katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

***お知らせ***

2012-07-12 22:16:02 | Weblog
ただいまお教室のホームページ「モザイクタイルアート教室KATSU」の運営サーバーにシステム障害が発生しているようです。
一部のページが見れなかったり、画像が表示されない、あるいは全くサイトが閲覧できない状況の様です。また公式ページ「特殊造形装飾人KATSU」においてもアクセスカウンターが表示されない状態になっています。
ご迷惑をおかけしますが、今しばらくお待ちください。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高洲の公民館のサ-クル活動

2012-07-12 00:35:59 | モザイク教室
前回、キウイのをアップしなかったから、まずはキウイから・・・しかしこれにコメント
は必要無い感じなのね・・・・もう好きにして頂戴ぃぃ・・・・でしょ?



それと体験にキウイのお知り合いの方がいらっしゃって、キウイが目の前に座って、
話しながら和気藹々と難無く終了。体験らしい良い作品が完成。

今回の夏の教室にも、子供さんがご参加の事。お母さんのように良い作品を作って
欲しいのね。



そしてお母さん。コツコツと進んでいて、今月末にアトリエ教室があるので、いよいよ
終わりに向かう感じがして来た。



次はのりちゃん。ここはもっと終わりが近づいている。細かい事が好きじゃないと
言いながら、随分と根気強くやっている。



そしてアルルの母ちゃん。ここも実にコツコツと進んでいる。ただ流石にタピオカの
友達だけあって、石橋を叩き壊しちゃうくらいに慎重なのね。

それでいつも教えている1歩先を読む・・・ここを何とか教えたいのね。
所が恐らく完成の下絵を横に置かないと、イメ-ジが浮かばないのか?これで良いのか?

と不安になるのかな?更に、今やっている事が終わってしまうと、その1歩先を読まなきゃ
って不安になるのか?手が止まって進まなくなる・・・そこで順番に全部終わらせずに

残して次へ・・・と教えたものの、何か中途半端に残しているのが馴染みが無いのか?
ついつい順番に進めてしまう・・・。何とかそこを治してしまいたいのだが・・・

そうすれば今回のような、夏休みが入って1ヶ月飛ぶような事があっても、それさえ
出来るようになれば、時間があった時にやろうかな・・・って時に悩まず進める。

ただそこを全く気にしなければ、作品のグレ-ドとしては全く問題が無いので、
何も言う事は無いのね。丁寧な仕上がりなのね。



そしてタピオカは・・・夏の子供教室の下地。これだけ他の下地と内容が違うんだけれど
・・・・実に複雑なラインを丁寧にやり切ったのね。

・・・・らしいと言えば、らしいのね。ただこれが後になって若干問題になるのね・・・



それでこの後、アトリエに戻って・・・・実はこの夏の子供教室に使う箱の方、
IKEAの箱・・・これが足りない事に気が付いて、昨晩買いに行ったのだけれど・・・

もう無くなっていて・・・その足で100円ショップなどに代替を探しに行ったのね・・・
そしてやっとニトリで見つけたんだけれど・・・・変更をするのに、どの会場となり

結局、びれっじさんの所となって・・・昨日の夜半に作った新たなサンプルを持って
観て貰う事になる。そんな訳でびれっじさんに・・・

結果から言えば、何の問題も無く終わったので助かったが、何ともイ-ジ-ミスな感じで
ある・・・しかしながら1つ199円とかさばる箱・・・残ったらどうしよう・・・とか

何個買えば・・・と完全にひびった事が、こうしたミスに繋がった・・・
ただ昔はそれが足りなくなるのが怖くて、恐ろしく買った事もあったが、

その頃よりもやる事が多くなって、アトリエにもモノが多くなったし、これ以上は
許容範囲越えな気もしたのも事実だし、この見極めは難しい・・・

そんな事もあって、タピオカの下地を付ける箱が無くなってしまって、遊びの
余裕が無くなってしまったのね。本来サンプルと違う下地が面白いんだけれど・・・

まっ行き先の構想はあるんだけれど・・・。無駄にするつもりは無いのね。
ただじゃ転ばないのね。

と言う訳で、やっと下地に終わりが見えて来た・・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リピ-タ-さん教室

2012-07-11 07:13:38 | モザイク教室
いらっしゃるまで下地を箱に合体。


さて、事前に聞いていたのは四角な板のみ・・・そんな感じで用意していたのだけれど、
作りたいと描いて来た下絵を拝見すると、何点かあったがこれを選択した。

理由は簡単で、これを月1回で作り続けたとしたら・・・飾る時期がピッタリになる・・
そんな事からこれを選んだのね・・・俺は。

しかしながら、3つあったのだけれど、1つはハイヒ-ル、1つはこれ、そしてもう1つが
フラメンコ、本人が一番作りたかったのは、フラメンコ。

ただそれは本人も難しいだろう・・・と判断していた。しかしながら残りの2つも大して
変らない難易度・・・そんな中、色々と聞いて見ると、これは・・・と感じる節がある。

それがバックはノ-プラン。そして何と無く淡い感じでぼぉぉぉっと・・・のような表現
これが一番の大問題なのね・・・良くある事なんだけれど。

例えばデジカメで体まで入れて撮った画像を思い浮かべて見て。更にハイヒ-ルをアップ
そして、この魔女も・・・そして思い浮かべたバックの比率・・・・

どう考えても半分以上はバックとなる。これをやりたい事と仕方ない事として2分割したとする・・・当然バックは仕方ない事になる・・・これってどう?

だから1cmタイルに変って行く時に、やる気になって体験じゃなく、リピ-タ-として
やって行こうって時、こんな作品作りって・・・いかがなもんか?となり、

それでは1点集中でやりたい事本体のみ・・・なんて提案をする。
何しろ折角本体でやる気満々として頑張ったとしても・・・・じゃ後はバックで、

ちょちょいのちょい・・・って。聞いただけでもグレ-ドを下げる。
これを防ぐ為にも、本体のみで様子を観て、もし最後まで完成出来たとしたら、

それでは次回はフラメンコをバック付きで・・・とオッケ-を出しても・・・と言うと
これになったのね。勿論、ハイヒ-ルって選択もあったけれど、下絵のグレ-ドが

3つのうちで一番低かったと思われたのね・・・何しろこの魔女、色々な点でも、
試したい事が出来る。今で言うなら、監督くんの指導と同じなのね。

監督くんは3年構想。1年目にカメを作り、今年はゲルニカ風味と来て、来年は立体を
作りたい・・・・と3年間で集大成とするつもりなのね。

ならばこのリピ-タ-さんの場合なら、バックは無しでこの魔女が終わるのなら、
人が練習出来る事になるし、掛かる時間の練習にもなる。1cmタイルの練習にもなるし、

色が単調なので、色選びに悩む必要は無く、色では無く形に集中出来る。
そもそもモザイク教室とは?料理教室に例えれば、まず包丁さばきの練習。

道具を使いこなして、味付けね・・・勿論味付けとは?モザイクでは色になる。
味を薄めたり、濃くしたりね・・・。

こんな事を説明した後、1cmタイルの黒のみで監督くんのように4分の1にして、
縁取りするから仕込んで置いて・・・俺は下地作成に入るから・・・と放置。

本来事前に送って下されば、放置はしなくて済むんだけれど・・・まっいずれにせよ
何とか今日も逃げ切り・・・それにしてもグレ-ドの良い下絵だったのね。

それに応える下地は作ったし、後はそのまま慌てず繋げれば良い作品になる。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱり下地の続き・・・・

2012-07-10 03:04:37 | モザイク教室
結果はこんなペン立てになるんだけれど、何しろ恐ろしい位の工程がある・・・
ここまで来るのに・・・・・。

まずはプレ-トだけなら特に問題は無かったのだけれど・・・縁取りの目地をしないと
仕上げの時に面倒な事になりそうなので・・・



これに目地を・・・すると、



これを綺麗にして、・・・しかし今度はMDFにペンキを塗りたくなって・・・


そして最初の画像に・・・・何とも手の掛かる下地となった。
昔も色々とやっては来たが、何一つやっていた時は楽なんて無かったが、

今回はまたまたその上へ行くものになった・・・・こりゃ参った。
ただやっと終わりが見えて来た。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

NHK学園分の仕込み

2012-07-09 06:55:31 | モザイク教室
連絡では今の所15人。ただ20人までは受け付ける予定です・・・・と言われている・・
まっそこまでは作る必要は無いとは思うが・・・・

