画は、いつも昔のわたしを思い出させてくれる。
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