
今日も実家でコープみらいさいたま用の下地彫り。貯金箱の穴開けなんだけれど、結構舐めていたのね・・・それが5,6ミリ程度だと思ったら、1cm以上の
厚みがあって・・・1回で開かずに3回となると、手間が単純に3倍・・・予定外だったのね。
ただでさえ時間が掛かっているのに・・・そんな中、かぐやと話す内容は関東一高の支払いの件。そもそも今回の件は全く問題が無いのに、ピエロにしても
麻布小にしても内金が生活費になってもう無くなっているので、非常に厳しい状況にある・・・って事。だよな・・・最初からこうなる事は判っていた事とは
言え、有り得ない金額なんだから、追い詰められる。そうね、笑っちゃうくらい厳しいのね・・・ただ駆け出しの頃とは全く違うのね・・・同じ貧乏でも。
あの頃は仕事が無かったり、作品作りが10万ちょっとで数カ月掛かってしまったりして・・・やればやるほど厳しくなった。ただそれでも何も無いよりは、
前進する訳で・・・ただ今は単価こそ上がったが、これをターニングポイントと考えているんで、やり過ぎ上等って気持ちと、逆算して考えると・・・。
世の中の売れた人達のセリフが、あの時は良かった・・・なのね。ただそれは今、お金に困っていない前提で、過去を振り返り頑張っていた自分を無い物ねだりしているだけなのね。
そもそも当時の貧乏さが半端じゃ無いと思うと、厳しさは想像が付く。ただそれが本当なら、その良かった時期が今となるのなら、楽しまないと・・・になる。こんなに貧乏なのにね・・・。
ただそれと、yoasobi的な作り方をする俺からすると、そもそもグレーの桜を作っているのに、楽しい・・・って作っている事こそおかしな話で、この桜は戦争
ありきの話なのね。その時に知らぬが仏なら、みんなは楽しく作るのも良いと思うのね。しかし責任者としては、そんな事では済まされないのね。
それならこの程度の大変さなら、死ぬ訳じゃ無いし・・・ただ厳しいだけ。勿論、生活がままならなくなれば、何かを犠牲にするしか無いけれど、グレー氏
の悩み事を考えれば、後3ヶ月のどう逃げ切るか・・・の悩みや戦争の厳しさと比較したら、丁度良い苦しさなんだろうね。きっと。しかし、とは言え神様も中々のハードルを次から次へと用意するもんだわっ。
ただこれも昨日の品格の話とかと同じで、そもそも上級、下級みたいな格差はいつの世にもあって、マリーアントワネットのパンが無ければ、お菓子を・・
なんて事と同じで、下級にはとても言えないセリフであって、今も同じで、嫌なら抜け出すしか無いのね。その抜け出す為の機会を貰ったと思えば、成り上がる為の仕事。
秀吉が信長の草履を温めていた話も同じで、気が利く仕事なんてもんは、人がやらない事をしないとね・・・アンドレもそう。オスカルを守るには命を張る。
あんな話は普通と言えば、何処にでもある普通な話。仕えるとはそう言うもの。そして本当に気が付かれるのは、そこに居なくなってから・・・。
山下清の裸の王様と同じ。全部こうして先人がそうしていた・・・って話なのね。世の中のフィクションって話もそう。いちいちそう言わないとならないのは
もしかすると、本当は全部ノンフィクションな話なんで、フィクションです・・・としないと、問題が山ほどあるからかもね・・・。いずれにせよ、
人と違う生き方なのだから、普通なんて無いし、誰も教えてはくれないのね。まっ、いずれにせよ後3ヶ月どう切り抜けるか・・・はてさていかにって事なのね。