何しろガツガツ進むものでは無いのね・・・・ずっと1cmタイルの4分の1を切って、
それを調整しながら張って行き、しばらくしたら、はみ出したボンドを取る・・・・

ずっと内職のように同じ事を繰り返す・・・・これは1枚あたり何分?って言うものでは
無いのね・・・やっている行為は一緒のようだけれど、1枚あたりいくら?では無い。

何しろただ単価を考えたら、やらない方が良い事になるし、いやこれは宣伝みたいな
もので、やらなきゃ・・・なんだ。と言い聞かすも、流石に果てしない感じで、

騙し騙しやって行く・・・そんなもの。しかも単調で難しい事も無く、淡々と終える・・
しかも常連クラスなら誰がやっても、俺と比較しても差は出ない・・・そんな感じ。

せめて大人のプレ-ト位になれば、上手さの違いは出るだろうが・・・・作家katsuの
プライドって言うのもあるのだろう・・・ストレスを感じたりもする。

そこを何とか、気持ちに折り合いを付けて何とか気持ちが切れないように・・・って。
何しろ1点モノを売りにしたいのに大量生産・・・って全く逆な事。

しかも常連がやっても俺がやっても、そうそう差が出ない・・・嫌、出す事がダメ。
みんなと一緒くらいに仕込まないと・・・ってこんな気持ちでやると、

あじさいの時みたいに、おいおい結構やるじゃん・・・やばっ俺・・なんて事もあるから気を付けなきゃね・・・あはははは。

そんな中、びれっじさんに電話すると、大人のプレ-トを後2枚って事になって・・・・
いずれにせよ、明日でひとまずメド・・・そんな感じにしたいものである。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オ-ドリ-教室と穂竜の下地

2012-07-08 01:40:46 | モザイク教室
さてさて、まずはびれっじさんでの大人用の下地作り。穂竜って金魚がやってみたい
・・・・そんな話があって・・・それって注文じゃん・・・と思いつつ、

とは言うものの、それが作品を買って頂いた方となるとね・・・そりゃお礼って意味でも
・・・・となるじゃない?そんな訳で、雨が降って来る前に・・・・と下地作成。

昨日大体下絵は完成しつつあったが、何故しつつか?って言うのは、実際今度は木を切る
ってなると、切ったり、彫ったりに不都合があったりするのね。

こんなの切れたとしても、彫れ無いじゃん。物理的に無理ってね。
けれど描いている時から、そう言う事を考えて下絵に規制を掛けると、こじんまりする。

そんな事からも、描く時は割りと自由に描いて、実際下地作成の時に、これは無理って
変更する。それが随分と見切り良く出来るようになったのね・・・俺。



と言う訳で完成。世界が広いって言ったって、穂竜のモザイク・・・何処行ったって、
無いね・・・きっと。金魚って大きくくくっても、そんなに沢山なんて無いだろうって

思うのに、もはや知る人ぞ知る・・・観た事ある?実物って、そんな希少な個体。
金魚屋さんにだって、いつもあります・・・って個体じゃない。

頭にハ-トっぽいゼリ-みたいな柔らかい座布団みたいなのが、乗っていて、眼が若干
出目金ほどじゃないけれど、出てて、体がなんぶ風鈴みたいなボコボコってなってて、

初めて観る人の感想なら、うぇキモイ、病気なの?って言う否定的なものか、逆に
何かとても変ってて可愛いぃぃ・・・のいずれかの両極端になると思うのね。

こう言う1つのものの感想が両極端になるものが、本当の意味での個性的であるのね。
これが何か素敵ぃぃ・・・・が年齢、性別関係無く、満遍無く点数の良いのが、

万人受けとなる。ん・・・そうねぇ、きっと流金って丸っこいのがそれになるかな?
赤いべべ着た可愛い金魚ぉぉぉ・・・で始まる童謡なんかの挿絵なんかは、

そうだった気がするんだけれど。まっいずれにせよ、金魚屋さんでの体験教室には
かなりマニアックで、らしいと言えばらしいとは思うのね。

そんなこんなでオ-ドリ-教室。まずいきなり大事な話があって、この夏数ヶ月の間に
取得したいものがあるらしく、しばらくお教室をお休みする事になったのね。

まぁこれに関しては、ずっとこの数年土曜日はお教室・・・って生き方をしていたのは
オ-ドリ-だけでは無くて、俺も先生として向き合っていた訳で・・・。

ずっと走って来たのだから、ちょっとお休みしても弟子の権利取得って所まで来たから
上手くなった・・・しかも休んでも戻って来られる・・・・その位は出来るだろうと

判断し、休めば・・・と送り出す事になった。とても良い機会である。
同じ弟子として、大阪のかぐやのように遠方でそうそう来られない奴、そして

仕事の休みがそうそう取れずに育児の真っ最中のさくら・・・のように、やっぱり
来たくても来られない・・・そう言う事が一切無かったオ-ドリ-には、

そう言う人の気持ちを体験するには非常に良いと思うのね。上に行くって言うのは、
行くって言い方もあるが、行かせて頂くって言い方もある。

神輿の上にかつがれる・・・かついで頂く、上に乗る、乗っかる、・・・と表現は
色々とあるが、自分の置かれている立場などを考えれば、どれがふさわしい表現か?と

なって行く・・・それが心技体で言う所の心。別にそんなの良かろう・・・って
言うのでは、腕だけの人になる。気崩しはあくまで知った上で、ボケ無いとね。

そんな事も踏まえた上で、休みたい・・・って言うのも、ただ取得の為では無く、
習慣付いた事を何ヶ月も休んでの取得するのだから・・・合格しなくちゃ・・・・と

モチベ-ションを上げてやらないとね。それが何かやらされるんですよね・・・とか、
何かね・・・と本人のやる気が何と無く始めると、続かなくなる。

しかも習慣付いた事が本当に大事な時間だったなら、当然相当なダメ-ジも喰らう。
何気なく浸透していたのなら、意識無くやっていたのだから、当分やれない・・・と

気が付いた時には、何でこんな事しなくちゃならないのだろう・・・と思ったりすれば
やりたい事が何だったか?それが出来なくなると、どんな事になるのか?それを判るのは

そうなってから・・・って言うのなら、一体俺が何を教えて来たのか?はぁ?って
言いたくもなるが、一歩先を読めば、自分自身の事・・・どうなるのだろうか?

振り返り方も教えて来たはず。タバコの代わりとなった金魚・・・モンゴルでの俺。
自分の生き方、習慣となった時間を失うって言うのは、たった1週間とは言え過酷。

それが数ヶ月。所が俺の場合は期日があって帰国出来た。だから元に戻れる。
しかしながら、それは何も無かったから戻るのに難しい事が無いからであって、

ダイエットをしてて、数が月の間辞めなきゃならなくなった・・・って生活が始まり
俺の場合は強制的に入院したみたいだから完治した・・・って退院って感じだが、

奴の場合は、別にモンゴルでは無くて、日々の生活からモザイクが無くなるってだけ。
他はすべていつものままね。入院では無く通院って感じだね。規制は無い。

娯楽がごまんとある・・・時間はあって・・・

そんな数ヵ月後、どうやってダイエットに戻る?きっと食べちゃっているよね・・・・
色々とね。ずっと勉強している訳じゃないしね。勿論勉強しながらも食べられるしね。

つまり苦しい事からの開放って事になれば、中々帰っては来れないし、楽しい事と
考えれば、土曜日になれば、モザイクやりたいなぁ・・・って事になる。

その時に同じ弟子の2人の気持ちになれれば、あぁ来られるって・・・と思う事だろう。
2人の分も・・・と背負える事になる。それを意識出来てプレッシャ-をもバネに出来る。

そんな事が出来るようになれば、人として成長も見られるはず。心の成長強制月間と
銘打って行って来い・・・と送り出す事にした。

と言う事は、当然俺もその時間が無くなったと言う事になる。土曜がポッカリね。
さてさてどう言う土曜の過ごし方があるのか?となると、これがいつも通りなのね。

朝、佐々木養魚場へ行って金魚を観て、アトリエで仕事をしつつ、FM江戸川を聴き、
かおるさんにリクエストを出せば良いだけ。以前のkatsuに・・・元に戻るだけ。

ただあったものが無くなる・・・って言うのは、寂しいって感情が生まれる。
けれど生きていれば、期限があるのだからまた元には戻るだろう・・・がしかし、

それではいけないのがトップに立つ者。元にではいけない・・・方や休む、方や続ける
当然、差を付けるべき。大きく。違いをはっきり。

先生であったり、師匠であったり、上に立つ者として本当の違いが判るのは、
そんな時に良くある事で・・・・退院した時に本当の意味が判るのね・・・大抵。

まっ、ワンピ-スでもあったよね?義理の兄を亡くした主人公が仲間とその後に会う時、
みんなが久しぶりに出会う時に、みんな己を鍛えて別人のように腕利きになっている。

しばらく振りにあってそのまま・・・そんな訳には行かないのね・・・俺も。
きちんと遥かかなたに見えるように・・・そうならないとね。上に立ちたいのだから。

しっかし、とは言うものの、地道に辛抱ってのは疲れるのね・・・面倒臭いなぁ・・・
ってのも本音。そんなに立派じゃないからね・・・所詮その程度。

けれど、四苦八苦して泥臭く生き様や制作している様子、指導とこうして本音で
道のりを書き続ければ、きっと自分もここを観ている人も振り返って貰った時に、

成長が見られるのなら、俺はまた、また、と着実に上へ向かっている事になる。
タイル屋のままのようなままでは終われないのね・・・ありゃお金と引き換えの商売。

誰も泣きゃしないしね。今の俺の生き方は観ている人達が一喜一憂して頂けるような
そんな事になっている。今はとても少ない人数だけれどね・・・。

こう言う生き方は商売では無いから、表現の仕方が判らないから、芸事で飯を喰うから
芸人と言っているが、いずれにせよ、立ち止まっても良いが進まないとね・・・・

後退ばかりじゃ観ている人達がつまらなくなっちゃうものね・・・折れ無い心。
やっぱり強靭よりもしなって折れない方が俺らしい・・・・

おっと随分と長くなっちゃったけれど、指導内容としてはかなりシンプルなんだけれど、
枠をコロを使いたいって言うのね・・・・そこでそうなるとどんな感じ?と質問すると、

スポ-ツバ-に掛かっている感じ・・・と言うのね。ほぉぉぉ、そりゃカジュアルだね。
そもそも紋章って言うのはフォ-マルなものだよね・・・

大事なのは本物はフォ-マルなのに、カジュアルになって行く・・・しかもそれでは
レプリカって感じにはならないかな?つまり大事なのは格式とか重み・・・

ここで大事なのは、質問に対してスポ-ツバ-に掛かっている感じ・・・とイメ-ジが
出来ている事。実に判り易い。そしたらその後も掘り下げるのね・・・・

誰が観ているのか?誰の表現なのか?つまり今の表現はあくまでオ-ドリ-なのね・・・
表現しているのは・・・。これを小話風にすると、とある街の老人が経営する古い

スポ-ツバ-でね、骨董品屋の親父が見つけて・・・こんなものが・・・どうして・・・
これは凄いぃぃ・・・・って言ったとする。ほら何と無くオ-ドリ-が表現したのとは

格式が上がったでしょ?これこれ。こうなると、レプリカじゃなくなるのね。
そうなると、コロを使った事で格式あった紋章が一旦可愛く、安く、カジュアルに、

・・・とこんな表現に変って行くから、偽物・・・つまりレプリカって表現になった。
そんな感じなんだろう。しかし何と無く選んだコロにそんな意味は無いのがオ-ドリ-。

そこをそれにするとどう見えるのだろうか?人は・・・と客観的に見る事も必要だが、
あくまで私の目線1本。ここを少なくとももう1人の自分を持てるようになると、

一旦立ち止まる事が出来る。つまりこんな事が先を読む・・・に繋がって行く。

良くファンタジ-で見る、白い自分と、黒い自分みたいな・・・あんな感じ。
しかしながら、こんな話をちょいとすると、じゃあこんな感じ・・・これかな?って

ほんのわずかな話を膨らませる事は出来るようになった。確実にオ-ドリ-に足りないのは
格式。これからオ-ドリ-は作品としてファンタジ-なんて事になって行くはず。

ファンタジ-は何を作ってもデフォルメしたキャラが立たないと、可愛さが増さない。
こんな事は恐らく基本。そうやって脇役なども上手くデフォルメしたとする。

それが上手く行った上に、とっちらかったような色合いを乗せるから、派手になる。
場合に寄ってはとんちんかんにも思えるくらい・・・にね。

ここまでは完全におふざけにも思えるような漫画の世界になりがち・・・これが、
カジュアルと表現していた部分。そこにきちんとした・・・格式、重み、規則正しい、

そう言ったフォ-マルな事・・・これがきちんと入れられれば、全く違うものになる。
単なるおふざけには見えなくなる・・・ファンタジ-でも凄い・・・の表現は十分出来る

可愛いだけしか無い訳では無い・・・前回の古時計なんて言うのは、これからのバックに
十分使える練習になったと思う。あれは格式があった。

こんな事が振り返って、常に今の作品に乗せられれば、考えるって言うのは、
こう言う振り返りの事でもある・・・そんな事も理解出来るだろう。

ただ遊びの作品でここまでの指導ってのは、どんなもんかな?とも思うが、しばらく
指導出来ない事も考えると、ついつい老婆心をやったようである・・・・

いずれにせよ、新作は秋になるだろう。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リピ-タ-さん教室とNHK学園の仕込み

2012-07-07 05:49:36 | モザイク教室
午後からのお教室の前はNHK学園の仕込み。ずっと4分の1の仕込みはやっていたので、
張込み。夜間もやったんだけれど・・・・6枚かよ。


一応途中経過の連絡は15人だから、まだまだ・・・・

さてそんな中、月に1回キ-プのリピ-タ-さん教室。モザイク経験者で、最初から
ビシビシお願いします・・・と言われたものの、何しろきちんと切れる、きちんと張れる

そんな基本が出来るようにならないと、テクニック以前の問題になる。
そもそもモザイクをする・・・この行為自体がロングランなのだから、楽しいモザイク

なら、数回で終了って完成なら特に言う事は無いし、逆に体験なら下地さえしっかり
していれば、完成が良くなるので出来た満足度もアップする。

そんな事からもここの個人レッスンは本気になったりすると、当然さり気無く厳しくなる
何故なら、体験と違って大作のグレ-ドを上げるのは、俺の口と生徒の踏ん張り・・・

これのみ。誰も助けてはくれない・・・完全に趣旨が変って来る。楽しい・・・とは。
そんな事を踏まえて・・・、今日はヒレ部分。まずは背びれから。

この金魚はキャリコと言う種類で、ザックリ言えば、浅葱色〔あさぎ〕と言う青っぽい色と、黒、白、赤などがマダラに入る種類で、それは必ず決まって出来るものでは無いので

いかに美しいと感じるか?が問われる。生体の場合は生産者が掛け合わせて、良いと思う
モノだけを残し、他を排除して行くものだが、それを腕のみでいくらでも作れるのが

モノ作り。さてそれでは大事になるのは、自分が考えるキャリコは?となるのだけれど、
そんなもん初めてキャリコって品種を知ったのに、何が良いか?って言われても・・・・

って・・・。そんな事になった。見解の相違なんだよね・・・ここ。良くある話で・・・
例えば、初めて食べる食事を出された時に、これを掛けてお食べ下さい・・・なんて

あるよね?これは至れり尽くせり。じゃ楽しく食べりゃ良い。マナ-には気を付けて・・
そんな感じ。じゃ初めての美容院。どう致しますか?って質問されないかな?

そこでこうして下さい・・・か、お任せしますとなる。こうして下さい・・・は
自分の意思がはっきりする。けど、お任せします・・・は相手を信用しているか?

逆に面倒だし・・・任せるわっ・・・ってのもある。更に、いつも言わなくても
やってくれるし・・・なんて言うのもある。

つまり前者なら自分の意思表示がはっきりしているので、問題は無いが、後者では
色々と取り様があるが、お任せって言うのを選択した瞬間、実はそれも自分の意思

なんだけれど、大抵はその意識は薄いから、良くある話で、結果が自分と違うと
はぁ?何て顔をしたり、これっきり・・・なんて事が多い。

勿論、当たれば良い腕の持ち主となったりもする。更に腕が良いって話を聞いて
いらっしゃったりもする・・・・まっこんな事があったりする。

こんな事を踏まえて考えると、まず大事になるのは単なる好みなのね・・・最初は。
腕がうんぬんってよりもオリジナルを作るって言うのは、俺に貴方の好みを

教えて下さい・・・ってのから始まる訳で・・・つまり自分を語る・・・ここ。
勿論こんな質問したら、はぁ?馬鹿じゃん、死ねって話になるでしょ?突然過ぎて。

だから、なるべく遠回りして世間話から、それがそうなら、これは?これがそうなら、
これは?と、こっちもいきなり向き合わせないようにしているんだけれど、

かぐやに言わせると、katsuの質問は、みのさんのファイナルアンサ-よりも緊張する。
何か答えがあって、それを答えないと・・・と。最初はね・・・・と言われる。

そうね、何しろ月に1回付き合っている人に、これでもか、これでもか・・・と質問を
すれば、進めながら話されるんだから、慣れるまできついわな・・・。

そうね、この方もしばらく自宅ではやらない・・・って言ってた人。
この教え方は、自宅で困らないように・・・の教え方だから、こんなに自分を語りながら

進める・・・なんて高度な事は、今必要では無かったか・・・となる。
となると、ここでどうしようかな・・・?と考える事になれば、当然進みが遅くなる。

けれど、慌てない・・・と言っていた以上、それは問題無さそうだが、そもそも
のりちゃんのお母さんもそうだったように、心変わりはある。

しかも、のりちゃんのお母さんのは大きいから、仕方ないよね・・・で済むが、
20cm程度の大きさでどんなに果てしなくなってしまうのか?・・・となれば、

果てしなさの覚悟をするのに逆に覚悟しづらい。そんな事もある。
いくらなんでも、そんなには掛からないだろうから・・・と思っていたら・・・ね。

要はこうしたお互いの考えをぶつけながら進まないとならないのだけれど、

先生だから言えない・・・とひるんでしまえば、今の俺程度でひるむのなら、
俺は今後も向上して行くだろうし、今以上にひるむ事になるだろう・・・

しかし、今度は逆にそうならないようにする為に・・・と挑んで来ちゃうと、叩きのめされるだろう・・・それは先生だから・・・。

こんな事から、そっか・・・と思う節が見つかったので、質問を1つだけしたのね。
どんな先生に習いましたか?・・・と言うのは、俺は誰にも習っていないし、

一度しか他の先生を観た事が無いのだ・・・すると、思った通りだった・・・。
質問をするまで先生は他の事をやっている・・・・やっぱりね・・・。

この場合うちでは、明らかに腕利きになった常連になった人達にやるやり方。
いちいち言わなくても判るよね?・・・って一言、二言で理解出来るだけ浸透している

・・・そんな人達への指導。そもそもその質問とは?内容は自信が無いんだけれど・・・
って時に、後押しして・・・って感じかな・・・おぉぉぉぉい、それ必要かっ・・・

って言うだけで、苦笑いする・・・こんだけ。こんなもん指導じゃなく安心みたいなもん
常連なら、俺ならこうする・・・って言っても、出来るだろうが、切る、張るに安定感が

生まれないと、そんな後押し無駄になるだけ。つまりこの場合の質問って言うのは、
間違いなく悩んだ事が何だか判っている・・・そんなのは質問じゃない。

本当の質問って言うのは、質問が出来ない・・・判らない事が判らない・・・。
何がどうして良いか・・・こんな時・・・つまりどう質問して良いかが判らない・・・

そもそも質問出来るって言うのは、ほぼ判っているからであって、その時点で答えは
出ている。本来、判らない人は手を挙げられない・・・。

こんな事を踏まえて考えると、方や聞くまで黙っている・・・静かな状況。
方や、片っ端から休み無く、質問質問また質問・・・・答える方も大変だが、

質問している方も意外と大変なのね・・・しかし、単なる話好きとか、考えている間に
しゃべらないで・・・と言いたくなるんだろうし・・・先生だからそうは言えないし・・

と葛藤の中、ついに口を開いて自分の気持ちを語った・・・それなのね。それ。
それが本音。ならば、こちらも当然ある。まずは基本。脇をあけないとか、手首を

曲げないとか、ボンドの付いたバタ-ナイフは必ず持って・・とか、一連の動作は
言わなくてもやらなくなるまで、ずっと言い続けます。しかもそれが出来るまで

技術論よりも何よりも、ロングランで1作品を丁寧に終わる事。大事なのは、キャリコを
作る・・と決めたのだから、せめて資料として写真を見せているのだから、

その中で気に入った写真のキャリコを決めて、その通りにならないかな?と目指す事。
似ている・・・ってなるように。最初は物真似からなのね。

つまり何とかキャリコに見えるように・・・が大事。金魚に見える・・・では無くて、
キャリコにね。ほらね、最初は漠然じゃなくて、絞り込む。こっちの方が作りやすい。

何と無く金魚・・・これは幅が広すぎて曖昧になる。しかも流動的過ぎて気持ちの変化で
いくらでも変ってしまう。2.3回で終わるのなら、気の迷いも起こる前に終了だが、

ロングランではいくらでも心変わりしてしまう・・・・そこを治す。きちんと決めた通りに進んで、どんな時もぶれない・・・とね。まずはここ。

やっぱりいきなり自分を語る・・・はきつかったかな・・・厳しいってのは大抵の人は
自分を語るなのね。自分自身なんて隠す事はあっても、語る場所なんてほぼ無いだろうし

当然そんな事をすれば、相手と合い交わらない事だってある。
教わるって言うスタイルにも寄るが、塾と学校では全く違うのね・・・・

いずれにせよ、ここのやり方は、常にどうしたい?なのね・・・その代わりにそうしたいのなら・・・こうして・・・となる。先に決めるのはお客さん。

ただね、一番引っ掛かるのは最初に俺の作品のように、金魚が泳いでいるような・・・
そんなのが作りたい・・・それなのね。とても有難いんだけれど・・・・。

それは繊細さなのね・・・間違いなく。いかに観る、そして観る、何しろ観るなのね。
けれどね最初って、作るに集中するから、観るって事よりも、進む事を重視する。

まずは作っては離れて見る癖を付ける。全体を見渡して、戻る前に1歩先を読んで、
あそこをやる・・・って決めて戻る・・・その繰り返しに慣れると、何歩も先を読む事が

出来るようになる。そんな話もしつつ・・・それじゃ動かそうか・・・そのキャリコ。
不思議そうな顔をしてたが、オレンジの電気わ当てた瞬間・・・あっ・・・って。

そうなのね、モザイクってのはそう言う風に観るものなのね。何とも艶かしく美しい。
絵画には無い美しさなのね。そして軽く頭を動かすと、キラキラって光が動くのね。

それが泳いでいるように観えたりするのね・・・魅せ方、見せ方ってのもあるのね。
女優だけじゃないのね・・・あはははは。

いずれにせよ、また新しい人が来た以上、教え方もまた1つ増える訳で・・・
人と向き合うってのは、中々難しいのね。傾向と対策には時間が必要なのね・・・

しかしながら、質の良いモザイクになって来ている。時間は掛かるが良い作品である。

そんな中、びれっじさんの大人の下地のデザイン・・・穂竜って種類なんだけれど


まだ未完成なんだけれど・・・・こんなのがやりたい・・・って人がいて・・・・



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユニディ、アップル教室とびれっじさんへ・・・

2012-07-06 06:48:14 | モザイク教室
NHK学園の熱帯魚の仕込みをして待つと2人がやって来る・・・今日は色々とやる事が
ある。まずは久しぶりのユニディの様子、それとアップルさんの立て直し・・・・

何しろ久しぶりって言うのは、教えた事は一体どうなっているか?・・・になる。
人は忘れる事がある。それを何度と無く言い続けて、体に覚えさせて切る、張るの動作を

身に付け、点で描くまで来た。そしてそれを流れに変えて線で描くに変り・・・と
常連になっているのだけれど、前々から言うようにユニディは常連の中では異色。

ユニディの愛称の由来の木工が得意で、美大出となればデッサン等の基礎がある。
当然下絵を描いてもサラサラっと。だからこそそれを上回るモザイクを作るとなると、

そう簡単には越えられない。逆に他の常連は美大どころか、美術部でも無いだろうし、
だから今は下絵を描き慣れる・・・そんな特訓中な人もいるし、上手くなった人もいる。

そんな人は確実に下絵をモザイクの完成が上回る・・・それは下絵が上手く無いから。
けれど仕上がった感激はそれが上回るから報われ度が大きい。

それの繰り返しで何度もやっているうちに、段々と下絵も向上していつしか下絵も一緒に
上手くなって来た・・・そんな常連が普通なんだけれど・・・・

そんな中、ユニディが立体のモザイクをしたい・・・となり、それが外の壁に・・・と
そんな話でこれを作る事になったけれど、子供が野球を始めたらしく時間を取られる

事が多くなったりして、中々来られなくなった・・・そんな感じなのだけれど、
何しろそうなると、指導はここで盗むしか無い。大抵な事ならここを読めば、

常連なら何度と無く聞いた話ばかり。忘れていた事を思い出すには取って置きの場所。
けれど何しろ立体は俺とかぐやしかいないし、その大変さは今本人が一番判っているはず

柔らかく緩やかな場所は張りやすいが、きつい角度は何しろ張りづらい。ボンドが
少なければコロッと落っこちたり、入り組んだ所は張る順番を間違えると、タイルが

入らなくなったり、3歩進んで2歩下がる・・・そんな事が多い。果てしなさはピカイチ。
しかし外に設置した時の存在感は俺の作品を観ても判るだろう。

そしてもう1人のアップルさんは・・・と言うと、前回のこのまま1セットの絵で
3セット作るの辞めようかな・・・・そんな話で終わっていたのだけれど・・・・



来てそうそうの話は、どうしてそんな気持ちになったか?の理由。
すると、家のインテリアとして派手かな?と感じて・・・と言うのね。

すると、ユニディが1つだろうが、3つだろうが変わり無し。モザイクは派手になる。
とキッパリ言ってくれて・・・更に上乗せして、この下絵を描いた時に、俺もユニディも

この下絵に参加してたよ・・・先生も常連も後押ししていた下絵で始めたんだよ・・・
インテリアを作りに行ってはダメ。そこに合わないじゃなくて、これに合わせて貰う。

そうなるんだよ・・・意味はとても簡単。実は一番ちょろくこの作品を扱っているのは
本人のアップルさんなのだ。作り終われば判る事だが、必ずこの作品が置かれた場所は

どんな高価なモノを置いた所で、人はそんなものには眼は取られる事は無い。
どんな綺麗なモノを置いた所で、それは流れて行く話になるが、この作品を避ける事は

出来ない・・・しかも本人が作ったとなれば・・・えっ?凄いぃぃ・・・となり得る。
そんな神々しい作品になるはずである。しかしその意味が本人には判らない・・・

ただ少なくとも、1つだけは阻止出来た・・・そのままになった。元のままになった。
するとどうなったか?



今日だけでここまで進む事になる。たった1日で。結局こうなる。つまりどうしようか?
と悩んで作った1つ目は、子育てみたいなもので、ん・・・どうしよう・・・?なのね。

けど2人目以降は知識、知恵、慣れ、色々と経験値が上がれば、これはこんな感じ、
これはまっこんなもん・・・と手抜きでは無いが、迷いが少なく慣れによる見切りの

速さがこうしてスピ-ドを上げて行く事になる。しかもその速さは人の気持ちさえも
変えて行く・・・何とも気分が良くなる。色も形もほぼ同じ事なのに・・・。

しかも1つか3つか?って悩んでいた時は、まだまだ1つを終えるのにどれだけ果てしない
のかな・・・?いつ終わるのかな?って思いつつ、3つ終わるのは・・・?その上バック。

もはや恐ろしく気の遠い話になった事だろう・・・。しかしながら、こうしてじゃ3つ
・・・と決めてしまったら、進むしか無い・・・と気持ちを切り替えた瞬間、

同じ人にやる気スイッチが入った。やらなきゃダメなのぉぉ?やらなくても良いでしょ?
そんな後向きから、やらなきゃ・・・って前向きに変っただけでね。

これが人の気持ち。そんな中、たわいも無い話の中に、金が好きで・・・なんて話を
聞く事になる。そこで、オ-ルドノリタケの本を見せたのね・・・・。わぁ素敵ぃぃ。

ほぉぉぉ、じゃあそうしちゃえば・・・・それ目指せば・・・ってね。
そこで最後に帰り際に、作品に電気を当てて見せると・・・あっ・・・説明いらないね。

そもそも夜はテ-ブルにこうした電気の光が当たる。蛍光灯ではこうはならないが、
オレンジっぽい光を当てると、ドラマチックに神々しくなる。それがモザイク。

こんなものが派手にならない訳が無い。問題は表現力の無さ。派手じゃないのだ。
神々しいなのだ。こんなに作り込んだ作品を軽々しく、派手なんて表現している事が

卑下にも聞こえるし、これを作った作者への冒とくである。例え本人でも。
それが判ったのなら、ここら辺に金を入れれば、かなりオ-ルドノリタケ風味になる。

勿論、淡いコロのようなバックにすれば、可愛いとなり、作品の年齢を下げる。
大事なのは、インテリアを作っているのでは無くて、モザイク教室に通っている事。

そもそもが自宅のインテリアならクラフト。それならお手軽簡単に作らなくちゃ。
軽々しいんだから。軽く模様替えして軽く捨てられちゃうくらいの。

忘れる事も出来るような・・・ね。こんなに時間を掛けて、自分と向き合う作品が
例えテ-ブルであっても、来客に飲み物を出す為に置こうとしたら、

ここに置いちゃダメぇぇぇぇって、来客に言われるようじゃないとね。
何しろ完成すれば必ずそうなる。一生ものなのね。けれど、理解して貰えたのは良かった

そんな中、ユニディとアップルさんは友達と言う事で、比較して話をしたのね。
何しろ常連のユニディは立体の難しさを体験して悩みつつ進んでいる。

アップルさんは後から入ったのだけれど、月に1回をキ-プしつつやっている。
そりゃ段々と追い付くのね。だって楽しいから続けよう・・・って始めたのに、

常連は良い物作りたい・・・とこだわり、次から次へと難題に取り組む。
いつしか楽しみのインテリア作りよりも、凄い作品、チャレンジのようになっている。

方や、後から入って来たリピ-タ-さんは、まだ楽しいモザイクの段階。当然進み方は
早くなるし、それが自信になって、また、また、って自宅でもやるのだから、

そりゃ上手くもなるでしょ?みんな常連もそうしてたんだよね・・・以前はね。あははは
けれど、それを常連には、がっついてやるな・・・と言っているのね。

もうガツガツやってもそんなには進まないから。本気過ぎてね。それよりは、ずっと
やってないなぁ・・・にならないように。そんなには遠ざからない事。

それだけで大丈夫。ただそれでは作品の進み具合が悪くなる。そこは堪えるか?
時間をやや取って進むか?位なので、何しろ進まない事に耐える。ここ。

でもそれは、進まなくてもまっ良いか・・・では無い。日頃の生活に年中出て来ては
常連の場合は、続かなくなるからって話であって、別にやらなくても平気ぃぃぃ・・・

になってはダメなのね。何しろこだわり方が尋常で無い分、ロングランになるからね。
大作作りは・・・。それを乗り越えると、必ず今よりも一皮剥けた自分と会えるのね。

こんな事を踏まえると、ユニディは自宅で進める時は、体はすべて繋がっている。
濃い所があって薄い所がある。何角形?、大きなブロックよりも小さなブロックの方が

作りやすい。ボンドはきっちり新鮮なのを付ける。ガラスタイルは折る。1.3.7とかで
作って、1.2.3.4と順番に張らない。運動会のトラックにはしない・・・・とこんな

暗号めいた言葉を思い出せば、必ず進めるのね。合い間見つけてやってみっ・・・・
今月の終わりには子供教室で伺うからねぇ・・・・あはははは。よろしくね。

ただこんな話をしている時に、アップルさんがユニディのかえる凄いのに・・・と言うが
勿論そうなんだけれど、それは経験者だからであって、第三者からは可愛いって評価に

なる可能性が高い。リアルな作品は凄いぃぃと評価され神々しくもなり得るが、
デフォルメした作品は可愛い・・が多い。しかもそれを上回るにはある程度の大きさ、

つまり外に壁画として完成した後に、凄いぃぃぃ可愛い・・・と凄いが上乗せになる。
だからしばらくは辛抱となる。しかもこれがお花だの万人受けする題材ならともかく、

ユニディのテ-マは独特で、何しろ人から見れば相当個性的。つまりユニディの場合は
題材がとっぴなのだから、すでに着崩しになってしまっている。

しかし下絵は完璧。足りないのは筆のタッチ感のような、モザイクでのタッチ感。
これさえ理解出来れば、根気で進めるんだろうが、何しろ辛抱。

基本で教えた事を忘れないように・・・思い出して・・・慌てて進まない・・・・
そして休み過ぎず・・・必ず忘れる前にタイルを触る事。そんな事が大事。

その後、連絡して大人教室のサンプルを持ってびれっじさんへ・・・・


集まると良いのね。びれっじさん入荷もらんちゅうなら、サンプルもらんちゅう。
本当にらんちゅう祭りなのね。あはははは。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みどり教室

2012-07-05 05:35:27 | モザイク教室
実は昨日、書かなかった事が1つあって・・・・それは綿棒で耳掃除しながらブログを
・・・ん・・・・あれ?・・・・何で綿棒なのに棒だけなの・・・・?

普通、綿、棒、綿じゃん。何で綿、棒・・・無しなの?・・・えっ?しかも耳に違和感。
って事は、耳に綿が残っているって事ぉぉぉ・・・・?

ん・・・どうしよう・・・?って言ったって夜・・・かぐやは明日、何とか病院が・・・
みどりさんに相談して・・・と言うが・・・ん・・・・。

横でかぐやの息子が、katsuさん、掃除機で吸えば取れないかな?って言うし・・・・
ん・・・・。そんなこんなの朝、用事でキウイから電話があり、その話をすると・・・

大爆笑され、しばらくすると駅前の耳鼻科の詳細メ-ルが入って来た。
その後、みどりがやって来て、その旨を話すと、携帯で時間を調べてくれて、

午後一番の診療で・・・となり、甘える事にした。それなら悩み事の少ない事が良い・・
そこで、金魚の下地の枠張りの仕込みをやって貰う事になった。

びれっじさんのお客でもあるみどりが仕込んで、当日も手伝いとして参加するのだから、
それはそれで実に悪く無いしね。

そんな中、耳鼻科から帰って来ると、あれ?・・・あっタピオカとキウイ。
心配してくれてんのか?大爆笑なんだか?・・・まっ良いかっ・・・有難うね。

おやつも頂いて・・・さてそんな中、みどりが自分の作品に戻ると・・・
さっきの下地のペ-スよりも、ガクッとペ-スダウンする・・・。

自宅で水の部分を作って来たのだけれど、例えばバケツで水を撒いたとする。
これはバサッぁぁぁぁぁって感じじゃない?これをシャワ-みたいになると、隙間に景色が

見えたりもするよね?サァぁぁぁぁって感じにね。これを説明してどうしたい?って。
しかも恐らくみどりは水は透明って思っているのか?曖昧な薄いタイルのみだけで、

張っているから、自分でも何かが・・・とは思っているようだけれど、その何か?が
見つからない・・・そんな感じのようだった・・・。

要はいつものように、しっかり決めて、それに向かって行く・・・が必要なんだが、
調子が悪いんだろうね・・・きっと。そこで立て直しとなる。

では検証。さっき1cmの4分の1で金魚の枠張りをしたが、時間は掛かるも内容は悪く
無かった。しかし自分の作品と向き合った瞬間、完全にペ-スダウンとなる。

何故?それは腕がカバ-していたから。枠張りは1cmタイルを4分の1にして、色は白で、
サンプルとしてこんな仕上がりで・・・と完全にマニュアルがあった。

つまり楽譜にすべてが記入されてあった・・・ミュ-ジシャンのようだった事になる。
つまり楽譜さえあれば、みどりの実力は完全にその通りに弾ける様になったと言う事。

考えずにね。所が考えないとならない、自分と向き合わなければならない、そんな作品と
なると、簡単に進めなくなった・・・つまりプレッシャ-が掛かった事になる・・・

しかもプレッシャ-が掛かると、何が起こるか?まっ野球なら安全を・・・と考え、
バットを短く持って当てに行け・・・なんてこじんまりした事を言うんだろうね・・・

おいおいそれじゃ、相手に丸見えだぜ・・・小さく見えるね・・・だって打て無いから
って当てに行くんだから・・・あんこには塩って教えてるだろうが・・・っ。

塩のさじ加減なのね。まず楽譜があった時は切り抜けられた腕はある。
ならば楽譜さえしっかりすれば、タイルは同じ1cmタイルなのだから、違うのは色のみ。

つまり色に悩んでいる事になる。しかも悩んだ時は無難となるから薄くなる。
じゃそもそもの自分の好みを考える・・・原点は一体何だったか?・・・・

では最初に張った枠。上絵の緑を使う人なのね。


ならば、そんなに濃いのが嫌いなはずは無い。つまりチキンハ-トなだけ。
そんな時はさじ加減だけ気にして、思い切り振って行け。いつも通りに。

これが精神論。そもそも腕はある。足りないのは今は迷いの部分。となると、思い出す
のは虹。言ってたよね・・・確か虹のように・・・虹は7色。切れの良い色を使える。

ただし濃いのを使うのなら、最初は無難な送りバントみたいな事をしようとした人なのだから、思い切りは精神論のみ。そこはさじ加減、いかに隠し味で入れられるか?

そこがミュ-ジシャンの腕。変えるのは音色。上手く入れられれば虹にも見える水。
そのままやれば無難な水。上手くなるって言うのは、すべてがこう言う事。

常連のようになったら、足りないのはこんな話。これがいつも話をしている85点を
楽々取って、15点を失敗しに行く。びくびくしない。無難にしない。

と言って、雑にチャレンジしに行かずに、繊細に考えて、大胆に攻撃する。
いかに大きく見せるか?狭いスペ-スをね。当然守る時もそう。

狭く守れば大きく開く部分があると言う事。しかもそこに落とし穴もある。
自信があって大きく開けているのかも知れ無いし、自信が無いから狭く守っているのか?

実力者はそこが悟られない・・・相手にどっちなんだろうとね。だから迷わせる事が
出来る・・・つまり実力者はフェイクが上手いとなる。

そこにはテクニックのフェイクもあるが、心のフェイク。つまり悟られない・・・ここ。
ばれちゃうかな?ってやっている手品は穴が多い。それが見られる事に慣れると、

場慣れする。同じメンバ-、同じ観客、緊張感が無い場所・・・これでは単なる慣れ。
しかし、大舞台って言うのを目指す場合、常に人が見ようが見まいが、そうなる前提で

やっていれば、精神論は小物でも大作でも結局時間だけの違い。小物が楽で大作が重い
では無くて、常に緊張感があれば、結局進み方は一緒。スペ-スが無い分早いだけ。

これはタピオカ見れば判るでしょ?いつもペ-スが変らない。何をしても同じ。
つまりこうした持ち味ってのが人にはそれぞれある。みどりとて同じ。

例えば本来の姿・・・ここ。作品は自分自身。つまり自分って言うものの姿、形なのね。
悩めば、それが自分、進めば、それが自分。何を大切にするか?

早さなのか?上手さなのか?納得なのか?出来た喜びなのか?評価なのか?・・・・
それが常連はここが過渡期となる。つまり上手さはレシピや楽譜があれば困らない。

しかもその評価すらも悪く無い。俺がやろうが、常連がやろうがお客さんには判らない。
しかし、常連には俺との違いがハッキリ判る。その違いが判る眼を持っているから。

つまり目利きをも持っている事になる。つまりその眼で自分と向き合えば、そう簡単には
問屋は卸さなくなる・・・って話。

調子が良いと自分の眼にかなって、調子が悪いと眼にはじかれる・・・はじかれると
進まず納得出来ず、ピタリと止まる・・・止まると焦る、焦るから進む、進むから・・・

どつぼにはまる。剥がしたい・・・とか、無難にとか・・・ね。違うのね。いかに進める
為に何を調子が悪い時に進むか?となる。つまり調子が悪い時にやる逃げられる部分を

作る。何も考えずに進める場所。色も限定され、同じ事を黙々と繰り返す場所。
調子が悪いのなら、そんな所を進みこれ以上下げず、悩まずに進める場所をね。

常連ならそれが出来る腕がある。それを悩む場所、向き合わなければならない場所を
調子の悪い時に向き合えば、調子が悪いと判断してて進むのだから、調子が良い眼で

見ればとんちんかんになってて当然。つまりいかに調子が悪いか?に気が付くか。
いかに調子が悪くなる前に準備出来るか?どんな時にそうなるか?何が苦手なのか?

そもそもモザイクの悩みなんてのは、趣味の場合は知れている。つまりそれ以外に
原因があると言う事。その上にモザイクの構想を乗せたから溢れているだけ。

溢れた時に気が付くから、溢れたのがモザイクって言っているだけ。
その前にあったのが本当の悩みなのにね。しかも、大事なのはそれに気が付かないと

人はそんなに簡単に変らない・・・に当てはまるから、治らない。
気が付き治そうとすれば、早期発見に繋がる。自分と向き合ってんのね・・・本気なら。

単なる趣味なら常連なら、もう評価も貰える上手さもあるから、そこそこ楽しめる。
手伝う事だってそう。任せられる腕がある。仕事としても成立する。

つまり後は俺が人にもっと認められるだけ。そして単価が認められれば上がるとなるが、
実は上がるでは無く、適正価格に近づくだけ。当然、それは俺が認められれば、

常連もそれなりの適正評価となり、当然常連の手伝いも適正価格になるだけ。
それが弟子となると、当然最初から仕事前提と掲げられているのだから、その上になる。

まっ簡単な事。それを前提なら、みどりは弟子になりたい・・・と名乗った人。
おいおい、こんな事は言わずに判れ。何度も言わせんなっ。常識です。一緒に仕事を

やるのなら。仕事は貴方に合わせてやるのでは無く、仕事に合わせてやるものです。
逆に貴方に合わせて貰いたいのなら、巨匠を目指しなさい。

そこまでたどり着けば、休みも仕事も貴方中心です。いかがですか?
心技体。心が弱過ぎぃぃぃ。ばればれです。腕はまずまずなんだけど。

ただ中々良い腕にはなって来た。不器用でモノ作りって何?って人だったけれど、
何処にもそんな事を感じさせない。俺はそう思う。

厳しい事を言うのは仕事にしたい・・・と言うから。そのまま立ち止まっているのなら
趣味の人に、いつまでもよろしくお願いします・・・って言い続けるだけ。

ただ最後のステ-ジ・・・つまり弟子・・・一緒に仕事をしたい・・・となれば、
お金を支払って職業訓練所に来ている事になる。しかも仕事もあっせんして・・・と。

しかし俺の仕事は売れっ子にならないと、生活出来る状況では無い。その日を待ちつつ
腕の準備・・・・そしてそれまでは、仕事に合わせて生きて行くしかない・・・・。

その究極がかぐや。15人のNHK学園のお教室に大阪からやって来る。
しかもみどりも参加する。俺と3人で行く予定。普通の先生なら有り得ないだろう。

がしかし、舞台慣れが必要なみどり。サビが発生しそうなかぐや。たまにはとがないと
・・・・となるが、支払いは満足に出来ない状況。15人で3人も行けばね。

しかし師匠が赤字なら当然・・・と喜んでやってくる馬鹿弟子。こんな事を今はやらなきゃならない・・・・それが弟子・・・馬鹿じゃなきゃ出来ない。

意味は良く判っての事ならば良いが、しっかり理解した上で・・・となる。
お手伝い・・・じゃなくて、仕事。1円でも貰ったらね・・・

必殺仕事人観りゃ判るから、小判取って一仕事。一緒に・・・ね。
あはははは。苦労掛けるね・・・この夏も頼むわっ。

あっそうそう、話が反れたから軽く指導の続きをすれば、同じ腕を持って同じ人が
猫だのライオンだのリアルに作れば、そっちは上手いと表現はされるだろうが、

こうしたポップなデフォルメした絵は・・・・えっ?ポップ・・・淡い色で?無難に?
ほらね・・・ポップだったら・・・そうなるでしょ?

一番最初に決めた事に忠実にやればたどり着くのね・・・だって構想を立てる時に、
俺も立ち会って、じゃそれで・・・・って進めたんじゃないの?

そこを曲げられたら、何を目指していたか?根本が変わってしまう事になる。
殺人事件を書こうと思っていたのに、1人も死なない小説って・・・ある意味興味は

涌くけどね・・・あはははは。何しろポップってもんの評価を上げるのは難しいのね。
勿論ファンタジ-なんかも一緒。いかに華やかに・・・とかにならないかな?

とは言え、やり過ぎればね・・・・そう言う事なのね。じゃ頑張って。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドゥ-パ・・・・学研グル-プの雑誌の取材

2012-07-03 20:11:13 | モザイク作家
今日は久しぶりに取材の依頼でユ-ミンの家の壁画からスタ-トって事で、
JR大久保駅で10時に待ち合わせ。

って事で、かぐやに俺何時?って話から、所要時間と金魚の世話と朝のシャワ-って事で
6時半に起床。お陰でたっぷり金魚タイムが取れた・・・

何しろ本来なら今日の事を踏まえて、びれっじさんに行った方が良いんじゃないか?・・
と昨日の夜の事。そもそも良い事と悪い事は紙一重・・・

何があるのか判らないから、良い事の前倒し・・・そんな事まで考えていたが、
結局行かずに今日に至る・・・だからせめて池の金魚を長めに観る事で何とかリラックス

・・・したかったのね・・・・何しろこんな日は期待と不安が付きまとうのね。
勿論取材って言うのは、それが俺の宣伝広告となるもので、どんな形であれ、

何か変化をもたらす事もある・・・・良い事ならお教室や作品依頼なんて事もあるかも
知れないし、何らかの問い合わせもあるかも知れない・・・これはすべて仕事に即、

繋がらなかったとしても、今まで知り得なかった人が知ってくれた事が大事で、
それは俺の過去を振り返って貰える良いチャンスになる。

しかしながら、その逆にあるものは、美術会社からの問い合わせや、タイル業者、
ホ-ムペ-ジ作成会社、・・・・数えたらきりの無い、すべてお金がかかるような事。

そんな対応も失礼の無いように断らなくてはならなくて・・・あくまで失礼の無いように
・・・一応そんな人達もホ-ムペ-ジとか観てくれた訳で・・・。

更に話を広げれば、何処もかしこも何年振り・・・そんな感じとなる訳で・・・
必ずしも載るとは限らない取材では、声を掛けずに観られる所はひっそり終わりたい。

それについては以前に語ったように、載らなくて気まずい事もあって・・・
それ以外にも色々と人と会うって言うのは、必ず良い事だけとは限らない・・・だから

前倒しの楽しみポイントが欲しかったんだけれど・・・・さてさてそれでは、
当然、遅刻なんてある訳が無い・・・待つ前提の到着。20分位はあったかな・・・?

それでかぐやと話していると、ライタ-さんと会社の人がやって来て・・・・
ちなみにライタ-さんは俺より上の男の人で、会社の人は女の人。

そこから歩いてすぐのママの家に到着すると、その後すぐにカメラマンさんがやって来る
勝手知ったる場所・・・とんとんと撮影も進んでいたが、ひとまずママにご挨拶して

おいとま・・・って事で、しばらく待ちながらの撮影。そしてしばらく振りのご挨拶を
して後にする・・・その足で、亀有の龍と蛇のポスト・・・ここは連絡していないから

やはり不在で撮影だけして次へ・・・その足で近くにある壁画の作品のお宅へ行くと、
そこには壁画は無く、恐らく取り壊してしまったのだろう・・・と思われる。

連絡しなくて良かった・・・これが良い事だけでは無い・・・予想外の事。
まっ回転すしの壁画で取り壊しの経験はあるので特にダメ-ジは無いが、ちょっとだけ

残念だった・・・そんな感じ。売れっ子だったら守れたなっ・・・ってね。
ここでは取材の人達に気を使わせてしまったのが気になる事だったが、そこも説明をし

いちいちガッカリしていても、色々事情もおありだろうし、常に己であって己で無し。
人であってひとでなし・・・それが俺。

本当に芸で喰って行くのなら、願う事と憂う事のみ・・・己の為の涙など残している事が
人になる。もっと残したい・・・・いや残さなきゃ・・・と思わせるものを作らないと

芸として完成形では無いし、そう言う事が大事で・・・・所詮はかないもので、
自然淘汰する無縁仏にならないように・・・守られる作品を作りたい・・・

そんな事も思いつつ、昔こんな話があって・・・と、この作品のエピソ-ドを話した。
昔、鴨川でお教室をやってた頃の話で、あっこんな感じのものが近所にある・・・って

言われて、何処にお住まいですか?と尋ねると地名から何と無く割り出せて・・・・
それでどんな?と尋ねると、ここの作品だった・・・そこでジャズから演歌まで、

1日中、音楽が鳴っていたでしょ?と尋ねると、あぁそうそう・・・あれ俺です・・・
そんな話。それにも理由があって、タイルを切る音は雑音で人が避けてしまう。

けれどバリエ-ションを持った音楽は人を寄せ易い。そんな音楽繋がりは声を掛けて
頂ける事もある。つまり犬友達や、今の池の金魚付き合いみたいな関係が生まれてね、

仕事がしやすくなったりする・・・・まっそんな事も記憶の片隅にエピソ-ドとして
憶えていて貰う・・・そんな事も狙いの一つだった・・・

何しろライタ-さんの質問の中には、そう言った過去のエピソ-ドを思い出す質問は
多々あって・・・・過去を振り返るって言うのも、良い事もあれば辛かった事もあり、

覚悟はしていたけれど、思わぬ展開に1を知ったら10を・・・ならば、今後もあると
言う事であって、葬儀に参列した人達の会話だったと思えば良いんだな・・・とも

思った。大事な作品のね・・・今まで有難う・・・と供養した・・・心の中で。

さて無くなったものは撮れないし、次々。と言う事で、三郷の若旦那に連絡して、
急きょ伺う事になる。何処まで行く時間があるのか?先方に伺うと写真撮影が出来る

明るさがあるまで・・・とロングランな事で、それなら・・・と電話したのだけれど、
それでも撮影させて頂いた。若旦那とは電話で確認を取ったがお会いする事は

無かったが、奥さんにお話が通っていて助かったが、これも迷惑な話で、
最初からきちんと連絡をしていれば、いきなりなんて事も無く済んだのだろうが、

逆に遠慮した事からこんな事になってしまった・・・最低な事例になった。
まっ遠慮して相手に迷惑を掛ける・・・馬鹿な話になる。

特にきちんと話をした訳では無いから、相手の気持ちは判らないが、いずれにせよ
撮影が出来た事は良かった・・・

その足で今度は、ゆりの玄関のお宅へ行くと、お母さんとお姉さんがいらっしゃって
昔、ここでお教室もさせて頂いた事もあり、撮影の話をして許可をもらって・・・と

ちょっとした会話の中に、実は・・・この家の主だった若旦那が亡くなったらしく・・
katsu先生にはこの玄関作る時に・・・とエピソ-ドを思い出す話があった。

ここには仏壇にゆりの花が絶えずあって、そんな事からゆりを作る事になったのだけれど
若旦那が昔野球をやっていて、今もご贔屓球団があるとの事。

そこでお母さん達には判らないように、バットやボ-ル、そして球団のイニシャルを
そっと入れて置いたエピソ-ドがあって、喜んでいたんですよ・・・と言う事があった。

そんな話をされて・・・・あぁそんな事あったなっ・・・ここもまた知らなかった事が
撮影と引き換えに・・・知ってしまった。こんな事もあるのか・・・今後も・・・

そしてまた次へ。誰もいなくても外の作品なら問題無いので、アイフルさんの家へ。
勿論不在でそのまま撮影。その後にシドさんの家で撮影。ここも勿論不在。

これならそっと撮影だし、載らなかったとしても、特に判らないだろうし、迷惑も
大きく掛からずに済んで気が楽に終わる事が出来る。

所が確かにDIYが支流の雑誌ではあるが、繊細さやタッチとなると、室内作品も見せたい
な・・・と思って、近所のチュ-リップさんの家に行くと、息子さんがどうぞ・・・と

お母さん不在だったけど、撮影させて頂いた。そしてアトリエに・・・となるはずだったが、俺と作品みたいな画像が雨天によって確かな状況では無いので・・・となり、

それでは室内で大きな作品となると・・・・これが載れば喜ぶ人もいるだろう・・・と
言う作品では?と当代島公民館に行く事にした。これは俺の作品では無いけれど、

以前教えながら、みんなで作った作品で・・・と。趣旨も判って貰えて・・・館内へ。
受付でその旨を伝えようとすると・・・・以前お話した事のある職員さんが

1人いらっしゃって・・・・どうぞ・・・となり撮影。けれどここでは笑えない・・・
顔が固いと言われても・・・そもそも作品の前で笑える作品なんてあったかな・・・?

昔の俺と今の俺が写真を撮られて・・・作品ってのは自分自身。
恐らく血だらけ同士・・・昔の自分に生きてんだなっ・・・未来も・・・と言われ、

お前もなっ・・・と昔の自分にねぎらいの言葉を掛けたようなもの・・・ちっとも
笑えない・・・しかも回りの人にはあれ誰?と言われ、お騒がせして済みません・・と

頭を下げ、質問されて無礼の無いように説明をし、お話しすると私も参加した・・・と
言われ、その節は有難うございました・・・その時、講師をさせて頂いたkatsuと

申します・・・と挨拶をし、また頭を下げる。何度も何度も今日は頭を下げる・・・
別にこんな安い頭を下げるのは何とも無いが、ただ疲れるだけ・・・。

何しろ人と会うって言うのも、ただ会うだけ、ただ頭を下げただけ、言えば言いだけ
・・・と軽いもんなら、ちっとも心が入っていないうわべだけなら、よくある日常に

観掛ける光景で楽で良いし、自分の私利私欲に結び付ければ、少々の事はつり合いが
取れるだろうが、果たして俺のような場合、単なる私利私欲なのだろうか?

それとも雑誌に載った自分の家の作品を喜んでくれるのだろうか?逆に迷惑になるのか?
そんな事は制作当時ならまだしも、時が経ち過ぎているのだから、人の心も変わって

当然だし、いずれにせよ取材とは?こんな事の繰り返しなのである・・・

そんな中、やっとホ-ムのアトリエへ・・・・ここが一番居心地が良い。
何しろ道具や材料に囲まれる、過去の実績も現在の作品もある。

見せれば良いし、語りオンリ-で不利な事ばかり。顔入りの撮影なんて福山くんなら
ウエルカムだが、所詮この程度じゃ、作品の後で背後霊程度で十分で、前に立つなんて

恐れ多い。そんなに偉かったっけ?と作品に言われそうである・・・・何しろ作品が
凄いと言われる事が多くなっただけで、俺では無い。作り手なんて売れるまでゴミ。

凄いのは完成品の作品。ここは勘違いしないように・・・と心掛けていると話すと、
ライタ-さんが笑うので、俺よりも年配の人だし、団塊の世代ならいちいち説明は

いらないな・・・昭和の話をしても・・・と、所詮貧乏人の成り上がりがハングリ-精神
そんな奴らが先人にいて、追い掛けているだけでしょ・・・・俺も。

1人ずつ叩き潰して上に上にと戦国時代からこの国の歴史だし、スポ-ツもそうだし、
勝ち残り、価値残り、何でも一緒で、カマ持って生き血を吸う死神にでもなれば良い。

俺は裕福では無いので、パンが無けりゃお菓子食べりゃ良いじゃん・・・なんて名言、
迷言は吐けないし、生命保険の切り崩しが無くなる寸前までは、人の心も持ち合わせるが

喰うに困れば、死神大いに結構。レバ-は生じゃ喰わないけれどね・・・俺は・・・
あはははは。俺にはそっちの方が残忍にも思えるが・・・・。くっっっっ。

いずれにせよ、ア-チストなんてやって行くのなら、ばかやろう死ねぇぇ・・・か、
神様、仏様、katsu様ぁぁってな掛け声や、katsuぅぅぅぅって声援を貰えないとね。

後はそんなになれば、先生katsuなら予約でいっぱいです・・・となるだろうし、
作家katsuは予約でお待たせしております・・・となるだろうし、

あっそこまでは来てたっけ。あはははは。違う違う、その後が大事、それが他に売買
されるようになると、価値が上がるから飯が喰える単価になるって話・・・

今の俺はそれが無いだけだった。そんな話をして、卑屈でしょ?俺って笑うと、
その意味も判って貰えて、流石に拓郎さんの歌聞いていた世代は話しやすい。

学生時代に国に向かって石投げたんだからねぇ・・・俺はその世代の人にバンカラの
ような男はいなくなり、自分を持たない貧弱な奴ら・・・とののしられる世代。

そんな奴らのくくりに在籍している世代の俺だが、逆にこんな話もして貰った。
声援だけじゃなく罵声を浴びるのがプロってね・・・まさにその通り。

良かった・・・正しくて。じゃ世界から死ね・・・と頑張れを浴びられるようにならないと・・・こんな狭い国のトップくらいじゃ命は張れない・・・馬鹿馬鹿しくて。

あはははは。そんな話をして馬鹿にするも良し、へぇぇと思うも良し。
何しろ取材とはそう言うもの。自分を語れば良い時間。しかも書くのはライタ-さん。

そのまま使われる訳じゃないから、どう書かれているか?なんて見なくちゃ判らないし、
嫌われないように・・・なんてくだらない気を使う事は無いし、いかに真意が伝わったか

・・・に専念はするが、出来れば失礼の無いように・・・と願うのだけれど・・・・
話し手では無いし、中々上手く話す事が出来ない・・・それが現状。

何しろ最低でもなるべく作家katsuさんに迷惑を掛けない様に・・・質の低下に繋がらないように・・・と心掛けてます・・・と言うと笑って頂けた。

タバコを辞めて金魚1本に絞ったら、モンゴル出張では何も無くて参った話も、
その意味も判って貰えたし、前倒しの金魚を前の晩に行きたかった話しも、

私も家庭菜園持っていて、その意味は良く判ります・・・と言って貰えて、
ストレスの数だけ金魚が増える・・・って言うと、そこも笑って頂けた。

日常のストレスなら池の金魚で十分。けれど非日常のこんな取材となると、それはそれは
感受性なんてもんが邪魔にもなるくらい人よりも多く受ける・・・だからア-チストを

やっているのだから・・・・。となると、良い事だけじゃないのは知っているから・・・
失った部分を補充したくなる・・・それが今の俺には金魚しかない・・・・って事。

あはははは。貧乏にも程がある・・・・先進国とは思えない。

あっ、そうそう今日もキウイからメ-ルが入って、定員20人をオ-バ-してキャンセル待ちが出ました・・・の連絡が入った。

ユ-ミンのママにも忘れているだろうけれど・・・と予約した作品の催促があったが、
毎日やってます・・・お待たせしておりますが、数少ないお客さんなので、

忘れた事はありません・・・と伝えたし、あるお宅ではまた頼みたいな・・・と言う
話も聞いたし、いずれにせよいつご期待に副えるか?は順番に終わらないと判らないし

ここでもやはり済みません・・・・と頭をさげるしか無い・・・心の中で有難うございます・・・とね。・・・・と言う訳だから、近日中にびれっじさんに大人のサンプル持って

伺う予定。誰か近所に金魚専門の水族館作ってくれないかな・・・?年パス欲しい。
100万匹に囲まれて仕事したい・・・・今はそんな気分・・・・

金魚、きんぎょ、きんぎょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする